ブッフブルギニョン(仏:Bœuf bourguignon)ブルゴーニュ地方の郷土料理である。ブッフとは牛肉、ブルギニョンはブルゴーニュ風という意味。ブルゴーニュの赤ワインを使い、牛肉を煮込んだ料理。
主な材料は、牛肉、ベーコン、人参、玉ねぎ、ニンニク、マッシュルーム、香草、赤ワイン。牛肉を赤ワインに漬け込んでから煮込むため、コクがあり柔らかくなる。
日本にフランス料理が紹介され始めたころ、ブッフブルギニョンは高級フレンチでも多く造られていた。
伝統的なフランス料理には煮込み料理のイメージが強かったため、お店のスペシャリテとして提供されていたことも多かった。
しかし実際には、ブッフブルギニョンはレストランでの高級料理ではなく、たまにいただく豪華な家庭料理のイメージの方が近く、そのため現在では高級フレンチレストランではほとんど見かけることはなくなった。
家庭料理としては、ブッフブルギニョンをメインに、ジャガイモのピュレやパスタなどとも一緒に食べられることも多い。
合わせるワインはブルゴーニュのピノ・ノワール。ボージョレ地区のガメイもおすすめ。
サムネイル画像:Par Arnaud 25 — Travail personnel, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=30361807
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