ソムリエ三次試験 直前メッセージ
こんにちは。WBSの前場です。
今日はいよいよソムリエ三次試験、デカンタージュの実技ですね。
まずは、ここまで辿り着いた自分自身をしっかり褒めてください。あなたはここまで本当に頑張りました。
三次試験の舞台に立てるのは、努力を積み重ねてきた人だけです。
そして同時に、この地点まで来たくても来られなかった多くの人がいることも、胸に留めてください。
あなたが思う以上に、その「今ここに立っている」という事実には価値があります。
その重みと誇りを抱きながら、落ち着いて、自分の積み上げを信じて臨んでください。
あなたなら必ず成功します。
自分を信じて、丁寧に、堂々と。
手短に二つだけアドバイスをします。
一つ目は、会場の雰囲気にのまれないこと。
試験会場に入ると、周りの受験者が全員「自分よりできる人」に見える瞬間があります。
しかし、それは錯覚です。
あなた以上に真正面から、愚直に努力を積み重ねてきた人はそう多くありません。
”自分は地に足をつけて歩いてきた人間だ”という確信を持ってください。
できるように見える人は、ただ“そう映っているだけ”。
つまり、少し下駄をはいているように見えるだけの存在です。
そしてそもそも、あなたがコントロールできない変数──つまり他者──を気にしても何ひとつ良い結果は生まれません。
試験で向き合うべきは「他人」ではなく「自分の手元の作業」です。
呼吸を整え、手順を積み重ね、これまで練習してきた通りに淡々と行うことだけに集中してください。
余計なものを排除した人ほど、本番では強くなります。あなたはそのステージに立つ資格と準備を、もう十分に備えています。
自信を持って臨んでください。
二つ目のアドバイスは、技術面で最も避けたい「パニック」についてです。
本番で急に視界が白く飛び、「何をしていいか分からないまま時間だけが過ぎていく」──これは、誰にでも起こり得る最悪のパターンです。
だからこそ、もし少しでも「自分、パニクってんじゃね?」と感じたら、まず一度、深呼吸をしてください。
ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。たったそれだけで、思考は戻り、手元に意識を引き戻せます。
そして覚えてほしいのは、試験時間は思っている以上に長いということ。焦りは幻です。
丁寧に整えて、手順をひとつずつ積み重ねれば十分に間に合います。
それでも「やっぱり自分はパニクるかも…」と心配しているあなたへ、ぼくからメッセージです。
・・・
・・・・。
「そんなタマじゃねーよな!」
ここまで来たあなたが、本番ごときで簡単に折れるわけがない。
積み重ねた練習量、乗り越えてきた日々、その全部があなたの“土台”です。
試験は、その土台の上で淡々と作業をするだけ。胸を張って、そのステージに立ってください。
あなたなら必ずできます。
この試験には、隠された最後の科目があります。
それは「執念」です。
恥をかいてもいい。笑われてもいい。
もがいて、あがいて、あなたらしく、やるべきことをしっかりやり切ってください。
WBSが、WBS生全員が、あなたを応援しています。
行ってらっしゃい!
WBS 前場亮
【ワインブックスオンラインスクールのご案内】

このサイトは、ワインブックススクールの運営です。
ワインブックススクールでは、月額2200円で、いつでも、どこでも、誰でもワインの学習ができる環境が整っています。
ソムリエ・ワインエキスパート試験の対策に
趣味のワインライフに
エクセレンス試験の対策に
飲食店の頼もしい見方に
ご活用ください。必ずお役に立てることをお約束します。
WBSのソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座はこちら→
毎月届くブラインドテイスティングのサブスクリプションサービス
全国どこでも受講できるブラインドテイスティングの通信講座もお勧めです→
ソムリエ・ワインエキスパート試験の効果的な勉強方法
62ステップで無料公開の記事はこちら→