さんみ(テイスティング) 酸味

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酸味:(英)acidity(仏)acidite

酸味とは、酸の強弱と質を示す味わいの指標の一つである。

味わいのフレッシュ感、バランス、骨格、余韻に大きな影響を与える、ワインの個性を示す重要な要素となる。

 

酸味はワインの保存性を高めるため、長期熟成が可能なワインに欠かせない。

ブドウ品種、気候条件(冷涼な産地ほどブドウの酸度は高まり、温暖な地域ほどブドウは熟して酸度は減少する、など)、地勢(畑の標高が高いほど冷涼になり酸度が高まる、斜面の向きが日当たり良好なほどブドウは熟して酸度は減少する、など)などを推測できる。

 

またマロラクティック発酵により、ワイン中のリンゴ酸が乳酸に変化すると、酸味はよりまろやかに感じられるようになる。

さらに、高いレベルの甘味と酸味は隠しあう作用がある。

甘口ワインでは、高い酸味は際立つ特徴ではなく、高い糖分レベルとのバランスを保つ役割を果たす。

 

表現方法:軽やか/爽やか/クリスプな/溌剌とした/きめ細やか/直線的/堅固


 

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