【最終更新日】2022年10月19日
「最近、駅前にできた素敵なビストロ、お手頃なワインも数種類あるみたい。」
「もうすぐパートナーの誕生日。ちょっと素敵なレストランでお祝いしたい。」
そのような機会が近づいていたら、ぜひワインを楽しむチャンスにしてみましょう。
ちょっと良い料理とくれば、やはりワインを合わせてみたいですよね。
でも、どんな料理に、どのワインを合わせればいいのか分からない?
料理からワインを選ぶの?それともワインから料理を選ぶの・・・?
レストランでワインって、難しそう・・・。
それもそのはず。ワインと料理の組み合わせは「マリアージュ」と言って、ワインライフでは難易度がやや高めなテーマなのです。
でも大丈夫。レストランでワインをいただくのであれば、事前準備や、緊張する必要もありません。
ここでは、あなたがレストランでワインを楽しむ、そのもっとも手軽な方法を、できる限りわかりやすく解説します。
お任せください。
【マリアージュについてはこちらをご覧ください】
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目次
レストランでワインを楽しもう!
飲み物のメニューを見てみよう
「お任せ下さい」と風呂敷を広げておきながら、とはいえワイン初心者がレストランでワインを楽しむのは、ハードルが高いのはその通り。
いきなりボトルのワインを頼むのは、さすがにお勧めできません。
ワインを扱うレストランでは、「グラスワイン」「ハウスワイン」がありますので、まずはそこから始めましょう。
ほとんどのレストランではグラスワインやハウスワインなど、一杯から楽しめるリーズナブルなワインがあるはずです。
ぱっと見てメニューにハウスワインがなければ、聞いてみるのもアリですよ。
きっとお店の人は「この人はワインを楽しんでくれる」と喜んで教えてくれるはずです。
ハウスワインとは?
フレンチやイタリアンなどコンセプトのはっきりとしたお店であれば、どの料理にも合わせやすい、一般受けするハウスワインをグラスで提供しているはずです。
つまりそのお店のお勧めワインをお得に提供しているいうことですから、ぜひ飲んでみましょう。
普段からお酒に強い人であれば、前菜に白ワイン、メインディッシュに赤ワインと2杯オーダーするのも良いですし、それほどお酒に強くない人でしたら白のみ、赤のみをオーダーしても大丈夫です。
一般的にはハウスワインはそのお店のワインでは、一番低い価格のことも多いです。
「なんだ、一番安いワインじゃ大したことないんじゃないか」
きっとあなたはこう思ったはずですが、いいえ違います。
ハウスワインはそのお店が、お店の料理に合わせて最も多くの人に喜んでもらえるように選んだ珠玉のワインなのです。
ラベルを見せてもらおう
もしそのワインが気に入ったら、ワインのラベルを見せてもらいましょう。
産地やブドウの種類などがチェックできれば、今後のワイン選びの参考にもなりますよね。
ラベルには、最小限度ではありますが、ワインの様々な情報が記されています。
最初は読めなくても大丈夫。少し慣れてくれば、きっとすぐに「前にも見たな」というキーワードを見つけることができるはずです。
そんなキーワードが5個になれば、あなたのワインの経験は、もうゼロではありません。
すでにワインファンに片足を踏み込んでいるかもしれないですね。
これが最も気軽に美味しいワインを楽しむ方法です。
でもせっかく素敵な料理を頂いているのだから、やはり料理に合うワインを飲んでみたいですよね。
料理に合うワインを、ソムリエに聞いてみる!
まずはあなたの席の担当の接客係に、お勧めワインを聞いてみましょう。
「この前菜に合うワインをはどれでしょう?」
「メインに○○を頂きたいのですが、どのワインがお勧めですか?」
などと聞けばOKです。その日のメニューに合ったワインを勧めてもらえるでしょう。
そして、ソムリエのいるお店であれば、「ソムリエをお呼びしましょうか?」と提案されるでしょう。
いや、ひょっとしたら接客係だと思って接していたその人が、実はソムリエだったなんてこともあるかもです。
ここで遠慮してはいけません!プロからワインについて学べるチャンス、と捉えてみましょう。
ソムリエとの会話
ソムリエには前述のように頂く予定の料理を伝え、ワインを選んでもらいます。簡単ですよね。
ソムリエを前にして緊張してしまうお気持ちも分かります。
初心者ということで恥をかいてしまうのでは?という不安もあるでしょう。
当然ですが、ソムリエはワインのプロです。
そして皆さんと同様にワインを愛しています。
彼らの役割は、そのお店の魅力を最大限に引き出すマリアージュを提案し、そのレストランの売りであるワインと料理を楽しんでもらうことです。
ワインについて、またはそのレストランやその看板メニューなどについての会話を楽しむ気分で、ソムリエと接してみましょう。
ワインのプロのみが知る興味深い話を聞けるかもしれませんよ。
ワイン初心者だからと変に恥ずかしがったり、逆に一夜漬けの知識を披露することはお勧めしません。
相手はワインのプロ。あなたがどの程度ワインを知っているかは、簡単にわかってしまうはずです。
ここはソムリエの知識と経験を吸収させてもらうつもりで、ワインについて質問してみましょう。
レストランでワインを楽しもう!
ワイン事情は、レストランによって様々です。
個人経営のカジュアルなお店などではワインリストにワインが2種類しかなかったり、ハウスワインのみという場合もあります。
ただそのハウスワインも、常に同じ老舗醸造所から長年提供されているものであったり、一般的に販売されていない逸品だったりするのです。
ディナーメニューが2ページに対し、ワインリストが20ページ!という老舗レストランもあります。
こうなると、やはりソムリエに頼りたくなりますよね。
また、ランチやディナーセットにグラスワイン一杯付き、などというお得なサービスを提供しているお店も多くあります。
先日訪れたとあるステーキレストランでは、ディナーセットにワイン一杯付き、そのワインもリストから選べるという、ワイン愛好家にとって大変良心的なサービスを提供していました。
それぞれの機会を楽しみ、いろいろなお店のワイン事情を知ってみましょう!
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