エクセレンス試験合格日記。二次試験テイスティングの必勝法方②

【最終更新日】2022年5月8日

こんばんは。ワインブックスメンターでソムリエ・エクセレンスのなーなです。

 

前回の続き、エクセレンスのテイスティング、私の行った攻略方法について今回は具体的にお伝えしていきます!

 

前回では口酸っぱくなるくらい、テイスティングにはフォームが大切だ。

ということをお伝えさせていただきました。(伝わったかな?)

 

超重要!テイスティングフォームの作り方

2022年教本はお持ちですか?お持ちの方はお手元にご準備ください!

755P、756Pを開いてください。

開きましたね??

 

「テイスティングガイドまとめ」の項目があります。

 

はい。

これを上から順に書けるようにしていってください!

 

これだけです!

 

「え!?これでいいの?」と思われた方。「え!?こんなに書かなきゃいけないの?」と思われた方。

それぞれかと思いますが、品種は間違ってもいいので、ここは必ず押さえてください!

 

これを教本を見ないでも書けないようにする。これこそ

「テイスティングフォームの確立」です。

 

どのように練習すればいいのか??

 

エアテイスティングです。

ワインを飲まず、目の前にそのワインがあるとして想定しながら書いていきます。

 

練習するワインは一般呼称の二次試験で出題されそうなオーソドックスなスタイルのブドウ品種でいいです。

(シャルドネ(樽あり/樽なし)、リースリング、甲州、CS、シラー、メルロ、ジンファンデル、ネッビオーロ、ピノノワール、、、etc)

マニアックな土着品種は今は飛ばしてOKです。(スキアーヴァ、ディミャット、グラシェビナ、、、)本番では滅多に出ないですし、王道コメントさえ押さえれば得点はできますから。

↑どの国のブドウか?を答えられるのはエクセレンス一次試験では重要です

 

ロゼでもコメントできるようにしておいてください!(exタヴェル、マルサネロゼ/特にロゼはセニエ、直接圧搾など醸造方法も確認!)

 

さらに品種特性として知っておきたい、or飲んで押さえておきたいものは

アリゴテクシノマブロアシリティコ、、、このあたりです。(アリゴテは2021年に出題)

 

試しに、目の前にシャルドネ(シャブリスタイル/樽なし)があるとして、上から順に白紙にテイスティングコメントを書いてみましょう!

タイマーをセットし、完了までの時間を図ってください。

 

どのくらいかかりましたか?

結構時間かかりますよね!そして腕が痛い。(笑)(自分の手に馴染み、書きやすいシャプーペンの使用を推奨します)

 

二次試験までに、このコメントを1アイテム10分以内を目安に書ききる練習を繰り返し行いましょう!

これが、テイスティングコメントの練習です!

 

オススメグッズの紹介

★オススメのシャープペン

製図用のシャープペンですが本当にオススメです。

エクセレンスはとにかく筆記なので、私は文房具は気に入るもの。いいものにこだわりました。

 

★オススメ書籍

●テイスティングは脳でする

 

この本の著者の谷さんは、卓越した素晴らしいワインテイスターです。特にこの本の付録はめちゃくちゃ使い倒せます。

 

 

今日もここまでご覧いただき、ありがとうございました!

それでは最後に練習問題いってみましょー♪

 

練習問題コーナー

前回答え合わせ

1.Anti-granizoとは何ですか?簡潔に説明してください。(教本159P)

→雹除けのネット

Granizo(グラニソ)とは雹とか氷のことを指します。かき氷みたいなものをグラニテって言いますよね。あのイメージです。

 

2.太平洋の寒冷風がチリ側アンデスに雨を落とし、乾いてアルゼンチン側に吹き下ろす風のことを何と言いますか?(教本159P)

→Zonda

一般呼称で風の名前を沢山おぼえましたね。アルゼンチンの乾燥した風はZondaです。

 

3.Please spell out” VSP.”(教本160P)

→Vertical shoot position

こんな感じの仕立て方です。日照量を確保したいフランスなどの地域では南北の方向に仕立てて、なるべく太陽の量を確保するようにしていましたが、南半球の日射量の多い南米では太陽の光を遮るため東西に仕立てて日の光を和らげます(日焼け防止)

 

4.英語のチェリーを意味し、リスタン・プリエトの亜種と考えられているブドウ品種を回答してください。(教本161P)

→Cereza

アルゼンチン栽培面積第二位のブドウ品種です。

 

アルゼンチンのTorrontésの3種の亜種を回答してください。(教本161P)

→Torrontés Riojano, Torrontés Sanjuanino, Torrontés Mendocino

呪文のように覚えてください。

 

練習問題

  1. Torrontés Riojano, Torrontés Sanjuaninoは何の自然交配でできた品種と言われていますか?(教本161P)
  2. アルゼンチンにおいて、ワインに芳香物質や甘みを加えたワインのことを何と呼びますか?(教本161P)
  3. Chichaとは何ですか?簡潔に説明してください。(教本161P)
  4. アルゼンチンにおいてGran Reservaと表記のある場合、赤ワインと白ワインそれぞれの熟成規定を回答してください。(教本162P)
  5. 世界で最も高地にあるとされるアルゼンチンのI.G.ブドウ畑を回答してください。(教本163P)

 

ここまでありがとうございました。

今は難しいと思っても、続ければ来月来週にはできるようになっているはずです。

あと少しを頑張ることができた人が合格します。

 

お疲れ様でした!

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