【最終更新日】2024年4月10日
ワインブックスチャンネル内、”テイスティングチャンプ”は、3名のテイスターが5個のワインをブラインドでテイスティングしていただきます。
ワインはぶどう品種、アルコール度数、生産地域、価格、ヴィンテージでそれぞれ点数が割り振られ、正解するごとに加算されていきます。
最終的に5個のワインが終了した段階で合計点で1位のみをチャンプとします。
テイスティングチャンプのルールを明確にすることで、より透明性と公平性を担保することができます。
テイスターの皆様には参加する意義を高め、視聴者様にも納得して視聴いただけるようにすることがルールページの目的です。
目次
テイスティングチャンプ ルールブック
動画の趣旨
ユーチューブチャンネル”ワインブックス”内の番組になります。
出来る限り親しみやすく、かつ、ゲーム的要素を取り入れて、テイスターの皆様にブラインドテイスティングの楽しさを感じていただき、視聴者様にお届けするのが動画の趣旨になります。
動画は広い視聴者層にリーチできるように、エンタメの要素を取り入れながら、かつ、専門的な知識が気軽に得られるように工夫をします。
用語
テイスター
番組内でブラインドテイスティングに挑戦していただく方を”テイスター”と呼びます。
テイスターは、主にWBSのテイスティングコースにご参加いただいた方を中心にお声がけをさせていただいております。
テイスティングのレベル、資格の有無、コンテストなどの受賞歴なども考慮しますが、動画の趣旨や視聴者への訴求、番組の盛り上がりなども考慮します。
テイスターは複数回のご出演もありますので、是非前向きにご検討ください。
チャンプ
毎回の動画の1位のテイスターを”チャンプ”と呼びます。
チャンプになった方は、出来る限り次回の動画のご参加もお願いいたします。
グランドチャンプ
3回勝ち抜きで、チャンプのテイスターを”グランドチャンプ”と呼びます。
ルール設定の目的と流動性
テイスティングチャンプはブラインドテイスティングで点数を競う競技の為、不透明さやブラックボックスがあるのでは競技にならないと考えています。
出来る限り不透明さや不合理さを排除することで納得して結果をみられるようにするためにルールを設定しています。
ルールについてはテイスターのレベルや傾向、動画の盛り上がり、視聴者の好みを反映して随時修正を加えることがあります。
ワインの出題範囲のお知らせ
ワインの範囲を事前にお知らせをすることで、「テイスターが全員すべてを外してしまい、尺にならなかった」を防ぎます。
出題範囲をお知らせすることで、当たる当たらないの楽しみが増え、ブラインドテイスティングの醍醐味を味わっていただけます。
その一方で、全くの範囲の無いブラインドテイスティングに比べると本当の専門性は下がります。
出題範囲についてはテイスターのレベルや番組の傾向を踏まえながら徐々に修正をしていきます。
出題範囲
【白ワイン】
シャルドネ
ソーヴィニョンブラン
リースリング
甲州
ガルガネガ
トロンテス
ヴィオニエ
ヴィウラ
ミュスカデ
アシルティコ(追加)
グリュナーフェルトリーナー(追加)
【赤ワイン】
カベルネ・ソーヴィニョン
ピノノワール
シラー/シラーズ
サンジョヴェーゼ
ネッビオーロ
マスカットベーリーA
グルナッシュ
メルロー
クシノマヴロ(追加)
テンプラニーリョ(追加)
点数
ワインごとにブドウ品種、生産地域、価格、収穫年を当てていただき、それぞれに点数が加算され、最終的に合計点で競っていただきます。
ブドウ品種、生産地域には第1解答と第2解答があり、それぞれ最も比率が高いブドウを設定していただきます。
自信がある場合は第1解答と第2解答を同じにしていただくことも可能ですし、「シャルドネかもしれないけど、ソーヴィニョンブランかもしれない」という場合は第1解答と第2解答で別のブドウ品種にしていただいても構いません。
価格
価格はインポーターなどの設定する希望小売価格となります。
+-10%の範囲で20点
+-20%の範囲で10点
となります。
アルコール度数
アルコール度数はラベル表示の数値に+-0.5%のみ正解となります。
+-0.5%の範囲で20点
ブドウ品種
ブドウ品種は、最も比率の高い品種を一つのみ正解とします。シノニムについても正解とします。
高得点を狙う場合は第1位解答と第2解答を同じにしていただき、全振りしていただくのもいいですし、解答を別にして手堅くいくのも一つの戦略です。
第1解答 60点
第2解答 40点
生産国・生産地域
テーマによってはフランスに絞った場合もありますし、国を絞らないこともあります。
国を絞らない場合は国名、国を絞った場合は生産地域を言い当てていただきます。
第1解答 30点
第2解答 20点
収穫年
収穫年は、テイスティングチャンプにおいては参考程度の点数に設定しております。
というのも、フランスの2020年とオーストラリアの2020年では全く違いますし、同じフランス内でも地域によっても全く異なります。
仮に正解がフランスの2020年の場合に、フランスと解答した2020年とオーストラリアと解答した2020年で同じ正解というのは無理があります。
その一方で、やはり収穫年までを言い当てることはブラインドテイスティングの醍醐味でもありますので、参考程度の点数を設定をしております。
収穫年 完全一致で 10点
銘柄チャレンジ
生産国、生産地域までを正解した場合にのみ、銘柄を言い当てていただきます。
銘柄チャレンジは、AOC,DOCレベルの銘柄を当てていただくもので、アメリカではAVA,チリではDO,ドイツではBestimmte Anbaugebiete,日本では都道府県とします。
銘柄はぶどう品種に紐づいているヨーロッパの方が当てやすく、逆にアメリカやオーストラリアなどのニューワールドは当てづらい傾向があります。
生産地域まで一致 30点
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