ソムリエ試験|アルバイト・契約社員でも受験できるの?

【最終更新日】2022年3月19日

ソムリエ試験は受験資格があり、一般の方だとアルコールを販売する業務に従事して3年、ソムリエ協会会員ですと2年以上の就労が必要です。

この就労とは、一般的には正社員のことをイメージするかと思いますが、アルバイトや契約社員でも資格を満たすことができます。

現代社会は手続き上平等が原則ですので”正社員だからよくて非正社員がダメ”は通用しません。

正社員でもダメ社員は無数にいますし、アルバイトや契約社員のほうがよほど頼りになるということも往々にしてあります。

あなたが労働形態としてアルバイトであったり契約社員であったとしても、だからといって受験そのものをあきらめることは絶対にやめてください。

2017年度ソムリエ試験受験案内に以下のような記載があります。

過去の経歴も含め正社員以外の従事を経験年数に加算する場合は、社員と同様の勤務体系で従事しその収入において生計を立てていて、就労時間週30 時間以上(月120 時間以上)勤務している事が条件となります。

つまり、正社員以外の労働形態でもこれらの要件を満たすことで受験資格を得られるのです。

正社員以外とはもちろんアルバイトもそうですし、契約社員でも同様です。

さらに、

その場合、給与明細のコピー又は従事証明書をご提出いただきます。無給での従事は証明できないため、従事年数として含むことができません。

との記載が続きます。

アルバイトや契約社員でもだれでも受験できるというわけではありません。正社員と同様程度の労働時間と、その収入で生活をすることが必要です。
例えば昼間は事務職で働き、夜だけ週に2回イタリアンで接客やってました、というレベルでは受験資格は得られません。

 

無休ですと本当に就労していたのかどうかはわかりませんし、「働いていたけど無給だから従事証明がもらえない」という抜け道を作ることになりますのでこの制度があるのでしょう。

 

就労証明書の発行などの手続きは一般的には社員の側からお店側には頼みづらいですし、お店側も慣れていないと嫌がるものです。

ここで「こちらは正当な権利を主張しているんだから」などと喧嘩をしてもいいことはありません。

できれば給与明細表などをしっかりと保管しておき、堂々と証明できるように準備しておきましょう。


 

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