【最終更新日】2022年11月4日
こんにちは。ワインブックスの前場です。
この記事は、WBSで学習をされ、みごと2022年のソムリエ試験の一次試験に一発合格したokaraさん(スクールネーム)の学習方法のご紹介です。
大変に熱心に学習された生徒様のリアルな学習方法ですので、今後受験される方の情報としてかなりお役に立てると思います。
今後ソムリエ試験をお考えの方は、ぜひ最後までお読みいただき、試験合格の一助にしていただけますと幸いです。
ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の具体的な勉強方法【総論】はこちらをご参考ください→
初めまして。ワインブックススクール生のokaraです。
私は2022年の2月に入校したワインブックススクールで学習を進めさせていただき、その年のソムリエ試験一次試験で無事合格しました。
直近の一次試験を終えて私含め多くの受験生が苦労するであろう点や、具体的な試験勉強方法をご紹介させていただきます。
今回はワイン概論のポイントと私が実践していた勉強方法です。
これは私自身の個人的な学習方法ですし、もちろん人によって合う合わないはあると思います。
とはいえ、逆に一受験生の目線で書き上げていますので、今後受験される方にむけて、直近に学習した生の声として参考になれば幸いです。
ソムリエ試験 一次試験の学習方法
ワイン概論のポイント
ワイン概論はブドウやワインの分類、ワインの醸造方法など、各国のワインの分野全てに共通する内容が含まれており、この分野を得意にするメリットは大きいです。
横断的な知識になるので、例えばブルゴーニュワインでもカリフォルニアワインでも、南アフリカワインであっても必要になる知識になるからです。
・・・このように重要性をいうのは簡単ですが、まあ、そううまくはいかないものです。
聞き慣れない単語が登場し、多くの受験生が苦手にしている分野かと思います。
私も試験勉強では苦労しました。
特にブドウの生育サイクルやワイン醸造は慣れないフランス語のワードが登場し、なかなか記憶が定着しませんでした。
そこで私が意識していたポイントは「全体の流れを掴む」ことと、「画像や動画で記憶を定着させる」ことです。
ご説明させてください。
全体の流れを掴む
ワイン概論で重要論点であり、多くの受験生が苦労するのがブドウの生育サイクルとワイン醸造だと思います。
教本を読んでみると多くの単語が登場し、各行程の順番も覚えにくいと思います。
そこで活用していただきたいのが教本以外のテキストです。
私はワインブックススクールのテキストを活用していました。
ワインブックススクールのテキストは教本と比べると内容は細かくないですが、程よく要約されており、全体像を掴むのにぴったりです。
また、ブドウの栽培用語や醸造用語は日本語、フランス語、英語それぞれの表現が一覧でまとまっており、記憶する作業もしやすいです。
また、ワインブックススクールのテキストは動画で読み上げを行ってくださいますので、例えば電車での通勤中などの空き時間に聞き流しながら覚えることもできます。
これは特に聞きなじみのないフランス語の発音などを覚えるのに有効です。
教本だけだとただ情報量の多さに圧倒されてしまい、どこから覚えればいいのか、何が重要論点なのかがわかりません。
そこをほかの教材で補完をする、というイメージです。
ワインブックススクール生でない方は教本以外のテキストを1冊用意されることをおすすめします。
私はワインブックススクールに入校する前に杉山明日香さんの「受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座」を購入していました。
こちらも内容がまとまっており、重要箇所は赤字で表記するなど受験生にとって使いやすい工夫がされています。
画像や動画で記憶を定着させる
ここまでで全体の流れを掴むまではできましたが、私はそれぞれの言葉の意味を深く理解することが難しいと感じていました。
例えばRognage(夏季剪定)と言葉では覚えていても、その工程をなぜ、いつ頃、どのように行うのかまでを理解できておらず記憶の質を向上しませんでした。
百聞は一見に如かずという言葉がありますが、まさに言葉で聞いただけで自分の目で見ることがなかったのです。
そこで私はSNSを利用することにしました。
具体的には、インスタグラムでブドウの生育などを紹介しているワイナリーをフォローし投稿を見ることにしたのです。
私がフォローしていたブルゴーニュのドメーヌ・モンジャール・ミュニュレのアカウントではそれぞれの季節ごとにブドウの栽培行程を紹介する投稿がされていました。
・気温が上がってきた3月末頃に剪定した枝の断面から樹液が出てくるPleurs(樹液の溢出)の様子が写真で見られる
・6月から7月にはRognage(夏季剪定)をブドウ樹よりも高い車高のトラクターを使って行っている様子を動画で見られる
これらのどうがによって、より理解が深まりました。
まとめ
繰り返し単語を読んだり紙に書いたりを繰り返して覚えるという方法も試験勉強としては有効であると思います。
ただしそれでは記憶の質は低く、忘れやすくもなりますし、試験に合格してから接客などをしているときに醸造法などについて質問された際にうまく答えられるとは思えません。
せっかく勉強するのであれば、より深くワイン概論を理解し、試験を終えてからのワインライフにも活かしていただきたいと思います。
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