【最終更新日】2022年5月8日
こんにちは。ワインブックスメンターで、ソムリエ・エクセレンスのなーなです。
今日は受験においてのメンタル
のお話をします。精神論がお苦手な方はお戻りください。(笑)
エクセレンス資格の合格率は決して高くはありませんが、決して特別な技術や能力が必要なものではありません。
日々の少しずつの努力と、最後まで諦めないという気持ちが合格へと繋がります。
皆様はすでに一般呼称に合格しているという成功体験をお持ちです。
それは今回の受験においても、かな~り強い味方です!(私はそうでした)
受験を意識し始めて、何か始められたことや変わったことははありますか?
- トイレの壁が暗記メモでいっぱいになった
- フラッシュカードを作った
- 文房具を新調した
- 生活習慣を変えてみた
などなど。こういった積み重ねは正しい方向に向けば必ず合格に近づきます。
既に勉強を始められている方にとっては、日々が暗くて長いトンネルを手探りで歩いている。そんな孤独な感覚かもしれません。
それでも思い描いてほしいのは、エクセレンスに合格した後のご自身の姿です。
- どんな服装ですか?
- どんな場所にいますか?
- 誰といますか?
- 何をしていますか?
具体的に映像をイメージしてみてください。
例えば空手で瓦を割ることの出来る人がいた場合、瓦を割ることを意識するのではなく、その先を意識している。だから瓦が割れます。
私の場合は一次試験の2か月前くらいまで、全く自身がありませんでした。
小テストの結果は毎回散々だし、一般呼称の問題をやり直してもなかなか合格点に達しない。
そんな中でも、受験を志した日には携帯の待ち受け画面をエクセレンス・バッチにしていました。(俗称”黒帯”)
部屋の一番目につくところに「エクセレンス合格おめでとう。(合格発表の日付)」とデカデカと直筆で書いた紙を貼り毎日目にしていました。
今、自信がなくても大丈夫です。
こっそりでもいいです。まずはご自身に誓ってください。決めてください。「絶対に合格する」んだと。
「祈る」と言いますが、「意宣る(いのる)」とも言います。
意思を宣言するということです。
エクセレンスの受験を志している方、ご自身への誓いや決意をメールで教えていただけないでしょうか?こっそりでもいいです。
時間がかかっても必ずお返事させていただきます。
na_na☆winebooksonline.net
☆マークを@に変換して送ってください。
「叶う」という字は十回口にすると書きますので、10回以上口にしたとき叶います。
一人でも多くの人に言えば、必ず助けてくれる人が現れます。それも努力です。
終わって振り返ると、自分のために頑張って勉強した日々はとても楽しかったと思える日が来ます。
結果はどうあれ、勉強してよかったと思える瞬間は必ず訪れます。
それはご自身の生涯の財産になります!
今日もご覧いただきありがとうございました。
練習問題コーナー
⑦前回答え合わせ
1.南アフリカのOVPについて簡潔に説明してください。(2021年教本107P)
→Old Vine Projectの略称。樹齢35年以上の認定ブドウ畑から造られるワインに、世界初の植樹年を記載したシールの運用をして、高樹齢の畑を保護する活動。
誕生年と同じヴィンテージワインもいいのですが、同じ年齢のブドウ樹からつくられたワインのプレゼントいいですよね。このプロジェクトの発起人Rosa Kruger(ロサ・クルーガー女史)もチェックしておきましょう。また、”V”ine, “V”ineyard, “V”itis, “V”ino, など、外国語のワイン用語は”V”から始まる単語が沢山あります。
2.ケープの初代総督の名前を原語で回答してください。(2021年教本107P)
→Jan van Riebeek
「原語で」というところがエクセレンスです。ちなみに、1659年2月2日は「ケープのブドウから最初のワインが造られた」日です。年号、日付も回答できるといいですね!
3.アメリカのジョージワシントンやナポレオンが愛した南アフリカの甘口ワインの名称を原語で回答してください。(2021年教本107P)
→Vin de Constance
これは良く出ます!コンクールのお題、2021年のソムリエ・エクセレンス三次試験のお題にもなりました。ボトリティス菌を使わず造られる、南アを代表するミュスカ種から造られる甘口ワインです。独特の500mlのボトルに詰めて出荷されます。1886年にフィロキセラにより全滅したが、1980年代後半からKlein Constantiaにより復活させられました。
4.ピノ・ノワールとサンソーの交配種ピノ・タージュを誕生させた、ステレンボッシュ大学の教授の名前を原語で回答してください。(2021年教本107P)
→Abraham Perold
1925年の年号も合わせて覚えておいてください。
5.南アフリカ初のMCCを生産したメーカーの名前を原語で回答してください。(2021年教本109P)
→Simonsig(シモンシッヒ)
南アは独特の発音が難しいですが、何度も声に出したり書いたりして慣れましょう。また、MCC最大手のメーカーはロバートソン地区に本拠地ワイナリーを構える、Graham Beck、セラーマスターでキャップクラシック生産者協会の会長Pieter Ferreira史も覚えましょう!
⑧練習問題
- 西ケープ州を冷涼にする、南極からの冷たい海流の名称を回答してください。(2021年教本108P)
- 南アフリカのワイン法WOが制定された年号を回答してください。(2021年教本109P)
- 南アフリカにおいて最も大きな栽培面積を持つ産地名を回答してください。(2021年教本110P)
- 西ケープ州で総面積としては最大の地区名を回答してください。(2021年教本112P)
- 山々に囲まれた馬蹄型の土地で、「コールドトラップ」と呼ばれる自然のもたらす冷却効果をもつ地区名を回答してください。(2021年教本113P)
★お知らせ★
私(なーな)の働くお店、雀の庵では、現在サービススタッフを募集しています。
オーベルジュで本格的な料理に触れたい。ワインをもっと勉強したい。
などご興味のある方、お問い合わせください。(下記画像をクリックするとメールフォームにリンクします)
【ワインブックスオンラインスクールのご案内】
このサイトは、ワインブックススクールの運営です。
ワインブックススクールでは、月額2200円で、いつでも、どこでも、誰でもワインの学習ができる環境が整っています。
ソムリエ・ワインエキスパート試験の対策に
趣味のワインライフに
エクセレンス試験の対策に
飲食店の頼もしい見方に
ご活用ください。必ずお役に立てることをお約束します。
WBSのソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座はこちら→
ワインビジネスをご検討のお店様、企業様へのワインコンサルタントも行っています。
ワインエキスパート試験とは?試験の全体像はこちら→
ワインブックスにお越しいただいてのテイスティング講座はこちら
ワインブックスのテイスティングコースはこちら→