ソムリエ試験練習問題【カナダ】歴史

【最終更新日】2023年5月8日

こんにちは!今回はカナダのワイン造りの歴史について学習しましょう!

 

練習問題 カナダワインの歴史

Q:次のうち、オンタリオ州で初めてのカナダワイン造りを行った人物を選んでください。

①Steven Spurrier

②Johann Schiller

③James Busby

④Max Schubert

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。

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問題の正解はこちら!

正解は②のJohann Schiller(ヨハン・シラー)です!(John Schillerジョン・シラーという表記もあります)

 

カナダのワイン造りは1811年にジョン・シラーによってオンタリオ州で始められました。

その後東のオンタリオ州と西のブリティッシュ・コロンビア州がカナダを代表する産地として発展します。

 

ただし2つの州の発展する経緯は異なり、東部はアメリカのニューヨーク州や、ペンシルバニア州の影響を受けて発展しました。

対して西のブリティッシュ・コロンビア州はアメリカのワシントン州の影響を受けて発展しました。

ですので、当時でワインの性質は大きく異なると言われています。

 

他の選択肢について解説いたします。

①のSteven Spurrier(スティーヴン・スパリュア)は1976年にパリ・テイスティングを開催した人物です。

 

③のJames Busby(ジェームズ・バズビー)はオーストラリアで最初に本格的なブドウ園を開設した人物です。

オーストラリアのブドウ栽培に大きく貢献した人物で「オーストラリアのワイン用ブドウ栽培の父」と呼ばれています。

さらにジェームズ・バズビーはニュージーランドで最初にワイン造りを行った人物でもあります。

 

④のMax Schubert(マックス・シューバート)は1940年代後半に、欧州に渡り、ボルドーの赤ワイン造りの影響を受け、帰国後にオーストラリアの赤ワイン造りを発展させたペンフォールズ社の醸造技術者です。

 

ニューワールドでは特に最初にブドウ栽培やワイン造りを行った人物というのは頻出です。

特に③のジェームズ・バズビーはオーストラリアとニュージーランド両方の国に関係があるので覚えておいて損はありません。


 

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