ソムリエ試験練習問題【スペイン】カバ

【最終更新日】2024年7月14日

こんにちは!今回はスペインのカバについて学習しましょう!

カバはシャンパーニュやプロセッコと並んで世界三大スパークリングワインと称されるほど存在感のあるワインです。その中でも熟成規定が少し細かい上近年ルールの変更がありましたのでおさらいしておきましょう。

 

練習問題 カバの熟成規定

Q:次のうち、カバのReservaの瓶詰めから滓抜きまでの最低熟成年数を選んでください。

①12か月

②15か月

③18か月

④24か月

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。

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問題の正解はこちら!

 

正解は③の18か月です!

以前までカバのReservaの熟成期間は15か月だったのですが、新しい規定は2020年に発表され、2021年から施行されました。

 

カバはカテゴリ毎に熟成年数が定められています。量が多いですが、ここは気合で覚えましょう。。

Cava de Guarda:9か月以上

Reserva:18か月以上

Gran Reserva:30か月以上

Cava de Paraje Calificado:36か月以上

熟成期間以外にも規定はあるのですが、まずは熟成期間を覚えてから余裕があれば覚えましょう。

 

また、カバにはCorpinnat(コルピナット)というカバの生産者が2017年に興した生産者協会が登録した独自商標があります。

良くも悪くも大衆性を得たカバとの差別化を図るために始めたとされており、栽培方法や収穫方法などカバにはない厳しい規定が盛り込まれています。

最低熟成期間はカバのReservaと同じく18か月です。

 

カバのReservaのように近年変更があった規定は出題されやすく、私も2022年受験時に実際に出題されましたので必ず押さえるようにしてください。


 

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