【最終更新日】2024年7月14日
こんにちは!今回はニュージーランドの歴史とブドウ品種について学習しましょう!
練習問題 ニュージーランドのブドウ品種
Q:次のうち、ニュージーランドで1995年まで生産量が最も多かったブドウ品種を選んでください。
①Pinot Noir
②Chardonnay
③Sauvignon Blanc
④Muller-Thurgau
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は④のMuller-Thurgau(ミュラー・トゥルガウ)です!
現在のニュージーランドで真っ先に思い浮かぶブドウ品種と言えばソーヴィニヨン・ブランですが、1995年まではミュラー・トゥルガウというドイツ系品種が生産量最多でした。
これは、1960年代にかけてドイツのガイゼンハイム研究所ヘルムート・ベッカー博士の指導によりミュラー・トゥルガウの栽培が盛んになったことが要因です。
しかし、現在ミュラー・トゥルガウはほとんど姿を消し、品種別栽培面積ランキングではトップ10までにも入らなくなっています。
1996年から2001年まではシャルドネが最多で、2002年以降現在まではソーヴィニヨン・ブランが最多です。
また、黒ブドウでは1990年代末から登場したピノ・ノワールが最大です。
ソーヴィニヨン・ブランはニュージーランドでは最も重要な存在で、ソーヴィニヨン・ブランだけで、国の生産量の約7割を占めています。
中でもマールボロが最も有名な産地で、国内のソーヴィニヨン・ブランの収穫量の72.8%はマールボロで生産されています。
このようにニュージーランドのブドウ品種は歴史と紐づけて覚えておくことが重要です。
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