【最終更新日】2024年8月1日
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ワインに合う家庭料理④は、カレーです。
家庭料理の代表で、手軽に楽しめる人気料理といえば、カレー。
いつものカレーにひと手間とスパイスを加えて、ワインに合う料理へと変えてみましょう!
玉ねぎとニンジンを多めに使って甘味を強め、合い挽き肉とひよこ豆の缶詰でボリューム感を、スパイスで味の奥行きを出すと、ディナー向きの華やかなお料理へと大変身します。
これは一般的なカレールーを使った家庭向きのアレンジレシピで、本格的なインドカレーではありませんので、ご了承ください。
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ワインに合うレシピ ひき肉とひよこ豆のカレー
材料(4‐5人分) レシピ
合い挽き肉 300グラム
ひよこ豆水煮 400グラム缶ひとつ(水気を切っておく)
トマト缶 400グラム缶ひとつ
水 2カップ
玉ねぎ 1個 大き目みじん切り
ニンジン 1本 みじん切り
ニンニク、ショウガ 細かいみじん切り各大さじ1
ヨーグルト 大さじ1
はちみつ 大さじ1
シナモンスティック 1本
ローリエの葉 2枚
カルダモンシード 3粒
固形ブイヨン 一つ
お好みのカレールー 4かけ(4-5人分)
赤ワイン 50㏄
バター 10グラム
スパイス類 (以下を使うか、市販のガラムマサラ小さじ½とカレー粉大さじ⅔を混ぜたものを使ってもOK)
・フェンネルシード 小さじ半分
・コリアンダーシード 小さじ1
・ターメリックパウダー 大さじ半分
・カイエンヌペパー粉 (激辛がお好みの方)
作り方
鍋にオリーブオイル(分量外)大さじ1を中火で熱し、合い挽き肉に軽く塩コショウをして炒めます。
鍋底と挽き肉全体に軽く焼き目がついたら、一旦挽き肉を取り出します。
挽き肉を炒めた鍋にオリーブオイル大さじ1を注ぎ、玉ねぎ、にんじんとスパイス類すべてを入れて中火で炒めます。
全体に軽く火が通ったら、ニンニクとショウガを加えます。
鍋底が焦げ付いてきたら、水大さじ2を入れて鍋底に付いた焦げをこそぎ落とします。
玉ねぎを焦がさずに柔らかくなるまでこの作業を何度か繰り返します。
挽き肉を鍋に戻し、軽く全体を混ぜたら赤ワインを注ぎ、鍋底をこすりながら全体を混ぜます。
鍋にトマト缶、水、ローリエの葉、シナモンスティック、カルダモンシード、固形ブイヨン、ヨーグルトとはちみつを加えて中火で煮ます。アクが多ければ取り除きましょう。
ニンジンが柔らかくなったらひよこ豆を加えて一旦火を止め、カレールーを加えます。
挽き肉やひよこ豆にはカレールーが固まって付きやすいため、再度加熱する前に、カレールーに水分を含ませてから全体に行き渡らせるように良く混ぜましょう。
カレールーが完全に溶けて混ざったら、再度中火で加熱します。
カレールーを混ぜた後は、鍋底が焦げやすいので注意しましょう。
弱めの中火で時々鍋底から混ぜながら、好みの濃さになるまで煮詰めます。
盛り付けやすくするため、ローリエの葉、シナモンスティックとカルダモンシードは出来ればここで取り除きましょう。
火を止める直前にバターを加えます。
挽き肉とひよこ豆のスパイスカレーの完成です。
我が家で毎日食べている雑穀玄米だと写真映えが今一つですので、“映え”を意識して揚げ卵と刻んだパクチーを乗せてみました。
急遽作ったきゅうりのサラダとチリのソーヴィニョンブラン
ここで悩みが発生!
コリアンダーの香りやトマトの酸味には白ワインが合いそうですが、豆や挽き肉、ブイヨンの風味には赤ワインも良さそうです。
丁度、どちらもグラス一杯分ほど残っていることですし…両方、いただいてしまいましょう!
急遽、付け合わせのきゅうりのサラダを用意しました。
きゅうり、トマトと赤玉ねぎにたっぷりのレモン汁と刻んだパクチーを混ぜた、和え物風サラダです。
これなら白ワインも必要になるでしょう!
まずはサラダと白ワインを頂きます。
これはチリのソーヴィニヨンブランで大正解!
サクサクのきゅうりとレモンの酸味がソーヴィニヨンブランの軽快な酸味とよく合います。
サラダのせいか、白ワインのブドウの風味が最後に強く残り、まるで赤ワインへと誘っているようです。
ではスパイスカレーを頂きます。
トマトに挽き肉、豆にブイヨンと幾重にも重なるコクが赤ワインにぴったりです。
今日は残っていたピノノワールを頂きましたが、スパイスの香りが強いカレーですので、同じくスパイスが感じられるシラーズでも良かったかもしれません。
豆やニンジンの食感が、食事というよりはおつまみのように感じられて楽しめます。
玄米や豆をよく噛んで頂いたせいか、はたまた2種類のワインを頂いてしまったためか、大変満足感の高い食事となりました。
豆類が苦手な方は、豆を加えずに挽き肉や野菜の分量を増やしても良いですし、素揚げにしたナスやインゲン、ピーマンなどをトッピングしても楽しいスパイスカレーです。
私は激辛カレーが大好きなのでカイエンヌペパーを使いますが、カイエンヌペパーはカレーに混ぜず、盛り付けてから振りかけても激辛が楽しめます。
少しだけお洒落をした定番メニューのカレー、ぜひお手頃なワインと共にお試し下さい。
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