【最終更新日】2025年2月7日
こんにちは。WBSの前場です。
昨日2025年度のソムリエ試験、ワインエキスパート試験の日程が発表されました。
結論を言うと
一次試験は例年より1週間ほど早めにスタートし、2025年7月15日(火)から8月26日(火)
二次試験は2025年10月6日(月)
三次試験は2025年11月17日(月)
となっております。
ですが、この日程とともに発表されたのが受験料。これが受験生の皆様には耳をふさぎたくなる3000円アップの事実が公表されました。
ただし3000円アップされたのは1次試験から受験の場合のみで、2次試験以降のいわゆる免除制度については据え置きの価格となっております。
この記事では、2025年度ソムリエ・ワインエキスパート試験の受験料の値上がりについての考察と、どうすれば値上がりを少しでも回避できるのかについて解説します。
3000円は、人によってはたかが3000円ですが、人によってはされど3000円です。
僕個人としては3000円は決してはした金ではありません。貴重であることに変わりありません。
そのうえで、最初にフォローになりますが、WBSとしてはものやサービスの値上がりについては必ずしもネガティブにはとらえていません。
時代を検討するとむしろある程度の許容は必要かと思います。
ただし同じ値上げであっても良い値上げと悪い値上げがありますので、そこについても触れてみたいと思います。
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【2025年度試験のお役立ち情報一覧】
- 【2025年度】エクセレンス試験対策講座 カリキュラム変更のお知らせ
- 【悲報:受験費用】2025ソムリエ・ワインエキスパート試験の受験料が3千円アップ泣きたい
- 【ソムリエ・ワインエキスパート試験の免除制度】一次免除、二次免除、他資格乗り換えの説明
- 【2025ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の申し込み】申し込み全体像を確認!
- 【ソムリエ試験の試験日】2025年は?全体の流れとスケジューリングを確認!
- WBSがソムリエ試験論述問題にAIで解説・アドバイスをするシステムを実装
- 【ソムリエ・ワインエキスパート試験の内容】一次/二次/三次の内容を総チェック!
- 【ソムリエ・ワインエキスパート試験】酒類概論・飲料概論の勉強の仕方と覚えるコツ
- ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の二次試験テイスティング準備はいつから始めるべき?
- 【ワインエキスパート試験の試験日】2025年は?全体の流れとスケジューリングを確認!
目次
【悲報:受験費用】2025ソムリエ・ワインエキスパート試験の受験料が3千円アップ泣きたい
一般は3万円台に突入
2024年度まで一般の受験者は税込み29600円となっていましたが、2025年度は3300円値上げの32900円となりました。
二回受験をする場合はなんと37800円となりますので、相当の覚悟が必要です。
これについては「受験料をあげてソムリエ協会会員への動線にするんじゃないのか」と思う方もいらっしゃると思いますので、念のために確認をしました。
2024年度のソムリエ協会会員の受験料は20380円で、2025年度は23700円なので、上げ幅はほぼ同じです。
二次試験以降の料金は同じ
昨年度一次試験合格の、いわゆる免除制度の二次試験以降の受験料は据え置きで、会員は7300円、一般は14210円となっています。
これはちょっと意外に感じる人も多いと思いますが、ソムリエ・ワインエキスパート試験は二次試験の試験問題にワインが出題されるので、そのワイン代が受験料に含まれている、とお考えの方も多いと思います。
そのため、値上げをするのであれば二次試験以降も値上げをするのが合理的判断ですが、二次試験以降は据え置きになっています。
これについてはいろいろ理由は推測されますが、
・運営費用の値上がりの吸収→これは仕方がない
・CBT試験(一次試験)の方が実はコストがかかっている
・受験をする人のモチベーションは高いので、しれっとあげちゃえ
などの要因が考えられます。もちろん本当のところはソムリエ協会にしかわかりません。
仮にソムリエ協会が何らかの形で値上げのお詫びを形式上したとしても、それが本心かどうかは誰にもわかりませんので、受験生としては受け入れるしかありません。
受験料が上がることによる影響
受験料の増加は、受験者にとって経済的な負担が増すことを意味します。
特に、ワインスクールの受講料や参考書、テイスティング用のワイン購入など、他の学習関連費用と合わせると、総費用はさらに高くなります。そのため、受験を検討している方は、予算計画をしっかりと立てることが重要です。
受験料が上がるというと、どうしても「その分テイスティングでいいワインが出るんじゃないか」と思う人もいると思います。
ですが、WBSとしてはその思いについては悲観的に捉えています。
というのも、二次試験から受験の場合の料金については据え置きになっていますので、そのままですと「この値上がりは二次試験のワインの値上がり分じゃないよ」ととらえるのが合理的だからです。
受験料の値上がりについては消費者である僕たちは敏感になるべきです。
総論としてインフレ時代の値上げについてはある程度の許容は必要ですし、逆に据え置き価格を放置することで運営側の首を絞めるのは最も避けたいところでしょう。
そのうえで、受験サービスやユーザビリティの向上などは期待していいと思いますし、優越的な立場を利用しての値上げであれば消費者としてしっかり評価をしたほうがいいでしょう。
良い値上げと悪い値上げ
ものやサービスの値上げには「良い値上げ」と「悪い値上げ」があります。
今回でいえばソムリエ・ワインエキスパート試験の受験料の値上げですが、僕たち消費者(受験する側)はただ値上げを受け入れるのではなく、消費者として正しいスタンスをとるべきです。
不満も文句も言わず、ただ相手の言われるがままでは、最悪な場合泣き寝入りになってしまいます。ここは賢くなりましょう。
良い値上げとは、価格上昇に見合う価値が提供される場合です。
例えば、試験の運営がよりスムーズになり、受験者の利便性が向上したり、試験内容の質が向上するならば、値上げは納得できます。
また、インフレや人件費の高騰などやむを得ない事情が透明性をもって説明される場合も、受け入れやすくなります。
一方、悪い値上げは、サービスの質が変わらず、利用者への説明も不十分なまま行われる場合です。
特に、競争が少ない独占的な市場では、企業側の都合で一方的に値上げが行われることがあり、利用者の不満を招きます。
今回のソムリエ・ワインエキスパート試験の値上げが「良い値上げ」なのかどうかは、試験の運営改善や受験者へのメリットがあるかを見極める必要があります。
受験料増回避の方法
受験を検討されている方は、最新の情報を収集し、信頼できるワインスクールや講座を活用して、効率的な学習を進めることをおすすめします。
3千円の値上げであれば、毎日の学習コストを見直し、できる限り時間もお金もかけずに学習することですぐに取り戻すことができます。
時代を検討すると値上げについては不満を言っても始まりませんし、ある程度の許容は必要だとも思います。
WBSであれば月額2200円のみなので、学習の予算を押さえて最高の学習環境で学ぶことができます。
テイスティングについてもブラインドテイスティング通信講座があるので、予算を押さえて、ゲーム感覚で楽しみながらテイスティングを学習することができます。
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