co-inoculation コ・イノキュレーション

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co-inoculationはワインの醸造用語の一つ。アルコール発酵のごく初期に乳酸菌を添加することで、アルコール発酵と乳酸発酵を並行して行う。

通常の乳酸発酵はアルコール発酵完了後に行われるのに対して、co-inoculationはアルコール発酵とほぼ同時に並行して行われ、完了する。

そのため亜硫酸添加のタイミングを早めることができ、結果として微生物学的安定性を早期に実現し、ジアセチルの発生を抑制することができるため、より果実の香りが顕著に感じやすくなるメリットがある。

 

また、co-inoculationは醸造期間を短縮できるため、

・人件費の抑制

・作業管理の容易性

・エネルギーコストの減少

・市場へのより素早い供給

も醸造以外の分野へのメリットだとされている。


 

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