【最終更新日】2024年7月14日
こんにちは!今回はドイツのVDPの品質基準について学習しましょう!
練習問題 VDPの品質基準
Q:次のうち、VDPの品質基準でグランクリュに相当するものを選んでください。
①Große Lage
②Erste Lage
③Ortswein
④Gutswein
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は①のGroße Lage(グローセ・ラーゲ)です!
VDP(ファウ・デー・ペー)の格付けはVDP. Die Prädikatsweingüter(ディー・プレディカーツヴァインギューター)という生産団体が行っている格付けです。
長い名前の団体ですが、「プレディカーツヴァイン醸造所連盟」という意味です。
加盟生産者は厳しい自主規制に基づいて様々な面から検査をされます。その加盟数はおおむね200で一定されており、基準を満たさない場合退会をさせられることもあります。非常に厳しいですね。。。
そのため加盟生産者の評価は高く、少ない加盟数ながらワイン業界への影響は大きいです。
そんなVDPの格付けは上から順番に、Große Lage(グローセ・ラーゲ)、Erste Lage(エアステ・ラーゲ)、Ortswein(オルツヴァイン)、Gutswein(グーツ・ヴァイン)なっています。
それぞれの品質基準は抜粋ですが下記の通りです。
Große Lage:グランクリュに相当する最上の区画。収量は50hl/ha以下。
Easte Lage:プルミエクリュに相当する優れた畑。収量は60hl/ha以下。
Ortswein:市町村名ワインに相当。収量は75hl/ha以下。
Gutswein:醸造所名入りワイン。収量は75hl/ha以下。
補足ですが、VDPのGroße Lageとドイツワインの地理的単位で集合畑を表すGroßLage(グロースラーゲ)と間違えないようにしましょう。
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