ブラインドテイスティング通信講座 2025年1月の回答と分析

【最終更新日】2025年2月14日

2025年1月のワインブックスのブラインドテイスティング通信講座で提供された銘柄です。

ワインブックスでは、全国どこでもブラインドテイスティングがトレーニングできる通信講座をご提供しています。

ソムリエ試験、ワインエキスパート試験対策はもちろん、普段のワイライフの質的向上、エクセレンス試験、コンクール対策にもおすすめです。

皆様のご参加をお待ちしております→

 

【過去の出題ワインと履歴はこちら】

 

【ライブ配信で解説しました】

 

ブラインドテイスティング通信講座 2025年1月の回答と分析

最終順位

1位 旭の局さん 790

2位 かおりんさん 656

3位 Tomowineさん 640

4位 トシさん 622

5位 masaruさん 620

6位 ちょんださん 600

6位 mejiroさん 600

8位 Takeさん 590

9位 Sherryさん 586

10位 Kawachyさん 580

 

1位の旭の局さんは一つ目のワインをフルマークで正解し、さらにAOCまでをドンピシャで正解され、200点満点に1.5倍のプレミアがついて300点スタートになり、かつ、ほとんどのワインを大きく外すことなく終えられました。

 

2025年1月1位 旭の局さんのメッセージ

ブラインドテイスティングは好きなのですが外れると人一倍落ち込むタイプです。

今回,トップと伺ってとても嬉しく思っております。

同じワインを飲んでも同じ間違いを何回もしてしまいますので今回いい点を取らせていただいたことに有頂天にならないよう、これからも一つ一つのワインに真摯に向き合っていきたいと思っています。

 

①Muscadet Sevre et Maine sur Lie Chateau de la Bigotiere 2022

ほとんどの方はシャルドネか甲州、ソーヴィニョンブランと間違われましたが、トップの方はミュスカデを当てています。

ソムリエ試験、ワインエキスパート試験であれば、ここは「シンプル・フレッシュ感を楽しむ」が当たっていれば大丈夫です。

エクセレンス試験、コンテストの入賞を目指される方はここはミュスカデまでを目指したいところです。

解説動画はこちら→

②Valle de Uco Chardonnay Andeluna “Oaked Chardonnay”2022,Argentina

2番目はアルゼンチンの高地のシャルドネです。ほとんどの方はシャルドネを当てていますが、ブラインドテイスティングとなると、もう一歩踏み込みたいところです。


ここまでわかりやすい樽熟成のシャルドネが出題されるということは、踏み込んで「どこのシャルドネか」を探らないと相対浮上はできません。

伝統国かニューワールドかの項目では真っ二つに分かれましたが、上位の方はおおむねニューワールドを当てています。

また、色合いは濃くて成熟は進んでいるけど、酸味が残っているところから、高地のエリアではないか、というところからチリかアルゼンチンを特定するところまで意図して選びました。

 

解説動画はこちら→

 

 

③IGP Colline Rhodanienne Viognier 2023 Ferraton

3番はフランスのIGP、ローヌのヴィオニエでした。これはトップを狙う方にはわかってほしかったワインです。


回答は割れていますが、3割の方はヴィオニエを当てています。これをニュートラル系品種と間違えるのは修正が必要でしょう。

ヴィオニエがわかれば、そこからメタ的にフランスを当てることはできると思うので、一つのご参考にしてください。

 

解説動画はこちら→

 

④Touraine Amboise Chenin Blanc Domaine Dutertre 2023

3番目のワインはフランスのシュナンブラン、トゥーレーヌアンボワーズでした。

シュナンブラン種はブラインドで出されても難しく、これを100%当てられるのは相当なレベルです。

今回の出題でもこのワインが一番難しいだろう、と考えて出題しました。

リースリングと回答されている方が多かったですが、酸味の違いでここはリースリングを回避していただきたかったところです。

解説動画でも解説していますが、カモミールの様な、ハーブティーの印象からシュナンブランを言及することは可能です。

 

解説動画はこちら→

⑤Givry Blanc Cotes Chalonaises Chardonnay 2022 France

5番目のワインはフランス、コートシャロネーズのジヴリでした。

同じシャルドネでも、コートシャロネーズになるとやや風味が変わってくるのがわかると思います。

4割弱の方はシャルドネまでは言及していますが、ここまでの流れで5個中4個目のフランスワインは言いづらかったかと思います。

ここまで4個中3つフランスなので、「さすがにここでフランスは無いだろう」と考えるのが普通でしょう。

ですが、意外でしたが半数以上の方はフランスを言い当てています。樽の印象が洗練されていますので、そこからフランスを言及されたのかと思います。


今回、出題については最後まで悩みましたが、初回ということもあり、参加者の皆様の理解度を探りながらの選定でした。

次回からどうなるかは言いませんが、今回の結果をもとに難易度の選定をしっかり行いたいと思います。

 

 


 

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