エクセレンス的ペアリング考察。ワインのタイプ別、教本のペアリングを実証

こんばんは。

ワインブックスメンターで、ソムリエエクセレンスのなーなです。

最近しぶとく書いている、ペアリングシリーズ(笑)

 

今回の記事は少し前回の記事からの発展になりますので、

過去記事を一読いただくとわかりやすいです。

 

正直、料理は隅から隅までは覚えることはかなり難易度が高いですよね。きっと。

ワインのパターンを大雑把に分類して、それぞれにあてはまるパターンを提案するのがオススメの攻略方法です!

今回は、教本の郷土料理を一部例に取りながら、その地酒は本当に合うのか?

を紐解いていきたいと思います!

 

軽めの赤ワイン

・ブッフブルギニョン×ブルゴーニュの赤

まず、ブッフブルギニョンとはビーフシチューのことです。

牛肉の塊を(部位はスネ、モモなどそれぞれ)野菜と共に赤ワインで煮込むという料理です。

料理の要素を分析

触感は柔らかい→租借回数が少ない→タンニンが低いワイン

牛肉→油分が多い→高い酸味が必要

 

上記の2つを満たす品種は、ピノノワールですね!

ブルゴーニュの郷土料理、そこにピノノワール!

似たような要素をもつワインでも、ガメイも挙げられます。

 

レシピを色々検索すると、

マッシュルームやブーケガルニなどを一緒に煮込んでいます。

キノコの香りはとてもピノノワールなどの高貴品種には相性がいいです。

マッシュルームの風味は熟成したピノノワールの複雑味と重なり、

ブーケガルニなどのハーブのスパイシーな風味は、熟成に使われる樽香と共鳴します。

 

ペアリングのヒント

一つの食材であっても、上記のように

マッシュルームをプラスする、ハーブの要素を足す、

など、料理にプラスアルファすることにより、ワインとの相性を近づけることができます。

 

これは試験のプレゼンにおいてもかなり効果的です。

 

私が実に際使ったネタです。

お題であったサンテミリオンのワインに対し、肉料理以外に「鰻のかば焼き」を提案しました。

理由は、

「ボルドーでも鰻がよく使われている」

「凝縮感のあるワインだから、かば焼きのこってりした味わいがよく合う」

「山椒をプラスすれば、ワインの樽のスパイスの香りと同調する」

この3点でプッシュしました。

 

軽めの白ワイン

例えばすっきり系や軽めな白ワインには「白身魚のカルパッチョ」

私は提案パターンを決めていました。

料理側に工夫をしてワインにと合わせる

・シャブリの場合→レモンのドレッシングを加えて酸味の高さを同調させる

・SBの場合→ディルやフェンネルなどの香味野菜をプラスしてグリーンの香りを同調させる

 

重めの赤ワイン

・ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ×サンジョベーゼ

どっしりとした、ボリュームのあるステーキです。

噛み応えがある→タンニンがたっぷり

肉汁の酸味、脂身の部分→酸が必要

 

上記のタンニン量も多くて、酸度も高い品種はサンジョベーゼが挙げられます。

 

ボルドー系の赤は樽がスパイスの香りに繋がりますので、ローズマリーやタイムなどのスパイスも料理に添えながら、などと提案できるといいですね!

 

重めの白ワイン

これから想像すると、樽の利いたシャルドネが思い浮かぶでしょう。

 

樽の利いたシャルドネ→バター、クリームの香りと同調

アルコール度数が高い→料理もずっしりとしたものが好まれる

 

また、白ワインでもあるので

魚介以外にも白身のお肉とも相性が良いでしょう。

・チキンソテー、クリームとマッシュルームのソース

・オマールエビのグリルにチーズのソース

どちらも白ワインと合わせながらも、ボリュームがしっかりしていて食べ応えのある料理です。

特に、樽香の利いた白ワインと甲殻類は相性がバッチリです。

殻からくる香ばしさに、樽香の芳醇な香りがぴったりです。

 

最後に

ペアリングは以前のブログでも書いたように、100人いれば100通りの組み合わせがあります。

それらを全て覚えて、試験に臨もうというのは本当に骨の折れる作業かと。。。

 

実証や練習を重ねて(脳内ペアリングはいつでも出来ます)

ご自身のパターンを決めておくことがとても大切です!

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

練習問題

答え合わせ

1.Hasting Riverにて栽培されているカビ病に強いフランスの交配品種を原語で回答してください。(教本194P)

→Chambourcin(シャンブルサン)

カビ菌体制品種は、ドイツ、オーストリアではPIWI(ピーヴィー)と呼ばれていて、農薬の使用量を減らせるなどのメリットから近年とても注目されています。

2021年にはPIWIの具体的なその他の品種を上げてPIWIを回答させる問題も出題されましたので、具体的な品種を2つくらいは書けるようにしておくといいでしょう。

 

2.Hunterの北に位置し、ブドウ栽培地の多くが標高1000m以上に位置する、オーストラリアで最も高標高のワイン産地として近年注目されている産地名(教本195P)

→New England Australia

標高1000m以上の産地です。Wyndham Estateの創始者George Wymdhamの名前も併せて覚えましょう

 

3.タスマニア州で最も広い範囲に分布している粗粒玄武岩土壌(教本196P)

→ジュラシック・ドレライト

 

4.2010年以降のオーストラリア酒精強化ワインの名称の「Sherry」は何に変更されましたか?(教本197)

→Apera

 

5.2010年以降のオーストラリア酒精強化ワインの名称の「Port」は何に変更されましたか?(教本197)

→Fortified

4,5の問題は一覧表を作って覚えるのがオススメです。

リキュール・トカイはTopaque、

Ratherglen→Classic→Grand→Rare

の順に残糖が高くなっていくのも段階で覚えておいてください。

 

練習問題

  1. 2018年にフランスワインの輸入量が最も多い国(①)、近年急速にフランスワインの輸入が増えている国(②)をそれぞれ回答してください。
  2. A.O.C. ChampagneにおいてPinot Grisのシノニムは何ですか?原語で回答してください。
  3. Valle de la Marne地区のGran Cruを全て原語で回答してください。
  4. Alsaceのグランクリュで、リースリングを50%~70%主体として使用し、混醸が認められているものを原語で回答してください。
  5. Lorraine地方のA.O.C.を2つ原語で回答してください。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

いよいよ6月ですね!

これからスパートをかけて正答率をブラッシュアップしていく時期になります。

いつも応援しておりますので、がんばってください!

 

ペアリングやテイスティングコメントの相談などもいつでも個別でも受け付けておりますのでお気軽にメッセージください

それではまた!

 

 

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