【総括】2022ソムリエ・ワインエキスパート試験の難易度、合格点、ポイント

【最終更新日】2022年10月27日

こんにちは。ワインブックスの前場です。

2022年度のソムリエ・ワインエキスパート試験も2次試験が終わり、あとはソムリエの3次試験を残すのみとなりました。

(まだソムリエの3次試験はこれからですのでそちらは試験終了後に追記をします。)

 

ご存知の方も多いかと思いますが、僕はワインジャンル最大規模のユーチューブチャンネル「ワインブックス」を運営して、毎回多くの方に視聴していただいています。

また、ワインブックススクールの代表として、多くの生徒様のソムリエ・ワインエキスパート試験のアドバイスとコーチもしています。

実際に講師もさせていただいて、毎週かならず基本講義の講師も務めていますし、講義終了後には時間の許す限り質問や相談にお答えしています。

(記事冒頭に記事の根拠のために念のためご紹介しました)

 

2022年度のソムリエ・ワインエキスパート試験は、結論を言えば基本的には2021年度と大きく傾向が変わるところはありませんでした。

しかし総論としてこの試験は明らかに難化傾向にあります。差は微々たるものですが、確実に2021年度よりも難化しています。

今年度の試験の難易度や合格点、合格するためのポイントについてはしっかりとおさえないと2023年度には対応できなくなる可能性は高いです。

ワインブックススクールはお陰様で多くの受験生の方が参加をされ、熱心に学習をしてくださっています。

オンラインに特化しているため参加者は多く、いつでもどこでも誰でも学習が可能です。海外からのご参加も多いです。

また、ユーチューブで粘り強く情報発信しているため生徒様とスクールの協力意識が高く、そのため情報量は格段に多く、そして質が高くなります。

 

ここでは、あなたが2023年度のソムリエ・ワインエキスパート試験を受験するにあたって、ワインブックススクールが2022年度の試験で得た経験を全出ししてご紹介をします。

おそらくあなたが知りたいのは「どの程度の難易度で」「何点取れば合格で」「どこがポイントになるのか」でしょう。

ここについては僕の知りうる限りのすべて情報を包み隠さずにお話しします。

 

「包み隠さず」といったとして、その情報があなたの役に立つかどうかはまだわかりません。このページがエセ記事の可能性もゼロではないからです。

なのでWBSの分析の質について簡単にご紹介します。

重要なことはその分析がどこまでの精度かなのでしょう。精度の低い分析では逆にあなた足を引っ張る可能性もあります。

 

例えば↑のグラフはテイスティング試験翌日にお願いしたアンケートになります。

このアンケートでは、「二次試験の事前予想と実際の難易度の乖離」をたずねていますが、事前の予想通りだった方が4割強、やや難しく感じた方が4割弱となっています。また、やや簡単に感じた方も若干いらっしゃいました。

つまり受験生にとっては初めての経験ではありますが、それでもこれだけの方に本番の難易度を事前に共有ができたということになります。

 

ここで大事なことは、「事前の予想と実際の難易度の乖離を最小限にすること」につきます。

当たり前ではありますがほとんどすべての人は初めてテイスティング試験を受けますが、重要なのは事前予想をどれだけ正確に、かつ誤解がないように共有できるかどうかです。

過度に不安をあおったり、あるいは過度に期待をさせても乖離が生まれることになりますのでこれは避けなければなりません。

事前予想が共有できていればあとはトレーニングの成果を発揮すればいいだけなので、努力の量でカバーができるということになります。

 

「情報を全出ししたらスクールに入る意味がないじゃないか」と思う人もいると思いますが、WBSで学習してくださった方であればわかるはずです。

WBSでは全出し以上のリアルな情報が手に入りますし、何よりも学習する雰囲気がすでに醸成されています。

この「学習する雰囲気の醸成」はいうのは簡単ですが、実際にはなかなかここまでの醸成は難しいです。

 

もしあなたが2023年度のソムリエ・ワインエキスパート試験を受験されるのであれば、是非一度覗いてみてください。

きっとあなたの思う以上に多くの方が学習をされていて、学習の成果を感じているはずです。

 

それでは、2022年度のソムリエ・ワインエキスパート試験の総括を、ぜひ最後までお付き合いください。

 

2022年度2次試験の分析についてはこちらをご覧ください→

 

2022ソムリエ・ワインエキスパート試験の総括

一次試験の難易度

一次試験は2022年7月20日(水)から8月31日(水)までの期間にCBT試験で行われました。

CBT試験は受験者ごとに難易度が調整された問題がPCからランダムに出題され、これに回答するというものです。

回答は四肢択一になっていて、120問の出題に60分で回答するというものです。

 

一次試験はここ5年ほどで難易度が上がり、以前のように重要論点だけを覚えておけば大丈夫というような印象ではなくなりました。

ただし総論としては、

①過去問で対応できる問題、常識的な問題

②やや難易度の高い問題、横断的な問題

③難易度の高い問題、初見の問題、重要箇所ではないところからの出題

これらの問題が割り振って出題される、そんなイメージです。

 

ざっくりとした印象ですと、①が5~6割、②が2~3割、③が1~2割というところでしょう。

おそらく出題側は何段階かにわけた難易度別に問題を入力し、それをシステムで出題するというものなのだと思います。

 

多くの生徒様の声を聴くと、かなり準備をした方であったとしてもかなりの難易度に映ったようです。

例えばWBSでは直前模試をやっていますが、この直前模試はかなり高い難易度に作っていたつもりでした。

普通予備校の模擬試験は受験生に気を抜かせないために難易度を本試験よりも高めに設定するものですので、WBSの模擬試験も同様の意図で問題を作成しました。

しかしふたを開けてみると模擬試験と本試験では変わらないような得点の方が多く、本試験は予想よりも難易度が高かったとの印象を受けました。

 

一次試験のポイント①二択まで絞り込めるか

CBT試験は四肢択一なのですが、難易度が高そうな出題の場合、心が折れてしまって真正面から向き合わずに適当に選択をすることも多かったと思います。

ただし出題をよく精査すると一見すると難易度が高い問題であっても2択までは絞り込めるものが多いように感じました。

 

例えば「10Rワイナリーに関連する市を選択してください」という出題がありました。

この問題は2022年度教本81p左側10行目にある「岩見沢市に受託醸造を主たる目的にしたワイナリーがアメリカ人のブルース・ガットラヴによって設立された」のワイナリーです。

82ページの地図に10Rワイナリーは記載はあるにはありますがあまりにも表記は細かく小さいので、普通に準備していれば目に留まらないはずです。

 

しかし、仮に10Rワイナリーと岩見沢市を紐づけられなかったとしても、選択肢でなんとなく読めるようになっているのです。

①岩見沢市

②余一市

③塩尻市

④笛吹市

このような選択肢の場合、③は長野県、④は山梨県、そして①と②が北海道です。

こうなると③と④を知っていれば10R ワイナリーが北海道だとなんとなく知っているだけで①か②の選択に絞られます。

ここまで絞ることができればあてずっぽうに選択しても正解の可能性は50%に上がります。

 

すこし極端な問題を取り上げましたが、一見すると難易度の高い問題であってもこのように何とかくらいついて回答ができるものも多かったようです。

 

一次試験のポイント②教本の読み込み

残念ながら今年一次試験で不合格であった方にも、希望者すべてに面談をさせていただき、今回の検証と今後のアドバイスをさせていただきました。

僕としては厳しい時間ではありましたが、WBSで生徒様に教えさせてもらっている以上当然のことだと考えています。

生徒様は全力で試験に取り組んでおられました。残念な結果についてはすべて私の力不足です。申し訳ございませんでした。

 

そのうえで、合格した方とそうでない方の取り組みを分析すると、明らかな違いが見いだせました。

それが教本の読み込みをしているかどうかです。

 

読み込みといっても教本を丸覚えするという意味ではありません。

最初から最後までを1周2週3週と丁寧に読み込んで、全般的にどこに何が書いてあるのかをうっすらでいいので頭に入れるということです。

たとえば↑は山梨県のワイナリーの位置が記されていますが、さすがにこれを丸覚えする受験生は少ないでしょう。

地図問題で出題されたらさすがに対応は難しいです。出題があったらあきらめるしかないようにも思えます。

 

ですが、そうであっても読み込みをすることで

・どの市にどのワイナリーがあるのか

・山梨県にはどのようなワイン生産をする市があるのか

・山梨県にはどのようなワイナリーがあるのか

これらを何となく頭に入れることができます。こうすることで少なくとも直接の正答はできなくても選択肢を絞ることは可能でしょう。

 

この問題でなくても、一見すると難易度の高い問題であっても教本の読み込みで対応できる問題は増えるということになります。

来年度以降、教本の読み込みは一層重要度は高まることが予想されます。

WBSでもしっかりと取り組みをしたいと考えています。

 

一次試験のポイント③戦術面、メンタルコントロール

これはWBSの方であれば「またか」と思われると思います。

それだけ戦術面、メンタルコントロールは口を酸っぱくしてお伝えをさせていただきました。

 

この記事は公開記事なので改めて申し上げますが、どうしてもこの試験に「全力で頑張って、全力でぶつかる」という方は多いと思います。

情報がありませんから当然のことでしょう。しかしWBSはこの考えとは違います。

この試験は可処分時間との戦いなので、こんな精神論だけでは最悪試験がギャンブルになる可能性があります。

 

僕はソムリエ試験以外にもいくつかの試験の経験があるのでわかりますが、例えば難関国家試験であれば「全力で頑張って、全力でぶつかる」という手法は「で?」くらいの反応でしょう。

頑張って、全力でぶつかるのは当たり前で、重要なのは「どう頑張って、どうぶつかるのか」になります。

 

ところがソムリエ試験、ワインエキスパート試験はここのところがいまいち語られていなくて、語ることそのものがタブー視されている感さえあります。

WBSで学習をされ、合格をされた方はこの戦術面、メンタルコントロールもよくできていたように感じます。

 

一次試験の合格点

ではここまでで一次試験の難易度とポイントを紹介しましたが、では具体的な合格点はどうだったのか?ここを検討してみましょう。

WBSを受講され、一次試験を合格された方の多くは7割を超える得点だったと報告をされる方が多かったです。

6割台の方からの合格のお知らせもいただいていますが、同様に6割台の得点で不合格のお知らせもいただいています。

 

ここから検討すると一次試験の合格点はおそらく手堅く65%程度に設定されているものと思われます。

もちろんこれが実際には62%かもしれないし、逆に67%かもしれないですが、こればかりは考えても意味のないことです。

 

CBT試験は受験生ごとに難易度が調整された問題がランダムに出題がされ、その場で合否が確認できます。

つまり、出題側で受験生の出来を確認し、合格率をもとに合格点を調整する相対評価ではなく、予め合格点を決めておいて合否を決める絶対評価の試験になります。

 

合格点は発表されていませんが、おおむねどのワインスクールさんも同様の判断をしているように感じます。

 

実際の問題

では、実際に今年出題された問題の中から難易度の高い問題を検討してみましょう。

もっとも、難易度が高いといってもせんじ詰めれば知っている知っていないの問題です。

知っている人には難易度は低く、知っていない人には難易度が高く感じるものですので、予めご了承ください。

 

①モーゼル渓谷南部、ナンシーの西で生産されるワインを答えてください。

⇒Cotes de Toul

教本386ページ右側4行目に記載があります。

モーゼルというとドイツのイメージがありますが、実際にはフランスにモーゼル県という県があり、これを答えさせる問題です。

これは教本を読み込んでいれば回答ができますが、ロレーヌ地方を捨て問で飛ばした人には難問に感じたはずです。

 

②イタリア、ウンブリア州の単一100%のブドウ品種で生産されるDOCGを答えてください。

⇒Sagrantino di Montefalco(Sagrantino)

これはぶどう品種の覚え方で、第1セパージュだけを覚えている人には難しい問題に感じたはずです。

これまでの問われ方はおおむね「○○のワインの主要なブドウ品種を答えてください」程度だったのですが、踏み込んで問われたものになります。

WBSではこの手の出題にもいち早く対応し、資料を作成して対応をさせていただきました。

 

③Ribera del Guadianaがある州はどこか答えてください。

⇒Extremadura州

スペインからの出題では、これまで出題の見当たらなかったような細かいワインの州を答えさせる問題がいくつかあったようです。

これも教本の読み込みをすることで回答はできますが、完全に重要箇所だけ覚えてそれ以外は全く手を付けない場合は面食らうような問題でしょう。

 

④西側ドイツの最北の産地を答えてください。

⇒Ahr

これは選択肢にザーレウンストルートがあり、おそらく「ドイツ最北の産地と言えばザーレウンストルート」と覚えている人へのひっかけ問題でしょう。

選択肢にはミッテルラインがなかったため、アールが正解になりますが、教本136ページでは「ミッテルラインの一部を除けばドイツ西部最北のワイン生産地域」と記載があります。

これがミッテルラインが選択肢にあればミッテルラインが正解になるかもしれませんが、この場合には設問でどちらを選べばいいのかのヒントが入るはずです。

 

⑤ポルトガルで最も美しい地方の一つで、温泉やミネラルウオーターの源泉地としても有名な産地を答えてください。

⇒Transmontano

教本695ページ左側⇒トランスモンターノ⇒プロフィール5行目にしれっと記載がありますが、ここを読んでないと回答できない問題です。

ほかの選択肢は分かりませんが、温泉やミネラルウオーターの源泉で有名なところは他にもあるので半分悪問でしょう。

ただし試験ではそんなことはいっていられません。これも教本の読み込みで回答できる問題と言えます。

 

2次試験テイスティング

二次試験のテイスティングは、結論は発表済みで、以下のようになっています。

細かい分析についてはこちらをご覧ください→

 

ソムリエ

1 シャルドネ フランス 2020年

2 リースリング ドイツ 2019年

3 シラー/シラーズ オーストラリア 2020年

4 ピスコ

5 イエガーマイスター

 

ワインエキスパート

1 ソーヴィニヨン・ブラン ニュージーランド 2019年

2 甲州 日本 2021年

3 カベルネ・ソーヴィニヨン アメリカ 2019年

4 シラー/シラーズ フランス 2018年

5 オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ

 

テイスティングの難易度

ソムリエ

1 シャルドネ フランス 2020年

2 リースリング ドイツ 2019年

3 シラー/シラーズ オーストラリア 2020年

4 ピスコ

5 イエガーマイスター

 

全般的にソムリエは銘柄だけを見ると例年に比べてやや易化したといっていいでしょう。

ただし踏み込むと、①のシャルドネは樽香があるかないかの微妙なラインだったらしく、またシャルドネ以外の品種を思わせる素地もあったため回答は割れた模様です。

また、アルコールのリッチ感や色調からも単純なシャブリスタイルではなくて、おそらくマコネ地区やブルゴーニュ以外の産地のシャルドネではないかと予想されます。

 

②のリースリングはリースリングまで回答できればいいでしょう。

本番のプレッシャーでドイツにチェックを入れられる人はそうはいません。

ただしアルコール度数が低めで、酸と果実味のバランスからドイツを判別できた方にはアドバンテージになったと思います。

 

③のシラーズは香りでわかりやすかったらしいので、香りで判別できればほぼ満点に近い回答をすることができるはずです。

選択肢にはマルベックもあり、これと間違えた方も多かったかと思いますが、アルゼンチンマルベックと結論付けても表現はほとんど変わらないので合否に大きく影響を与えることはないはずです。

 

ワイン以外の飲料としてピスコとイエガーマイスターがありましたが、どちらも経験があるかないかで決まるようなものです。

正解された方はラッキー、不正解だった方はノイズだ程度のとらえ方でいいでしょう。

 

ワインエキスパート

1 ソーヴィニヨン・ブラン ニュージーランド 2019年

2 甲州 日本 2021年

3 カベルネ・ソーヴィニヨン アメリカ 2019年

4 シラー/シラーズ フランス 2018年

5 オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ

 

こちらは銘柄だけを見ると例年に比べてかなり易化した印象です。

しかし1ソーヴィニョンブランと3カベルネソーヴィニョンは個性が見出しにくいワインだったらしく、回答は割れました。

 

甲州は色調が典型的なグレーグリーンだったため、外観で判別がついた方にはラッキーだったでしょう。

しかし外観で判別がつかいないと逆に香りや味わいでは個性は見出しにくく、かなりの鬼門になったはずです。

 

4のシラーはおそらくクローズエルミタージュかと思われますが、近年のクローズエルミタージュは果実の印象を伴ったエレガントなものも多くなっています。

以前のシラーはただパワフル、ただスパイシーの印象も多かったですが、このイメージは若干変わりつつあるようです。

フランスのシラーは近年出題がなかったため準備をされなかった方も多いかもしれませんが、準備をしないで本番に臨むと混乱された方も多かったかもしれません。

 

5のオードヴィ―ドキルシュは難問です。オードヴィ―は洋ナシやキイチゴ、クエッチは分かりやすいですが、キルシュは個性が見出しにくく、かつサクランボの香りが判別しづらいので他の飲料にチェックを入れた方が多かったと思います。

選択肢はすべて透明の飲料だったらしく、難易度を高めています。

しかし例年同様の配点であればこれが直接合否に影響を与えるとは考えにくく、ノイズ程度に押さえておいていいでしょう。

 

論述問題

ワインエキスパートはテイスティングで終わりですが、ソムリエは論述問題と実技試験があります。

今年の論述試験は報告によりますと以下のようになります。出題についてはこまかい文言のニュアンスは精査しておりません。青字はスクールの模範回答です。

 

①3番目(シラーズ)のワインについて、ワインに合う料理をワインに詳しくないお客様にお勧めしてください。

⇒こちらのワインは色が濃く、渋みが強く、骨格のしっかりしたのフルボディタイプの赤ワインです。香りもスパイスの印象が強く、樽の風味も感じます。味わいが強めなので、お料理も素材の風味の強い濃い味付けのものがよろしいかと思います。仔羊肉のグリルにバーベキューソースを添えたものや、リブロース肉の炭火焼きなどをお勧めします。

 

②ロゼワインの製法の違いと、楽しみ方を説明してください。

⇒ロゼワインにはおもに、黒ブドウを収穫後、強めに圧搾して色素をだす直接圧搾法と、若干の果皮接触をした後に圧搾をするセニエ法があります。直接圧搾法は白ワインに風味が近いため、冷やし気味にして小ぶりのグラスに注いで飲むのがいいと思います。セニエ法は皮からくる若干の赤ワインの様な風味もありますので、やや高めに温度を設定し、ふくらみのある香りや味わいを楽しめると思います。

 

③ワインの熟成保管には何が影響するのかを説明してください。

⇒ワインをセラーで熟成させる場合、温度と光、振動、湿度がワインの熟成に影響を与えます。光や振動は過度にワインに与えるとワインに劣化をもたらすとされています。湿度はコルクの感想を防ぐために必要で、乾燥した環境でストコルクが劣化をして、結果としてワインに悪影響を与える可能性があります。また、温度は熟成の進み具合に影響するとされています。一般的には温度が高めですと熟成は早く進み、温度が低めだと熟成はゆっくり進むとされています。

 

例年、①はワインの特徴をとらえていれば誰でも書ける問題、②は常識的な知識を文章にする問題③は難問を文章にする問題 となっています。

通常は②③については知っているか知っていないかが大きなカギになり、そのため対策のしようがないとされていました。

しかし今年の論述問題は従前の「知っているか知っていないか」できまるものではなく、基礎的ではありますが考えさせる「思考力を問う問題」で、良問と言えるでしょう。

 

以下、3次試験後に追記します。

 

3次試験

 

 

まとめ


 

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