【最終更新日】2024年12月28日
こんにちは。WBSの前場です。
今回は、2024年度も残り3日となりましたので、2025年度ワインエキスパート試験を受けるかどうか迷っている人に向けて、どのような判断材料があって、どのような価値があるのかについて解説します。
僕はWBSというオンラインのワインスクールを運営しているので、帰結として「ワインエキスパート試験を受けましょう」という結論になることは最初にお断りしておきます。
そのうえで、誇大な文言や「楽して合格できる」などの射幸心を出すようなことはしませんし、しっかりとあなた自身で結論を出すお手伝いをさせていただきます。
あなたが受けようかどうか迷っている根本的な原因は何か?何をどのように判断して決断すればいいのかが、これ一つでまとまるようにアドバイスをさせていただきます。
少しでも迷っている場合は、ぜひ最後までお読みください。
【定期・お知らせ】
最初にお知らせですが、僕が運営するWBSワインブックススクールはオンライン最大級のワインスクールです。
多くの方が参加され、毎年ソムリエ・ワインエキスパート試験で多くの方を合格に導いています。
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【2025年度試験のお役立ち情報一覧】
- 【ワインエキスパート試験 受けるか迷う】そんなあなたへ。挑戦するメリット5選
- 【2025ソムリエ・ワインエキスパート試験】リベンジ!不合格→翌年に合格するステップ
- 【2025ソムリエ・ワインエキスパート試験】試験前年の年末にするべきこと
目次
【ワインエキスパート試験 受けるか迷う】そんなあなたへ。挑戦するメリット5選
何が迷う原因か?
ワインエキスパート試験に挑戦するか悩む理由は、多くの人に共通するものがあります。
主に「勉強時間の確保」「金銭的負担」「合格への不確定要素」の3つが挙げられます。
まず、勉強時間の確保について。「忙しくて時間が取れない」という声はよく聞きますが、毎日少しずつでも学ぶ習慣をつけることが大切です。
実際にWBSでも過去の合格者の実績を考慮しても、1日15分でもコツコツ積み重ねれば、無理なく学び続けられ、実際に合格を勝ち取っています。
次に、金銭的負担。受験料や教材費、テイスティング用ワインの購入費用は確かに負担になるかもしれません。
しかし、資格を取得することで得られる知識や経験はその先の人生で大きなリターンを生む投資だと考えてみてください。
WBSは月額2200円のみですし、オンラインであればほかにもっと金額的に安いところもあるでしょう。
賢く利用してできる限り価格を押さえて学習をすることも可能な時代です。
最後に、合格できるかどうかの不安。こればかりは安易に甘言を言うことはできません。
試験は確かに難しいですが、適切な学習方法やサポートを得ることで合格率を上げることが可能です。
同じ目標を持つ仲間と励まし合いながら学ぶのもおすすめです。
迷う理由はどれも正当ですが、それぞれに対策があることも事実です。
この試験への挑戦が、あなたの人生をさらに豊かにするきっかけになるかもしれません。
まずは小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
では、ワインエキスパート試験を受験するメリットを5個、ご紹介します。
メリット①ワインの知識が深まると、楽しみが何倍にも広がる
ワインエキスパート試験の勉強を通じて得られる最大のメリットは、ワインの知識が深まることで、楽しみが格段に広がる点です。
ただ「美味しい」と感じていたワインも、背景を知ることでより深く味わえるようになります。
例えば、産地の気候や土壌、ぶどう品種の特徴、醸造家のこだわりを理解することで、一杯のワインが持つストーリーが浮かび上がるのです。
↑の動画は2024年度ワインエキスパート試験にみごと一発合格した西村もゆ子さんのインタビュー動画です。
この動画の中で、学習をしたことで「ワインの味わいの解像度が上がった」はっきりとおっしゃっています。
また、実際にワインを選ぶ際の広がりも魅力でしょう。
品種や地域ごとの違いを知ることで、次に選ぶワインへの期待が膨らみます。
レストランやワインショップでの選択肢が増え、失敗することなく好みに合う1本を選べる喜びも味わえます。
さらに、友人や家族と一緒にワインを楽しむときに、自信を持って説明できるようになるのも大きな魅力です。
メリット②キャリアや趣味の幅が広がる
ワインエキスパート試験に合格すると、キャリアや趣味の幅が一気に広がります。
今どきワイン業界ではソムリエ資格とワインエキスパート資格で差をつけることはほとんどありませんし、差をつけることに合理的な理由は見出しにくいです。
実際にWBSでもワインエキスパート資格を取得後にワイン業界に転職した方も多いです。
プロとして活躍する場合、ワインショップやレストランでの接客、イベントの企画、輸入業や教育分野での活動など、多彩なキャリアパスが開けます。
また、資格を持つことで、信頼されるワインアドバイザーとしての立場を築きやすくなります。
一方で、趣味としての楽しみも豊かになります。
ワイン会やテイスティングイベントでの交流が深まり、自信を持ってワインを選べるようになります。
友人や家族にワインの魅力を伝える場面でも、知識を共有することで喜びを分かち合うことができるでしょう。
資格取得は、新たな挑戦を後押しするだけでなく、ワインを中心にした人生の彩りを増してくれる素晴らしい機会です。
メリット③ワインがもたらす人とのつながりの力
ワインエキスパート資格の取得は、ワインを通じて多くの人とつながるきっかけを作ります。
勉強中には同じ目標を持つ仲間と出会い、試験後もワインイベントや交流会で新しい人脈が広がります。
ワインという共通の話題があることで、初対面でも会話が弾みやすく、深い信頼関係を築きやすいのです。
また、資格を取得することで、ワイン会やテイスティング会で「知識のある人」として周囲から頼りにされる場面が増えます。
家族や友人とワインを楽しむ時間も、あなたの知識が加わることでさらに豊かになります。
相手におすすめのワインを伝えたり、その背景を説明したりすることで、一緒に過ごす時間の価値が高まるでしょう。
ワインは単なる飲み物ではなく、人を結びつけるコミュニケーションツールです。この資格取得は、あなたの人生に素晴らしい人との出会いをもたらしてくれることでしょう。
メリット④自分自身への挑戦がもたらす自信と成長
ワインエキスパート試験への挑戦は、単なる資格取得にとどまらず、自分自身と向き合う貴重な経験になります。
勉強を始めた当初は膨大な知識量や難易度に圧倒されるかもしれません。
しかし、それを乗り越えることで得られる達成感は、何物にも代えがたいものです。
試験勉強を通じて培った計画性や継続力、そして新しい知識を吸収する力は、他の分野でも大いに役立ちます。
また、困難な目標をクリアしたという経験は、自己肯定感を高め、さらなる挑戦への原動力となります。
合格という結果を手にすることで得られる自信はもちろんですが、努力を積み重ねるプロセス自体があなたを成長させます。
挑戦することで、「自分ならできる」という強い心を手に入れ、より豊かな人生を築けるでしょう。
メリット⑤ワインは一生涯楽しめる普遍的なコンテンツ
ワインエキスパート試験に挑戦する最大のメリットは、ワインというコンテンツの価値が普遍であることです。
ワインは単なる飲み物ではなく、歴史や文化、自然との深い関わりを持つ「生きた芸術品」です。
その魅力は時代や流行に左右されず、一生涯楽しみ続けることができます。
ワインの理想美とされる形は19世紀の後半に出来上がったとされますが、その理想美は現在でも変わることなくあり続けています。
このながれからみて、いきなりワインの理想美が数十年で変わることは考えづらく、あなたが生きている時代で変わることはほぼ無いでしょう。
さらに、ワインは国や地域を超えて多くの人に愛されており、どこにいても楽しめるユニバーサルな存在です。
フランスの名門シャトーから、新世界の個性あふれるワインまで、学んだ知識を活かしてどの国でもその土地ならではのワインを堪能できます。
また、人生のあらゆる場面でワインは豊かな彩りを添えてくれます。
食事やお祝いの場面をより特別なものにし、家族や友人との絆を深めるきっかけにもなります。
ワインの普遍性を理解することは、あなたの人生に永遠の楽しみを加えることにつながるでしょう。
ワインエキスパート試験に挑戦する際のデメリットとは?
ワインエキスパート試験には多くの魅力がある一方で、挑戦する上で知っておくべきデメリットも存在します。
これをあらかじめ理解し、対策を考えることで、より良い学びの経験につなげることができます。
まず挙げられるのは、勉強時間の確保が必要な点です。
この試験はワインの知識だけでなく、地理、歴史、法律、醸造学など幅広い分野を学ぶ必要があります。
仕事や家庭の都合で忙しい方にとっては、時間のやりくりが大きな課題になるでしょう。
特に集中力が必要なテイスティングの練習には、実際にワインを用意する手間や時間もかかります。
次に、金銭的な負担が大きいこともデメリットの一つです。
受験料や教材費、テイスティング用ワインの購入費など、費用は積み重なると数十万円に及ぶこともあります。
特に、高品質なワインをテイスティングする場合は、経済的な負担を感じる場面が多いかもしれません。
なお、WBSはできる限り金銭的な負担をさせないように、月額2200円に費用を落とし、かつ、ブラインドテイスティング通信講座を月額4900円に設定しています。
これを機にご参考ください。
また、試験には合格の保証がないという不確定要素もあります。
どれだけ準備をしても、問題の難易度や自身の体調、当日のパフォーマンスによって結果が左右されるため、不安を抱える人も少なくありません。
このプレッシャーがストレスに感じる場合もあるでしょう。
さらに、資格を取得した後も、それをどう活用するかは本人次第です。
キャリアや趣味に結びつけるためには、積極的な行動が必要で、資格を取るだけで終わらせてしまうと、コストや努力が無駄に感じられる場合もあります。
こうしたデメリットを理解した上で、それでも挑戦したいと思えるかどうかが重要です。
試験はあくまで手段であり、ワインをより深く知り、楽しむきっかけとするものです。
無理なく計画を立てることで、デメリットを最小限に抑えることができるでしょう。
ビジネスパーソンが考えるべき「受けないデメリット」とは?
ワインエキスパート試験は受けるメリットばかりが注目されがちですが、実は「受けないデメリット」も考慮すべきポイントです。
特にビジネスパーソンにとっては、挑戦しないことで失う機会を見過ごすリスクがあります。
まず、ワインに関する知識や資格を持たないことで、コミュニケーションの幅が狭まる可能性があります。
ワインはビジネスシーンや接待の場で重要な役割を果たすことが多く、知識が不足していると、会話や信頼構築のチャンスを逃してしまうこともあります。
また、資格取得は自己成長の象徴です。
挑戦しないことで、自分自身の成長の機会を失うだけでなく、積極的にスキルアップを図る姿勢を示す機会を逃してしまう可能性もあります。
特にキャリアアップを目指す方にとって、こうした努力は周囲からの評価につながる要素の一つです。
さらに、ワインの知識は一生ものの価値を持ちます。
この学びを後回しにすることで、趣味や人生の楽しみを深めるタイミングを遅らせてしまうこともデメリットの一つと言えます。
ワインエキスパート試験は単なる資格ではなく、将来の可能性を広げるための重要なステップなのです。
まとめ:慎重に比較し、一歩を踏み出してみよう
ワインエキスパート試験に挑戦するかどうかは、誰にとっても大きな決断です。
勉強時間や金銭的負担、不確定要素といったデメリットは確かに存在しますが、それを上回るメリットがあることを忘れないでください。
慎重に比較した上で、あなた自身にとっての価値を見つめ直してみましょう。
ワインの知識を深めることで得られる喜び、人とのつながり、自分自身への挑戦から生まれる成長、そして普遍的なワインの魅力を楽しめる生涯の価値。
これらは試験を受ける過程やその先に得られる大きな財産です。
挑戦には勇気が必要ですが、どんなに小さな一歩でも、その積み重ねが未来を変えます。
「できるか不安」と思う気持ちは自然なこと。
しかし、それを乗り越えたとき、得られる達成感はあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。
慎重に検討した結果、挑戦することを選ぶなら、迷った分だけあなたの決断には大きな意味があります。
その選択が新しい可能性を切り開くスタートになることを信じて、一歩を踏み出してみてください!
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