シャトー・プリューレ・リシーヌは、(仏語表記:Château Prieuré-Lichine)マルゴー(Margaux)カントナック(Cantenac)地区のシャトー。
1855年に行われたメドックの格付けで4級に分類された。セカンドワインは「コンフィデンス・ド・プリュレ・リシーヌ」(Confidence de Prieuré-Lichine)がある。
ブドウ栽培面積は72haであり、ブドウの栽培比率はカベルネ・ソーヴィニヨン:50%、メルロー:42%、プチ・ヴェルド:6%、カベルネ・フラン:2%となっている。
シャトー・プリューレ・リシーヌはフランス語で“小修道院”という意味の「プリューレ」と、オーナーのアレクセス・リシーヌの苗字を取って名付けられている。
プリューレの名が示すとおり、もとはわずか4haの土地で修道院のミサ用に細々と作られていたワインだったが、それが徐々に評判となり、市場に出回り人気を博すようになった、そんなエピソードが残されている。
1951年に『新フランスワイン』の著書で世界に名の知られたワインの評論家のアレクセス・リシーヌがシャトーを譲り受けた。
リシーヌは、シャトーに対して多大な投資を惜しまず、1989年には「それが豊かな果実味を支えるのに不可欠だと信じている」と宣言し、贅沢な新樽を60%取り入れ、ワインの品質を大きく高めることに成功している。
さらに1999年からは、サン・テミリオンの有名な醸造コンサルタントであるステファン・デュルノンクールがシャトーの責任者となり、「澱に触れる時間はできるだけ長く」という信条とともに、ワインにより深い果実味と舌触り、そして独自の個性をもたらしている。
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