【最終更新日】2023年4月23日
皆さんは、冷蔵庫に残った半端な野菜や食材をどのように使っていますか?
今日は、ワイン愛好家の皆さんにおすすめの家庭料理、キッシュを紹介します。
キッシュにはお好きな食材を好きなだけ加えて焼くことができますので、冷蔵庫に少しづつ残った野菜や加工肉類などを加えてみてはいかがでしょうか。
ここではマッシュルーム、スモークサーモンと玉ねぎを使っています。
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ワインに合うおつまみレシピ スモークサーモンのキッシュ
レシピ
マッシュルームとスモークサーモンのキッシュ 材料 (直径24cmのパイ皿1台分)
卵 4個
生クリーム 200ml
スモークサーモン 100グラム
玉ねぎ 1個
パイシート 300グラム
マッシュルーム 1~2パック
ニンニク 1片
ナツメグパウダー 少々
チーズ(細かくおろしたもの) 150~200グラム
塩、コショウ、オリーブオイル
マッシュルームとスモークサーモンのキッシュ 作り方
マッシュルームは汚れをふき取って2,3ミリの厚さにスライスします。
玉ねぎは繊維を切るように薄切りにします。
少量のオリーブオイルをフライパンに熱し、中火で玉ねぎとマッシュルームを炒めます。焦げない程度に、全体が柔らかくなったら火を止め、冷ましておきます。
浅めの耐熱皿やパイ型に、オリーブオイルやバターを塗っておきます。
キッチンペーパーや指などを使い、型の隅々からフチの上まで全体に塗りましょう。
卵液を作ります。
ボウルに卵、生クリーム、チーズの半量、ナツメグパウダーとコショウ少々、塩小さじ半分と、おろしにんにくを加えて混ぜます。
おろしにんにくを加えると卵液の風味が格段に上がり、キッシュらしさがアップしますので、苦手でなければぜひお使いください。
パイシートは型より大きめに、3,4ミリほどの厚さに伸ばして敷きこみます。
余分はナイフやキッチンバサミなどで切っておきましょう。
余ったパイシートには粉チーズやシナモンシュガーなどを振り、キッシュと一緒に焼いてしまいましょう。
ここでオーブンを220度に予熱します。
パイシートを敷きこんだパイ皿に、炒めて冷ました玉ねぎとマッシュルームを乗せます。
パイシートを破らないように注意しながら均します。
さらにスモークサーモンを均等に乗せます。
均した具材の上から静かに卵液を注ぎます。
残ったチーズを表面に散らします。お好きなだけかけましょう!
卵液にも表面にもチーズたっぷり!焼き上がりが楽しみです。
キッシュを焼くと卵液もパイシートも膨らみますので、卵液はフチから1センチほど下まで位あれば十分でしょう。
オーブンの下段に入れ、30~40分ほど焼きます。
周囲に焼き目がつき、中心部分が盛り上がれば焼き上がりです。
耐熱皿は掴みづらいうえに滑りやすいので、キッシュを取り出す際は十分に気をつけましょう。
中心が盛り上がる前に周囲が焦げてきたら、ホイルなどをかぶせて焼き続けましょう。
オーブンから出した直後は崩れやすいので、全体の高さが落ち着いたら切り分けましょう。
キッシュに合わせるワインは?
今日のワインはこちら。餃子の時と同じく甲州のシュール・リーです。
サーモンとマッシュルームの風味に合わせるのが楽しみですね。
キッシュは食感が単調なので、サクサクとした食感を持つ野菜を含んだサラダなどを付け合わせにすると、料理を最後まで楽しめるでしょう。
今日はブロッコリー、セロリ、コールラビやアーモンドなどを混ぜだサラダにしてみました。
熱々のキッシュには、一口に玉ねぎの旨味、サーモンの塩気、そしてチーズの風味が詰まっています。
最初の一口目でシャープに感じられたシュール・リーの酸味や酵母の香りも、キッシュの風味と見事に調和し、シュール・リーをさらに飲みやすくしてくれます。
サクサク食感のサラダで軽く口直しをしたら、さらにキッシュとワインを。鼻腔も味蕾もフル活動しているようで、楽しくも忙しいという幸福感に満たされます。
調理手順は意外とシンプルなキッシュ。ワインのお供にお勧めです。
フランスではキッシュは気軽なビストロのメニューとして、また食料品店のお総菜コーナーや、週末市場、ベーカリーではサンドイッチと並べられて売られている庶民的な料理です。
本場のレシピではグリュイエールチーズが使われていますが、日本では高価な上に、焼いた際の独特の香りが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんので、お好きなチーズをお使いください。
また玉ねぎではなく、リークと呼ばれるポロネギもキッシュには良く使われます。炒めたネギ類から出る旨味がキッシュの味わいの特徴でもあるので、ぜひネギ類はたっぷりと使ってくださいね。
先に炒めて嵩を減らすことにより、野菜をたくさん入れることが出来ます。
一般的には具材としてネギ類とベーコンなどが良く使われますが、ほうれん草や冷凍の豆類、ベーコン以外の加工肉など、お店によって中身は様々。
冷蔵庫に少しずつ残った野菜などを入れてしまっても美味しい家庭料理キッシュ。ぜひ一度、手作り熱々のキッシュをワインと共にお試しください。
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