【最終更新日】2022年11月25日
こんにちは。ワインブックスの前場です。
ご存じの方も多いかもしれませんが、僕はワインジャンル最大規模のユーチューブチャンネル”ワインブックス”を運営しています。
また、教育機関としてワインブックススクール(WBS)という、月額2200円でいつでもどこでも誰でも学習できるオンラインのワインスクールも運営しています。
WBSでは毎週1度の基礎講座を実際にライブ講義の講師として担当していて、毎年多くの生徒様をソムリエ・ワインエキスパート試験の合格に導いています。
多くの生徒様と接する中で、幅広い方にアドバイスとコーチをさせていただいていますので、当然年齢層も幅広く対応をしています。
おそらくあなたは
「自分は40代だけどソムリエ試験を今から受けるのは厳しいんじゃないか」
「50代からでもワインエキスパート試験は合格できるか」
このような不安があるのかもしれません。
当たり前でしょう。
この試験は膨大なワインの資料を覚えなくてはいけませんし、二次試験では実際にワインのテイスティングもこなさないといけません。
僕自身は現在49歳ですが、試験に受かったのはもう20年以上も前の話です。
そのころと現在では記憶力には差がありますし、物忘れも自覚できるくらいにあるのが実際のところです。
では、じゃあWBSの生徒様を見ていると40代50代の方は全くいないのか?これがそうではないことに驚かされます。
実際のボリュームゾーンこそ30代前半でしょう。しかし年齢層は幅広く、中には60代の方が受験をされることも珍しくありません。
ひょっとしたら70代の方もいるかもしれませんが、WBSは完全に匿名で学習ができるためスクール側が把握をしていないだけかもしれません。
ここでは、あなたが仮に40代、50代だとして
・ソムリエ試験、ワインエキスパート試験は合格できるのか?
・仮に合格できるとしてどれくらいの再現性があるのか?
ここを解説しています。
僕自身はまさにこの年齢の中心値の49歳ではありますが、自身の経験も踏まえてできる限り丁寧に解説しますので、最後までお読みください。
WBSのソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策講義のご案内ページはこちら→
目次
40代、50代でソムリエ試験・ワインエキスパート試験合格
結論:実際には多くいる
WBSでは週に一度ライブ講義をしていて(毎週日曜日19:00~)、そこで生徒様が実際にライブで参加をされる形で講師をしています。
顔を伏せてのご参加でも大丈夫ですが、ライブ講義なので当然生徒様のお顔を拝見することもあります。
こうなると世間話をすることになりますが、40代50代の方は不通にいらっしゃいますし、何も違和感なく溶け込んでいます。
むしろ20代の方は少なくて、ボリュームゾーンは30代前半というところでしょうか。
そのためこの手の質問が来るときには決まって「何の心配もなく、まずは一度ライブ講義にご参加ください」とお勧めしています。
ただしこれでは「WBSの年齢層がたまたま高かった」可能性があります。
これについては実際の試験会場に行った受験生の生の声が参考になりますが、完全に年齢層はバラバラだったとの声がほとんどです。
そのため結論としては全く年齢は気にする必要はないことを断言します。
なぜ年齢層が高いのか?
ここまで結論としてソムリエ試験・ワインエキスパート試験の年齢層はばらけていて、40代以降の方であっても何の気おくれも必要ないと解説しました。
ここをもう少し踏み込みましょう。
当たり前ではありますがソムリエ試験、ワインエキスパート試験はワインを中心とする酒類の資格です。
飲酒は法律で20歳以上に限定されていますから、そもそも若年層の参入にはハードルが高いのです。
これが料理人であればもっとスタートは早くなります。
例えば中学生高校生が専門料理に興味を持つことはめずらしくはありません。
だからソムリエよりは圧倒的に年齢層は低くなります。
10代で料理人のスタートを切るひとが多いだろうし、キャリアのスタートは10代がボリュームゾーンのはずです。
そのため例えば40代で料理人のスタートを切るのはさすがに遅いだろうというイメージでしょうし、あなたもなかなかイメージしにくいはずです。
ところがワインであればまずはお酒が飲めるようになって、かつ、ワインに興味が持てないと受験の動機になりません。
普通はお酒が飲めるようになるとまずはカクテルやビールなどの低アルコールの飲料に食指が伸びることが多いです。
そのためいきなりワインが好きというのはよほどのことでしょう。
これがソムリエ試験、ワインエキスパート試験の年齢層が高い理由です。
合格は可能か?
当たり前ではありますが、あなたの本丸は「40代50代でも試験に合格は可能なのか」でしょう。
そりゃあそうです。受験したはいいけど合格できないのであれば何の意味もありませんから。
これについては結論何も心配しなくていいです。
少なくともWBSでは40代50代でもじゃんじゃん合格していますし、そもそも合格者は自身の年齢に違和感すら抱いていないはずです。
最初に申し上げた通り、僕自身の実体験からも確かに記憶力は若いころの自分には勝てないし、物忘れも早くなったと自覚があります。
ただしその分世間慣れをしていますし、若いころにはできなかったような分析力がついています。
この「経験値」の部分はかなり大きな割合を占めていて、効果的に、合理的に学習をする手法をお伝えすることに成功しているのです。
これは何も僕だけではないはずです。
年齢を重ねることでしか手に入れることのできない経験値はソムリエ試験、ワインエキスパート試験でも必ず生きます。
勉強方法
では、ここまで40代50代でもソムリエ試験、ワインエキスパート試験の合格は十分に可能であると解説しましたが、それでもコツはあるのでもう少し深掘りましょう。
この試験は毎年3月に発行されるソムリエ協会教本から出題されるので、この教本の攻略がマストになります。
教本の攻略がカギだというのは、誰だってそれくらいはわかっているのですが、これが800ページもあるもので、かつ内容が細かく文字と表だらけなのです。
これをくまなく覚えるのはさすがにきついし、これを見て敗北感を味わうひとも多くいると思います。
ただし、この試験は長年の傾向を研究すると、重要個所とそうでない箇所がはっきりと分かれていて、ある程度の勉強方法というものが確立をされています。
そのため、もしあなたがこの試験の合格を真剣に考えている場合は、かならず”情報の質”に気を配る必要があります。
情報の質
例えばあなたが周りのひとに「ソムリエ試験を受けようと思うんだけど、どう思う?」と相談したとしましょう。
帰ってくるのはいいとこあなたの性格やこれまでの経緯を振り返ってのもので、決して踏み込んだアドバイスではないはずです。
また、仮に合格者に相談したとしても一人一人言っていることは違うし、参考になるようなならないような確信の持てないアドバイスに終始するはずです。
これについては正直にワインスクールなどの対策講座でポイントをつかむのがベストです。
試験に合格しただけの人と試験を研究した人ではまったく情報の質が違います。
あなたの周りの合格者に試験を研究した人はどの程度いるか?おそらくほとんど人は自身の合格体験談は言えてもあなたにぴったりのアドバイスはできないはずです。
経験が生きる試験?
おそらく40代50代でソムリエ試験、ワインエキスパート試験を受験しようという動機は、
①ワインが好きで日常飲んでいるので、そろそろ形になるものが欲しい
②いまからワイン業界で頑張っていきたいので、その登竜門として
③資格を持っていることで、なんとなくかっこよさそう
この辺りが多いはずです。WBSでの経験ですと①が多いように感じます。
こうなってくるとワインの経験値はもちろん、年齢的にも人生経験もつみ、厚みが出てくる頃ですよね。
こういう頃がワイン業界ではもっとも貴重な存在になることが多いです。
というのもワインは大人の飲み物というイメージが強く、説得力となるとどうしても若い人には知識だけではカバーできないところが出てきます。
実際にユーチューブチャンネルであってもワインジャンルの主さんは40代以降であることもおおく、30代ではほとんど成功事例は見受けられません。
これはワインに求められるのはある程度の熟練した経験値によるものであることを表していますし、これが花開くのが40代以降であることの証左なのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
40代50代でもソムリエ試験、ワインエキスパート試験は十分に合格が可能であることが分かったと思います。
むしろ全然気後れする必要はないし、自身めいたものを感じた人も多いはずです。
ポイントは試験勉強に取り組む前に試験全体を俯瞰してみて、どのように取り組むべきかを早めにつかむことです。
そうすればスケジューリングが把握できて、あなたであればどの程度の期間、どの程度の学習時間と密度で対応すればいいのかがわかるようになります。
そして、できればワインスクールの対策講座は賢く利用し、質の高い情報を得るのが合格への近道です。
ワインブックススクールは、月額2200円のみで、いつでも入会、退会が可能です。
あなたと同じ多くの40代50代の方が学習をされています。
皆様のご参加をお待ちしております。
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このサイトは、ワインブックススクールの運営です。
ワインブックススクールでは、月額2200円で、いつでも、どこでも、誰でもワインの学習ができる環境が整っています。
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“【年齢層】40代50代のソムリエ・ワインエキスパート試験” への2件のフィードバック
66歳です。今年、仕事を辞めてからのブロンズ、シルバークラスにチャレンジで合格しました。流れからワインエキスパート受験を考えていますが、ちょっと遅いかなとも思います。月2200円の費用ならやってみようかと。
55歳です。今年、ブロンズとシルバーに合格してエキスパートも受験したくなり、無料会員登録してみました。ブロンズは葡萄の品種、シルバーは歴史と地理等が多く、ワイン自体の知識はエキスパートからなのだと感じています。
YouTubeの自己紹介の動画を見させて頂いて、正直で地頭の良いセンスのある方だと思いました。色々な方のワイン動画を見て居ましたがワインブックスさんだけで良いと思い決めました。