こんにちは。WBSの前場です。
ついに7月になりました。ソムリエ試験、ワインエキスパート試験が始まります。
2025年度は、7月15日(火)から8月26日(火)までとなっていて、例年より5日程度前倒しの日程となっています。
この時期、多くの方から質問をいただくのに「試験日程はいつにするのがベストか?」というものです。
ソムリエ試験、ワインエキスパート試験の一次試験は、最大で2回まで受験できて、自分で設定して、期間内であれば3日前まで日程変更をすることができるからです。
おそらくあなたは「自分が設定した日程は本当に正しいのだろうか?」「ほかの人はどのような日程設定にしているのか?」が気になっているのかもしれません。
当然でしょう。初めて受験する試験ですから、わからないし、不安だし、参考にしていい資料もなかなか見当たらないのが実際のところだからです。
ここでは、あなたが2025年度ソムリエ・ワインエキスパート試験を受験するにあたって、一次試験の日程の決め方と、受験生全体のトレンドを紹介します。
【日程の決め方】2025年度ソムリエ・ワインエキスパート一次試験
アンケートあり!まずは全体のトレンドを知ろう
WBSはオンラインに特化しているため、ほとんどすべての情報を可視化して共有しています。
もしあなたが今年度試験を受験する場合は、簡単な以下のアンケートに答えるだけで、他の受験生のトレンドや違いが一目でわかるようになっています。
アンケートは予定で大丈夫ですし、あとから変更が可能なので、お気軽に送信ください。
受験スケジュールを選択
このグラフはリアルタイムで変更しますので、日程の経過とともに変わる受験生の心理も反映されるようになっています。
WBSトップページに結果が表示されていますので、そちらをご参考ください。
CBT試験は1回?2回?結論:2回受けるべき理由
2025年度のソムリエ・ワインエキスパート試験は、7月15日から8月26日までの間にCBT形式で受験できます。
最大2回まで設定できるこの試験、果たして1回で勝負すべきか、2回受けるべきか──。
結論から言えば、2回の受験を強くおすすめします。
理由はシンプル。1回目を“模擬本番”として活用できるからです。
会場の雰囲気や操作感、緊張感を体験しながら、自分の実力と課題を明確に把握することができます。そして2回目で、修正・対策をして万全の状態で挑む。この流れがもっとも合格率を高める戦略です。
1回目で合格すれば万々歳、万が一ダメでも2回目のチャンスがある。精神的にも余裕が生まれ、冷静に臨めるのが2回受験の最大の利点です。
もちろん、2回受験をすることで4900円受験料が上がってしまいますが、それは正直ケチってはいけない金額です。
万が一を考えた場合に、1回受験にして不合格になった場合に、翌年度持越しをするリスクと費用を考えれば誤差の範囲なので、ここはケチらないで手堅く2回受験を選択しましょう。
2回受験するなら、2週間の間隔がベストな理由
2025年度のソムリエ・ワインエキスパート試験は、7月15日〜8月26日の間で2回まで受験可能です。では、2回受けると決めた場合、どのようなスケジュールを組むべきでしょうか?
おすすめは、1回目と2回目の間に約2週間のインターバルを置くことです。
1回目で感じた「手応え」や「出題傾向」をもとに、弱点を補強するには最低1週間、できれば10日以上の学習期間が必要です。
2週間あれば、焦らず落ち着いて復習・対策ができるだけでなく、知識の定着にもつながります。
実際にWBS生も2週間のインターバルを設けて、万が一、1回目駄目だった場合にリカバリーして合格した人は多くいます。
また、1回目の受験日が早すぎると準備不足、2回目が遅すぎると夏バテやモチベーション低下のリスクも。
7月末〜8月中旬に1回目、その2週間後に2回目というスケジュールが、心身ともに最も安定した状態で受験に臨める王道パターンです。
次回は、実際のおすすめ日程パターンをいくつかご紹介します。
早めに決めたい方には、7月20日+8月10日が理想的!
2025年度のソムリエ・ワインエキスパート試験を2回受ける方におすすめしたいのが、1回目を7月20日ごろ、2回目を8月10日ごろに設定するパターンです。
特にこの場合に、ある程度準備が予定通りに進んで、自信がある方向けのスケジュールです。
この日程のポイントは、無理のない準備期間と、適度なインターバル。
まず、7月20日ごろを1回目に設定すれば、7月中旬までにひと通りの学習を終える目標ができ、勉強のペースが整いやすくなります。
1回目は「本番の空気を体験する場」としても活用でき、自分の実力を冷静に把握することができます。
そして約2週間後の8月10日ごろに2回目を設定することで、1回目で見えた課題の復習・対策にしっかり取り組めます。
お盆前なので比較的スケジュールも立てやすく、気温や体調面でもピークを外しているのも利点です。
この「7/20+8/10」パターンは、合格に向けた計画的かつ実践的な日程です。迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
多くの受験者が選ぶ!1回目8月5日+2回目8月20日という日程
ソムリエ・ワインエキスパート試験のCBT方式では、受験期間が7月15日〜8月26日と長く設定されています。
その中でも多くの受験者が選びやすい“ボリュームゾーン”の日程が、1回目を8月5日ごろ、2回目を8月20日ごろに設定するパターンです。
この日程の魅力は、「準備期間」と「安心感」のバランス。
7月いっぱいをしっかり学習にあて、8月上旬に1回目を迎えることで、知識が十分に仕上がった状態で本番に臨めます。
そして、約2週間後の8月20日ごろに2回目を設定すれば、1回目の経験を活かして修正学習を行う時間も確保できます。
また、8月20日は最終週の直前。このあたりは“駆け込み層”も多く、2回目を本気の勝負にする人が集中するタイミングでもあります。
ライバルの動向や空席状況も視野に入れながら、なるべく早めの予約をおすすめします。
この日程は要注意!1回目8月20日+2回目8月26日は避けたい理由
CBT形式で2回まで受験できるソムリエ・ワインエキスパート試験。
中には、1回目を8月20日ごろ、2回目を最終日の8月26日に設定するという後ろ倒しのスケジュールを検討する方もいるかもしれません。
しかし、この日程はあまりおすすめできません。
理由は明確です。
1回目から2回目までの間隔がわずか6日間と短く、復習や修正の時間が足りないからです。
1回目で不合格だった場合、落ち込んだ状態で2回目に臨むことになり、準備不足のまま連戦となるリスクが高まります。
さらに、8月下旬はお盆明けで生活リズムが乱れがち。猛暑や疲労もピークを迎える時期で、集中力が落ちやすいのも事実です。
2回受ける最大のメリットは、1回目をもとに戦略を立て直せること。
それを活かすには、やはり最低10日〜2週間の間隔が理想です。
どうしても日程的にこのパターンしか選べない場合を除き、もう少し余裕のあるスケジュールを検討しましょう。
まとめ:最終的には、自分の気持ちを大切に。納得できる日程を選ぼう
ソムリエ・ワインエキスパート試験のCBT方式は、自分のペースで受験日を選べるのが大きな特徴です。2回まで受験できるとはいえ、「いつ受けるか」は人それぞれ悩むポイントですよね。
ここまで、おすすめ日程や避けたいスケジュールを紹介してきましたが、最も大切なのは「自分自身が納得できる日程を選ぶこと」です。
早く受けて肩の荷を下ろしたい人もいれば、じっくり準備して後半に勝負をかけたい人もいるはず。
それぞれの生活リズムや学習スタイルに合った日程を選ぶことが、最大のパフォーマンスを引き出す鍵です。
そのうえで、2回受験するなら「2週間のインターバル」を意識するのが効果的。
1回目で得た気づきを2回目に活かすための「準備期間」として、非常に重要な時間です。
他人のスケジュールではなく、あなたの気持ちに合った、納得のいく日程を選んでください。迷いが少ない分、勉強にも集中できますよ。
最後に、WBSトップページには、今年度受験する多くの方の受験日程の予定がアンケート形式でフォームと結果が表示されています。
多くの受験生のトレンドをもとに、あなたの日程決定の参考にしてください。
WBSは最後まで皆様を応援します。頑張りましょう!
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