【最終更新日】2022年11月5日
ワインスクールを選ぶ際に、いくつかの選ぶポイントはありますが、最近ですと気になるのが通学型かオンライン型かではないでしょうか。
ここ2~3年でオンライン型のワインスクールが開校し始め、また、既存の通学型のワインスクールもオンライン授業を始めるところも増えてきました。
オンライン型のワインスクールは増えてはいるもののまだ数は圧倒的に少なく、資格試験に直結した講座があるスクールになると数えるほどしかありません。
また通学型、オンライン型とはいっても様々なスタイルのスクールがあるため必ずしもひとくくりにできるものでもありません。
通学型であってもオンラインにも力を入れているところもあれば、オンラインスクールでも通学型のスクール並みの料金のところもあります。
そこでここではあなたがソムリエ、ワインエキスパート試験の対策講座としてのワインスクールを選ぶ際の通学型かオンライン型か、どちらがいいのかを徹底的に比較をしてみました。
資格試験の突破においてスクール選びは何よりも大事になってきます。
ここでしっかりと下調べをして最適なスクールを選びましょう。
なお、この記事はワインブックススクールの作成する記事になりますが、決して当スクールに誘導するものではございません。
できる限りオンラインスクール、通学型スクールのメリットデメリットを俯瞰してお伝えしたいと思いますので、一つのご参考にしてください。
目次
ワインスクールは通学型かオンライン型か?
自分の目的をはっきりさせよう
ワインスクールに通う目的は人それぞれではありますが、大きく分けるとそこまで大差があるものでもありません。
・ソムリエ、ワインエキスパート試験の対策講座として
・単純にワインが好きだからもっと知りたい
・仕事で必要になるから今のうちに知っておきたい
・ワイン好きな人との出会いを期待していく
おそらくこれらがワインスクールに通う目的のほとんどではないでしょうか。
これ以外にももちろん目的はあると思いますが、とはいえここに挙げたものにも該当する場合が多いはずです。
ワインスクールを選ぶ際に、最も重要なのがあなたの目的とスクールがあっているかどうか、ここにつきます。
例えばあなたが出会いを求めてワインスクールに通う場合に、ほかの生徒と全く接点のないオンライン型を選ぶと完全に当てがはずれてしまいます。
逆に資格試験の合格が目的であるのに講師の質が低い通学型のスクールを選ぶとどうでしょうか?
こうなると最悪通学時間もお金もまるまる無駄になる可能性も出てきます。
まずはしっかりとあなた自身のスクールに通う目的をはっきりさせるのがベストでしょう。
通学型のメリットとデメリットは?
まずは通学型のメリットを検討しましょう。
ワインスクールは現在でも多くは通学型が多く、歴史のあるワインスクールは例外なく通学型です。
通学型のワインスクールは講義があって、きめられた時間に決められた教室に通い、ほかの生徒と一緒になって学習をすることになります
そのため講師やほかの生徒との距離が近く、親近感のある雰囲気のなかでワインを学習することができるメリットがあります。
中には少人数制にこだわったスクールもあり、4人程度の生徒と講師でアットホームな雰囲気のクラスもあります。
アットホームなだけにほかの生徒や講師との距離は近く、きめ細かい指導が期待できますし、モチベーションも保ちやすいはずです。
もちろん同じ時間に同じ場所に集まるので出会いも期待できます。
せっかく学習するのであれば同じ目的の仲間と時間を共有したい、できればワイン仲間もほしい。こういう場合は通学型一択でしょう。
次にデメリットを検討してみましょう。
一般的に通学型はオンライン型に比べて費用が高く、特に資格試験対策講座ですと15万円程度かかるところも多いです。
また、通学型であればおのずと同じ時間に同じ場所に集まらないと受講はできません。
通学時間がもったいない、ほかの生徒との接点が面倒くさいなどの場合はオンライン型のほうが向いているでしょう。
多くの場合、通学型のワインスクールはネットでの情報が乏しいことが多く、事前に講師の質や雰囲気を感じにくいなどのデメリットも検討できます。
講師の質が悪くても実際に授業が始まるまでわからなかったり、あなたに合う合わないも当然出てくるでしょう。
オンライン型のメリットは?
では次にオンライン型のワインスクールを検討しましょう。
ここ数年でいくつか試験対策のオンラインスクールも出てきましたが、まだ数は少ないのが現状です。
ただし、それであってもオンライン型の場合は、いつでもどこでも受講することができる最大のメリットがあります。
例えばあなたが通学型のワインスクールにかよいたいけど、自宅近くにめぼしいワインスクールがない場合も多いでしょう。
仮に近くのワインスクールがあったとしても、講師の質が低かったり、あなたに合わない可能性もあります。
オンラインスクールは全国どこでも受講でき、質の低い授業をすればあっという間に口コミで広まることもあります。
そのため逆に講師の質が高い場合が多く、ネットで活躍する人気講師の授業も受講することができます。
また、オンラインスクールは通学型に比べて圧倒的に費用が安く、そのためワインを学習したいけどできる限り費用を落としたいという場合はオンライン型がいいでしょう。
自分のことで申し訳ないのですが、WBSは費用は月額2200円のみで追加料金もなし、入会金もなしというわかりやすい料金体系です。
オンライン型のデメリットは?
では逆にデメリットを見てみましょう。
オンライン型は多くの生徒が一人の講師に教わることになりますので、どうしてもアットホームな雰囲気とはいきません。
また、いつでも参加できるという気安さから逆に足が遠のいてしまい、モチベーションの管理が大変な場合もあるのもオンライン型の弱みでもあります。
オンライン型のスクールは講師と生徒の双方向の通信のため、生徒同士のつながりはほとんどありません。
そのためワインスクールに出会いを求める場合にもオンライン型は不向きでしょう。
少人数制イコールいいスクール?
通学型で注意したほうがいいのが、やたらと「少人数制」にこだわっているスクールです。
少人数制であれば講師やほかの生徒との距離が近く、結果としてアットホームになりやすいのはその通りでしょう。
しかし、では講師との相性がよくなかったり、そもそも講師の質が良くない場合もあるでしょう。
出会いを求めていったとしても、あなたが求めるような魅力的なひとがいるかどうかは少人数であるほど可能性は低くなります。
”少人数制のアットホームな雰囲気”は耳障りはいいのですが、逆にそれだけの生徒を集客することができない場合もあります。
これは生徒の満足度が低いために口コミにならずに生徒が増えないか、そもそもスクールそのものに魅力がない可能性もあります。
言いづらいのですが本当にスクールの質が高ければ口コミで広まり、少人数制にはおのずとならないはずです。
ここは少し離れた目で見てみることも大事かもしれません。
試験対策講座の場合
当スクールの結論としては、費用が高くてもかまわない、あるいは出会いを求める場合は通学型、試験対策講座が目的の場合はオンライン型をお勧めしています。
試験対策講座が目的の場合はそもそもモチベーションが高く、オンライン型であっても続けられる可能性は高いでしょう。
また、オンライン型は主だったところは講師の質も高く、いわゆるカリスマ講師も多いです。
通学型は講義のコマ数が多いため、スクールによっては講師の数を誇っているところも少なくありません。
しかし一人一人の講師を検討すると質に疑問のある講師もおおく、ネットの口コミでは酷評をされているところも見受けられます。
また、通学型はベテラン講師が多いですが、ベテランだからイコール質が高いかは怪しいです。
ベテランであっても本人に魅力がなければワインの楽しさは伝わらないし、逆に若い講師の方がやる気があって面倒見のいいことも多いです。
もちろんベテランであれば業界で生き残った実績があるのは事実ですが、本人の魅力は実際に授業を受けてみないとわかりません。
旧態依然のワイン界の大御所みたいな雰囲気の講師もいますので、これに違和感をお持ちの場合は通学が苦痛になるでしょう。
まとめ
今回は資格試験の合格を踏まえた通学型かオンライン型の選び方を解説しました。
正直に言うと、スクール内の記事でいろいろ言ってもどうしても説得力に欠けますし、オンラインスクールを運営しているためどうしてもオンライン型のメリットが目に入りやすい立場です。
我田引水は当スクールのスタンスではありませんので、この記事では積極的な結論は避け、メリットデメリットをお伝えするのにとどめるようにします。
オンライン型にも通学型にもそれぞれメリットもデメリットもありますので、あなたの目的に合ったスクールを選ぶようにしてください。
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