アメリカのワインライフ in ワシントンD.C.|ワインショップ、名物料理など

【最終更新日】2024年2月15日

ワイン愛好家の皆さん、年末年始にはワインを楽しまれましたか?

私はこの年末年始を、家族の住むアメリカの首都、ワシントンD.C.で過ごしましたので、今回はアメリカでのごく一般的なワインライフについてご紹介します。

 

アメリカのワインライフ in ワシントンD.C.

おすすめ料理はクラブケーキ!

ワシントンD.C.に限りませんが、私がアメリカ東海岸で頂くのを楽しみにしている物、それはクラブケーキです。

たっぷりの蟹肉に、マヨネーズやパン粉、ネギと卵などをつなぎとしてまとめて焼いたハンバーグ状の料理です。

今回はワシントンD.C.とその周辺に4件を展開する牡蠣とシーフードのレストランバー、キングストリートオイスターバー(King Street Oyster Bar)にてクラブケーキを頂きました。

 

 

シーフード料理を頂くので、やはり白ワインでしょうか。

メニューには、ニューヨーク州のリースリングがありました。こちらを頂きましょう!

 

 

お待ちかねのクラブケーキです!

大ぶりなクラブケーキが二つ?! 結構なボリュームですが、アメリカでは食べきれない料理を持ち帰るための容器がもらえますので、安心して頂きましょう。

甘味の強い蟹肉ぎっしり、つなぎも多過ぎず、焼き加減もばっちりです。

少々塩気が強く、さすがバーのメニューといった感じです。

付け合わせはカリカリのポテトに新鮮なコールスロー、コブドレッシングのような風味の特製ソースが添えられています。塩気の強いクラブケーキに、特製ソースのさっぱりとした酸味がよく合います。

 

クラブケーキに合わせるのは、リースリング

 

リースリングも頂きましょう。上品な金色、その色から想像しやすい、主張しすぎない酸味と甘みが大変美味です。

リースリングの特徴であるペトロール香もとても穏やか。アメリカ産のリースリングは初めての体験ですが、お手頃なものであれば一本買って帰りたくなりました。

 

 

クラブケーキのほかにも、魚料理やパスタ、生ガキと茹でたシーフードの盛り合わせなどもお勧めです。

地ビールも豊富で、グループで楽しめるお店でした。

もしキッチン付きの民泊などに宿泊するのであれば、ぜひ食料品店で成形された、家で焼くのみのクラブケーキを試してみてはいかがでしょうか?レストランよりもずっとリーズナブルに、自分で選んだワインと共に頂くことが出来ます。

 

 

ワシントンD.C.のレバノン料理

ワイン好きにお勧めのレストランin D.C、もう1件はレバノン料理のイリリ(ilili)です。

飲み物のメニューをお願いしたところ、すぐにソムリエがワインリストを持って来てくれました。

かつてフランス統治下にあったレバノンではワイン生産も盛んで、肉料理が多く楽しまれる国なので特にボルドー風の赤ワインが有名だそうです。

メインはぜひラム肉のコンフィを頂きたい旨を伝えると、イタリア産とレバノン産のグラス赤ワインを選んでいただけました。

 

それにしても、このお店のワインリストはユニークで膨大!好みがあったとしても迷い過ぎてしまいます。

ここではぜひ、知識豊かで親切なソムリエの力を借りましょう。

スペイン出身というソムリエの方は、昨年夏に仕事と旅行を兼ねて訪れた東京での経験について、楽しく語ってくれました。

 

 

ラム肉のコンフィ。中東の料理らしくスパイスを効かせた料理で、ガーリックバターやピタパンが添えられています。

一口大にカットされているので、グループでシェアするのにもお勧めです。

 

 

このレストランはThe Wharfという、ポトマック川沿いの魚市場周辺にできた屋外ショッピングモールのなかにあり、予約が取りづらい人気店です。

ただディナータイムであっても5時台などの早い時間帯であればテーブルを確保できるチャンスは大きいので、D.C.を訪れる機会があればぜひ早めに予約してみてくださいね。

 

 

ワシントンD.C.のワインショップ

最後に、街中のワインショップを見てみましょう。

 

 

モダンな棚にボトルが並べられたワイン専門店も良いのですが、私にとって最もエキサイティングだったのはスーパーなどのワイン売り場。

アメリカのスーパーの規模が大きいのは有名だと思いますが、それにしてもこのワインの品揃え…。

下の写真でも、奥の棚の端が見えないほどの広いワイン売り場です。(そして隣の通路には、これまた同じ規模のビール売り場がありました。)

 

 

やはりアメリカ産ワインが多いのかも、と思っていましたが、フランス産、イタリア産、ニュージーランドにポルトガルと、一般的な産地と広い価格帯のワインが取り揃えられており、確実にお好みのワインを見つけることが出来るでしょう。

 

 

フランスとアメリカの両国でワインを製造する会社製のワインや発泡ワインもあり、どちらの産地の物も一緒に売られていたのが興味深かったですね。

次回はぜひ、このようなワインを飲み比べてみたいと思います。

 

 

ワシントンD.C.にはスミソニアン博物館群などのほかにも歴史的な建物やマーケットなど見どころが多く、また地下鉄やバスなどの公共交通機関も発達しており、観光しやすい街です。

サーキュレーターと呼ばれる無料の巡回バスもあり、ニューヨークほど混雑を感じることが無いため、アメリカに慣れていない人でも楽しく観光できると思います。アメリカ旅行を予定されている方はぜひ、一度お越しください。


 

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