【最終更新日】2024年7月14日
こんにちは!今回は日本のワイン法について学習しましょう!
今回は正誤問題で細かい内容を問います
練習問題 日本のワイン法
Q:次の日本のワイン法に関する記述のうち、正しいものを選んでください。
①クリオエキストラクシオンが認められている。
②輸入ブドウを国内で醸造したワインは「日本ワイン」と表記できる。
③75%使用した単一ブドウ品種名をラベルに表示できる。
④「シャトー」の表記は認められているが、「ドメーヌ」の表記は認められていない。
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は①のクリオエキストラクシオンが認められている。です!
クリオエキストラクシオンとは、アイスワインに用いられる技法で、人為的に冷凍したブドウを圧搾して糖度の高い果汁を得る方法です。
アイスワインといえばカナダが有名ですが、カナダではこのクリオエキストラクシオンは認められていません。
ですので、人為的に果汁を凍らせることは禁止されているイメージが定着しますので、日本も禁止されていると思い込みがちです。
私は受験自体に同じような練習問題が出て間違えた記憶があります。。。
2023年度版教本の89ページ表1に記載がありますので、参照してみてください。
②は輸入ブドウを使用した場合は「日本ワイン」とは名乗れませんので誤りです。
日本ワインは国産ブドウを使って同産地で醸造したワインのみ名乗れます。
③は75%が誤りです。
単一品種の表示をする場合は、その品種を85%以上使用する必要があります。
④はドメーヌもシャトーの表記も認められているので誤りです。
ドメーヌタカヒコやシャトーメルシャンなどが実際にありますね。
今回は少し細かい出題でしたが、日本のワインは教本ではそこまでボリュームはないですが、フランスに次ぐくらいの出題頻度があり、点数アップに結び付きやすい分野です。
是非得意分野にしてしまいましょう!
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