【2022年版】ソムリエ三次試験対策講座 角トレーへの変更に対応するための分析と予測

こんにちは。ワインブックス前場です。

先日発表されましたソムリエ協会の三次試験の変更について、WBSとしての対応をまとめましたのでご報告します。

生徒様におきましては対応に苦慮されるものと思われますが、この記事をお読みいただくことで当日の試験対応の実現可能性を最大化するものと確信しております。

ぜひ最後までお読みいただき、なぜそのように分析したのか、なぜ模範演技がそのようなサービス内容になると予測をするのかまでをご理解いください。

 

最初にお断りになりますが、もちろん私の分析内容によるものですので未来を完全に予測をすることはできませんし、そのような能力も私にはありません。

そのためこれは大変に申し訳ございませんが、内容をお約束をすることはできませんし、「未来を予測する」といえるほど責任が軽いテーマでもないことも自覚をしております。

そのうえで、合理的に推測をして実際の模範演技に落とし込んでおりますので、かなり納得をして当日を迎えることができることをお約束します。

 

生徒様におきましては三次試験に不確定要素があることで、プレッシャーやストレスも普段の年よりも大きなものになると思います。

その思いをできる限り軽減し、そして具体的なアクションプランをご提案するものですので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

なお、本年度の三次試験特別講座についてはすでに11月7日にさせていただきましたが、大変に恐れ入りますが模範演技の部分だけ、11月14日にもさせていただく予定となっております。

 

生徒様におきましてはお忙しいところを大変に恐れ入りますが、できる限りご参加いただき、共有をさせていただければと思います。

 

この記事はWBSの生徒様向けのものですが、トレンド記事でもありますので部分的に公開しております。

後日全部を公開の予定ではございますが、WBSの生徒様以外のご質問については返信をいたしませんのであらかじめご了承ください。

 

ソムリエ三次試験対策 角トレーへの対応について

発表の内容

ソムリエ協会ホームページに掲載の内容はおおむね以下の通りです。

 

【総論】

今年度よりサービス実技はトレーの上で作業をしていただきます。トレー使用は、テーブルクロス交換(汚れによる)を省くことによる受験者の待ち時間の短縮を図ると共に、より公平な条件での試験実施、ひいては環境保全への留意を目的としております。

〈トレー詳細〉

•品名:Cambroノンスリップトレー長角

•素材:FRP(繊維強化プラスチック)

•サイズ:380×515mm(外寸)/345mm×475mm(内寸)

•色:タバーンタン(茶)

 

(原文ママ)

 

これまでは一般的なまるいお盆でサービス実技がされましたが、これが角トレーに変更になりました。

トレーのイメージはこちらです。髪は長いです。参考にしないでください。

 

また、これによって

 

・サービスはトレーの上で完結をする

・テーブルクロス交換の手間を省く

・受験者の待ち時間を省く

・受験者の公平性を担保する

・環境への配慮

 

ここまでがこの段階でわかります。

 

角トレーで運ぶのか、別の丸トレーがあって、丸トレーで運ぶのか

今回WBSでも意見が分かれたのですが、角トレーで運ぶのか、それとも丸トレーが別にあって、角トレーはあくまでもサービステーブルとしての使用なのか、発表のページでは断定ができません。

 

文言を真正面からとらえれば角トレーはサービステーブル替わりで、角トレーの上で作業する以外は従前と同様ととらえるのが合理的な判断でしょう。

しかし、ワンチャン丸トレーを角トレーにします、という意味にもとれるのでここを検討してみましょう。

 

「丸トレー」で検索をすると↑の画像のように出てきます。

従前の丸トレーを角トレー代わりに使うという意味でソムリエ協会が考えている場合はゼロではありません。

この場合は角トレーでアイテムを運び、角トレーの上で作業をするといっている可能性があります。

 

もう一つは角トレーはあくまでもサービステーブル替わりで、丸トレーが別にあって、そのうえで作業をするというものです。

こちらの方がイメージが近く、可能性は高いです。

 

どこにも「角トレーで運ぶ」も書いてありませんので、おそらく丸トレーが別にあるのだと思います。

しかし「作業をすべて角トレーでやる」ということなので、「運ぶのも作業のうち」と考えた場合、ワンチャン角トレーで運ぶということもあるかもしれません。

これについては当日にならないとわかりませんので、WBSとしてはどちらのようになっても対応ができるようにしてくださいとしか言いようがありません。

 

 

 

「トレーの上で作業」の意味

今の段階では「トレーの上で作業していただきます」しか情報がありませんので、どこまでが作業でどこからが作業でないのかがわかりません。

 

・抜栓

・ソムリエグラスを置く場所

・使い終わった紙ナプキンを置く場所

 

これらは分かりやすい作業なので、角トレーの上でやるということになるのは分かります。

 

しかし、

 

・グラス、デカンターなどを運ぶ

・お客様へコルクの提示

・デカンター、抜栓後のボトル、コルクを仮想テーブルに置く

 

が果たして作業に含まれるかどうかは分かりません。

ここはふたを開けてみないとわからないですし、当日に「こうしてください」などのアナウンスがあるかもしれないし、ないかもわかりません。

 

トレーの大きさ

 

実際にトレーにサービスアイテムを置いた状態です。

ワインを載せるとそれだけで1キロ以上増えるので、かなりずっしりとした印象になります。

ただしきつきつですべてを乗せることができない、ということまではありません。

別アングルはこちらです。

 

内寸に収める

ソムリエ協会HPでも強調されていましたので今年は特にここを見られると思います。

トレーは端の4辺が盛り上がっていて、外寸と内寸があります。

アイテムはすべて内寸の中に置くことになっていますので、必ず守るようにしてください。

 

ただし置く面が内寸に収まっていれば、その上部については内寸をはみ出てもいいとされています。

例えば↑の画像では、内寸にパニエは収まっていますが、ボトルの首の部分は内寸をはみ出ています。

これでもいいということです。

 

内寸を飛び出して、外寸のところにワインなどを置くと減点になります。

 

 

これまでとの異同

ではこの発表から具体的にこれまでと何が同じで何が違うのかを検討してみましょう。

そのまえに、もともとの三次試験のイメージができないと何が同じなのかもわからないはずです。

三次試験本番のだいたいのイメージはこの通りです。レイアウトなどは試験会場によっても違いますし、もちろん今年がどうなるかは誰にもわかりません。

 

コの字型、あるいは長テーブルの状態でテーブルが置かれ、受験者が複数人受験室に入り、複数の試験官が複数の受験者を採点するのが一般的なスタイルです。

これをもとに、できる限りイメージをしながらお読みください。

 

 

①サービスはトレーの上で完結をする

今回の変更によってもっとも対応をかえる必要があるのがこちらです。

これまではまるいお盆でグラスなどを運び、グラスやデカンター、小皿を仮想テーブルに置き、お盆はサービステーブルに戻したうえで、仮想テーブル上でサービスをしました。

これが大幅に変更し、トレー上ですべてのサービスを完結をすることに変更になったのです(後日修正が入り、お客様用のグラスのみトレー外になりました)。

 

②テーブルクロス交換の手間を省く目的

これまでのスタイルだと抜栓時にワインがこぼれるたびにクロスを交換していました(許容あり)。

①(サービスはトレーの上で完結をする)を検討するとサービスをすべてトレーの上で完結をするということなので、抜栓もトレーの上ということになります。

 

角トレーの上で抜栓をすることでワインがこぼれるのを防ぐのが一番の目的でしょう。

 

③受験者の待ち時間を省く目的

ここはよくわからないのですが、推測をするとおそらく

 

ワインがこぼれるたびにクロスを交換するので時間がかかる

変更

トレーの上で完結するので、クロス交換が減る

これによって受験者の待ち時間が減る

 

のことを表しているものと思われます。

 

④受験者の公平性を担保する目的

ここはいろいろ想定することはできますが、逆に想定しすぎるとノイズになる可能性があるので控えます。

ただしおそらく一番は③の受験者の待ち時間が少なるので、これによって公平性を担保することを意味しているものと思われます。

 

⑤環境への配慮

これはよくわかりませんでした。おそらく

 

ワインがこぼれることでクロスを交換する機会が増える⇒環境への負荷

 

トレー上で抜栓するためクロスの交換が減る⇒交換が減るので環境に配慮している

 

ということなのかもしれません。

 

「そこまで言うなら、じゃあ最初からクロス張らなきゃいいじゃん」といいたくなる人もいるかもしれません。

しかし試験には権威性も大事ですので、クロスを張りつつワインがこぼれるのを防ぐという調整なのかもしれません。

 

 

片手では持てない

ここは、仮に丸トレーがなく、角トレーで運ぶ場合を想定します。

 

発表された角トレーを検討してみましょう。

•サイズ:380×515mm(外寸)/345mm×475mm(内寸)

となっています。

もともとのまるいお盆は外寸が35㎝程度なので、かなり大ぶりになったことがわかります。

 

面積で検討すると

35㎝丸いお盆(内寸を直径34cmとして)17×17×3.14=907.46㎠

角トレー(内寸34.5㎝×47.5㎝)34.5×47.5=1638.75㎠

ですので単純計算で面積は1.8倍になり、かなり大ぶりになったことがわかります。

 

 

実際に持ってみた画像になります。すみません。髪は長いので参考にしないでください。

 

 

*仮に角トレーで運ぶ場合の記載です。

これまでは片手でお盆を持ち、運ぶことになっていましたが、これを踏襲するのはやや無理があると考えます。

この大きさのトレーを「片手で運ぶのがいいサービス」とすると、例えば男女であれば単純な力の差もあったり、個人差も影響してきます。

また、逆に大きなトレーを片手で持つことでトレーをひっくり返したりすることも予測できるので、逆に時間がかかる可能性も出てきます。

 

今回の変更の目的に②受験生の公平性の担保がありますので、ここを検討すると片手でこの大きさのトレーを持つことを主催者側は予定しておらず、両手で持つことを予定していると考えるのが無難でしょう。

 

 

では、ここからいよいよ具体的に当日の予測ととるべきアクションプランをご紹介します。

重ねて申し上げますが、当日にならなければ変更点が具体的にどうなったのかは誰にもわかりませんし、わかってはいけません。

ただしそのうえで変更点を腹落ちして理解できるかどうかはかなり重要です。

不安要素はできる限り払拭して当日に臨むのが王道ですので、必ず最後までお読みください。

 

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