最初にお断りをしますと、テイスティングは経験がものを言いますのでけっして生易しいものではありません。
しかし、経験を積み重ねるという従来のやり方では
味わう→テイスティングのトレーニング
の構図になってしまい、これではさすがに時間も費用もいくらあっても足りません。
そのためテイスティングは自己流になりがちで、自己流で経験を積めば積むほど最悪な場合道がそれてしまう可能性があります。
学習の基本は、まずは全体像をとらえ、必要な論点を把握したうえで経験を積む。これがどの資格試験でも王道です。
野球にも素振りがあり、料理にもフライパンの塩振りがあるのと同様に、どのスポーツ・技術にも実践の前に基本形をおさえます。
にもかかわらずワインだけいきなり実践に取り組むのは、さすがに合理的ではありません。
ワインブックススクールでは、まずはテキストで全体像をとらえたら、仮想テイスティングで必要なトレーニングを積むことをお勧めしています。