Lafon-Rochet シャトー・ラフォン・ロシェ

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シャトー・ラフォン・ロシェは、(仏語表記:Château Lafon-Rochet)サン・テステフ(Saint-Estephe)地区のシャトー。

1855年に行われたメドックの格付けで4級に分類された。

セカンドワインとしては「レ・ペルラン・ド・ラフォン・ロシェ」(Les Pelerins de Lafon-Rochet)がある。

 

シャトー・ラフォン・ロシェのブドウ畑は格付け1級シャトー・ラフィット・ロートシルトと格付け2級のシャトー・コス・デストゥルネルの畑に接している最高のロケーションにある。

さらに所有する畑の粘土質土壌はただの粘土質ではなく、世界最高峰のメルローワインと称されるポムロールのシャトー・ペトリュス、このペトリュスの畑と同じ種類の粘土が多く含まれている。

 

ブドウ栽培面積は41haであり、ブドウの栽培比率はカベルネ・ソーヴィニヨン57%、メルロー37%、カベルネ・フラン2%、プティ・ヴェルド4%となっている。


「ロシェ」という地名は、17世紀ころからこの地域一帯のぶどう畑の名称だった。

1650年この地のオーナーとして相続していたアントワネット・ド・ギユモットがボルドー議会の重鎮エティエンヌ・ラフォン氏と結婚し、このロシェの土地を婚姻の証としてラフォン氏に譲ることでこの地が「ラフォン・ロシェ」という名前になった。

 

1880年にシャトーがラフォン家の手を離れて以降様々なオーナーの手に渡り、1900年代には財政難に陥り品質が劣化してしまったが、1959年ギー・テスロンがオーナーとなり全ての施設の建て直し、大規模なブドウ畑の植え替えを実施する等の改革を行い格付け4級に相応しいレベルまで回復した。

 

2021年9月にこれまでに複数のシャトーを改革して評価を上げたジャッキー・ロレンツェッティがシャトー・ラフォン・ロシェを取得。今後どのような改革がなされるかが注目されている。


 

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