ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の「追い込み」とは?
ソムリエ試験、ワインエキスパート試験の最大のヤマ場は何といっても1次の筆記試験です。
ただし筆記試験とは言ってもCBT試験といって、パソコンで受験し、受験生ごとに難易度の調整された問題がランダムに出題される方式になっています。
CBT試験なので一斉に受験するというものではなく、一定の期間内であればいつ受けてもいいということになっています。
ソムリエ試験・ワインエキスパート試験では7月後半から8月末日までのおよそ40日間がその期間となっています。
つまり、早くて7月後半、遅くても8月末日が一次試験なので、その時までに受験をする自分に「仕上る」ことをしなくてはなりません。
では、仕上げるとはどのようなものなのか、自分を追い込んで、覚えるだけ覚えて、試験の最中に一番記憶のピークを持ってくる、これが追い込みの理想でしょう。
ここでは、あなたがソムリエ試験・ワインエキスパート試験を受験するにあたっての「追い込み」について、できる限りわかりやすく解説します。
僕はワインジャンル最大規模のユーチューブチャンネル「ワインブックス」を運営し、教育機関としてWBSというオンラインのワインスクールを運営しています。
WBSはいつでもどこでもだれでもワインの学習ができるということにこだわって運営しています。
そのため月額費用は2200円のみで、おかげさまで多くの生徒様の受験指導をさせていただいています。
その経験から、おそらくほかではないくらいのリアルな一次情報をお届けできると思います。
受験をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
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ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の「追い込み」とは?
追い込みはいつ頃からやるべきか?
ソムリエ試験・ワインエキスパート試験にせよどんな試験にせよ、追い込みは誰でも経験するものだし、特段珍しいものではありません。
この試験は20歳以上からという縛りがありますので、おそらくあなたも経験上試験前の数日間で追い込みをしたことくらいはあるはずです。
ただし、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験は勉強時間が平均200時間とされていますので、かなりの長丁場です。
長丁場になると一日二日の追い込みで何とかなるかというとそうではありません。
もちろん追い込みといってもいくつかのフェーズはありますが、おそらく経験上、一~二週間前から追い込みをする人が多いのではないでしょうか。
中には一か月前から追い込みをする人もいるかもしれませんが、それだと逆に焼き切れてしまいます。
これだとあとから見返してみたら追い込みでもなんでもなく、ただの学習習慣だったなんてこともあるかもしれません。
追い込みというからには普段の何倍もの集中力と時間をかけるというイメージでしょう。
そのため、ここでは一週間から三日前くらいの時を大体の共通認識として追い込み期間としましょう。
普段の学習時間×2~3?
では、追い込みの期間を試験の一週間から三日前として、どれくらいの学習時間を見ればいいでしょうか?
例えばWBSではトータルの学習時間のうち、そのほとんどは細切れの時間でいいし、一回10分とか15分とかの時間を一日に何回か積み重ねていけばいいと考えています。
ただしそれであってもトータルすれば一日に45分とか1時間になることは多いでしょうし、実際に合格した人の多くは1日1時間程度は勉強時間をとっていると思います。
それでいくと、3日~1週間前となると、それに2~3倍は時間を費やすのが追い込みといえるのではないでしょうか。
逆に言えば普段の勉強時間が10分であれば追い込み時期にどれだけ焦っても20分30分で集中力は切れてしまいますので、他者との比較でいえば決して追い込みではないということになることでしょう。
追い込みのメリット・デメリットとは?
では、追い込みを当初から予定して学習スケジュールを組むとしましょう。
この場合のメリットはどのようなものがありますでしょうか?
・モチベーションが続きやすい
・直前期なので記憶がもちやすい
・気合で乗り切れる
などが挙げられます。
追い込みというからには直前期になりますので、この時にやったことはさすがに記憶は試験まで残りやすく、最も効果的でしょう。
おそらくあなたが追い込みを予定しているのはこれらのメリットを検討してのことでしょう。
ですが、メリットがあれば当然デメリットもありますので、ここを見てみましょう。
・追い込み時期という焦りがあり、空回りしてしまう
・集中できていない可能性がある
・膨大な情報量をこなさないといけないため、パンクする可能性がある
・体調を崩しやすくなる
これらがデメリットの代表例でしょう。
つまり、あなたが追い込みを当初から予定して学習スケジュールを組むときには、これらのデメリットも検討したうえで組み込まないといけない、ということなのです。
「そんなこと言ったって、実際の追い込み時期になったらそんなこと言っていられない」
というのが多くの人の本音でしょう。
そのためここでは最低限の「良い追い込み」と「悪い追い込み」だけでも押さえておくことをお勧めします。
良い追い込みとは?
どれだけスケジューリングに沿って学習をしても、直前期にモチベーションはテンションが上がり、普段以上の学習をするはずです。
ただしここはできれば冷静に自分を俯瞰視し、計画的に追い込みを迎えたいところです。
まず、最も効果的な追い込みは「わからないところを集中的に学習する」に限ります。
反復的にわかる問題や科目を見ているほうが安心感はあるかもしれませんが、この段階で最も重要なのはわからないところ、手薄なところを集中的にものにすることです。
そのため手薄だなと思っている個所は教本やテキストをスマホに記録して何度も読み返したり、あるいはWBSであれば練習問題や各種の学習支援システムを繰り返すという手段もあります。
また、できれば学習時間は増えても体調管理には気を付けたいところなので、普段と同じ食事をするようにして、睡眠時間は極端に減らさない。これが良い追い込みでしょう。
悪い追い込みとは?
出は逆に悪い追い込みを検討してみましょう。
悪い追い込みの中でも最もだめなのは「直前期に新しいところの勉強を始める」です。
例えばメドック61シャトーを最初から「同じ1問なんだから、ここは戦略的に捨て門にしよう」と思って完全にスルーしていたとしましょう。
計画的にスルーしたはずなのに、直前期になって急に不安になって61シャトーを覚えようと時間を使う。こんな具合です。
これでは本来は覚えていたことが記憶があいまいになったり、空回りをする可能性は高いです。
また、直前になってこれまでのノート作りが気になってしまい、きれいなノートを作り始める人がいますが、これも無駄なのでやめたほうがいいです。
直前期にノート作りをしても、目的が「きれいなノートを作る」になってしまい、決して本番では役に立つことはありません。
テイスティングの追い込みは最も無駄
ソムリエ・ワインエキスパート試験ではテイスティングがあり、テイスティングの直前で追い込みをする人は多いはずです。
この時に「表現」の追い込みであれば全く問題ありません。
ただし「結論」つまりワインの銘柄を多数テイスティングする追い込みは完全に無駄なので絶対にやめましょう。
テイスティングは日々の積み重ねなので、簡単に力量が上がることはほぼありません。
WBSでは「テイスティングの数そのものは最小限度でいい」とお伝えしています。
おそらくあなたの周りのひとや多くのワインスクールでは「もっといろいろなワインをテイスティングするべきだ」と不安をあおって、何十種類もテイスティングすることをお勧めするはずです。
しかし、この段階はやっとのことで一次試験を突破した段階のパンパンの状態です。
出題されるかされないかわからないようなワインを何十種類もテイスティングしても、安心感にはなっても本番で生かされることはまずありません。
逆に本番になると付け焼刃の経験がノイズになる可能性があり、不正解を引き寄せてしまう可能性すらあります。
テイスティングの配点は毎年おおむね表現8:結論2です。この数値を検討しても結論を追い込みの時期にするのは合理的な判断ではないし、むしろ表現に的を絞るのがベストなことがわかるはずです。
まとめ 他人の意見は、いっそのこと聞かない
追い込み時期に焦ってしまうのはだれでも同様ですが、合理的に考えれば唯一の正攻法は「本番で力を出し切る」ことの一点に集中します。
本番で1点でも多くとる、最後まであきらめない。ここしか論点はないし、ほかに検討する余地はないことは冷静に考えればわかるはずです。
にもかかわらず追い込み時期の不安に押しつぶされてしまい、つい他人の声を聴いたり、ネットでいろいろ情報収集をしてしまう。
これでは逆に不安をあおってしまい、空回りをしてしまいます。
WBSでは、追い込み時期にも適切な判断ができるよう、最適なアドバイスをさせていただいています。
その経験からいうと、追い込み時期こそ他人の言うことは聞かない。耳に入っても信用しない。これをお勧めしています。
他者の声に耳を傾けないというとなんて性格の悪いと思うかもしれませんが、試験の直前にはこのくらい図々しくなるくらいがちょうどいいです。
追い込み時期はだれにでもあるものですが、肝心なのは計画的に学習し、振り回されずに当日を迎えることでしょう。
WBS生の方であれば釈迦に説法ですが、直前期の追い込みに詰め込むことのないように、普段から計画的に学習をするようにしましょう。
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“ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の「追い込み」とは?” への2件のフィードバック
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