ワインコンサルタントの資格|どのようにしたらなれるのか?なりかたの解説

ワインコンサルタントの資格|どのようにしたらなれるのか?なりかたの解説

ワインコンサルタントは企業やレストラン、個人から依頼を受けてワインビジネスに関するアドバイスやワインリストの作成、ワインサービスのコーチなどを行います。

当然これらにはクライアント企業の現状分析と課題の把握、情報の収集、具体的な課題解決なども含まれますので、かなり幅広い知識と経験が必要になります。

 

例えばワインリストの作成一つとっても、そのお店や企業の顧客層や顧客が何を求めているのかが分析できなければワインを選ぶことができません。

ワインが詳しければいいかと言われればそうではありませんし、頭でっかちのワインコンサルタントは企業からは何の価値もないと判断されますので注意しましょう。

最低限の企業経営の財務、法律などがわからないといけませんし、顧客層を察知する想像力も必要になってきます。

 

では、経営や財務、法律面ばかりが詳しくてワインの知識が凡庸ではどうでしょうか?これではそもそもワインコンサルタント以前の問題になってしまいます。

ワインのことが聞けなければただの企業コンサルタントになってしまいますし、クライアントの要望をかなえることができなくなってしまいます。

 

ワインコンサルタントは経営に関する幅広い知識に加えて専門的なワインの知識経験も必要になります。

そこで今回はあなたがワインコンサルタントになるために、ステップとしてどのような資格が必要なのか、どうすれば慣れるのかについてをできる限り丁寧に解説します。

 

僕が経営するワインブックスは企業からのワインコンサルタントも受けていて、ワインリストの作成やソムリエのコーチ、企業やお店の認知度アップのアドバイスをしています。

僕はワインジャンル最大規模のユーチューブチャンネルを運営し、ソムリエコンテストで優勝経験があります。企業からの案件も毎日のように連絡が入り、お陰様で忙しい毎日を送らせていただいています。

その経験が少しでも役に立てれば幸いです。

 

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ワインコンサルタントになるための資格

基本はワインの資格

企業やお店、個人があなたにワインコンサルタントを依頼するのは、当たり前ですがワインについてのアドバイスやコーチをしてもらいたいから依頼することになります。

法律では弁護士や行政書士、労務では社会保険労務士、税務では会計士や税理士がいますから、それぞれのプロに普通は依頼をしますので、ワインコンサルタントということになると当然ワインがその目的になります。

だから基本的な資格はワインの資格ということになります。

 

日本で圧倒的な知名度があるのはソムリエ資格、ワインエキスパート資格でしょう。

この二つについては飲食店やワインショップ、インポーターなどの就労条件のあるソムリエ資格と、それ以外の一般の方のワインエキスパートに分かれます。

難易度については全く同じですし、どちらがどうというものではありませんが、ただし後述しますがこの資格だけでコンサルタントが出来るのかというとそうではないです。

また、世界的にはWSETというワインの資格もありますが、日本ではソムリエ試験と比べても認知度は低く、ロールモデルも相対的に少ないためクライアントが価値を感じづらい素地があります。

 

資格試験だけでは足りない

僕はワインブックススクールというワインスクールを運営しています。

日本最大規模のオンラインのワインスクールなので、生徒の理解度や資格の難易度はかなり深く研究しています。

 

最近のソムリエ試験、ワインエキスパート試験は難易度が上がり、大変に厳しい試験になりましたが、それでもさすがに「試験に合格したから即ワインコンサルタント」というほど甘いものではありません。

試験勉強は大変に厳しいものですが、それでも実務に比べるとかなりの差があります。

 

本当にコンサルタントでも活躍できる人は試験での学習に加えて実務の知識経験がある人です。

試験に合格したばかりの方には申し訳ないですが、企業にアドバイスをするくらいなわけですから試験合格後にその何倍もの努力をしないと期待を大きく裏切ることになります。

 

権威性は必要

では、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験だけでは足りずに、どのようにしてキャリアを積めばいいのか?

やはり必要なのは権威性でしょう。企業があなたにアドバイスを求めるわけですから、何の実績もない人よりは何かしらの理由がある人を選ぶはずです。

 

権威性とは、無意識のうちにあなたの主張を受け入れるくらいにわかりやすい立場の差のことを指します。

今どきワインを扱う企業やお店には必ずソムリエ資格保持者、ワインエキスパート保持者はいます。

この資格保持者が社内にいるのにわざわざ外部にアドバイスを求めるのであれば、圧倒的にそれらを上回る何かがないと選ばれる理由がないということになります。

 

この場合の権威性とは、ソムリエコンテストでの入賞経験や海外修行などになりますが、最近ですとSNSで認知度の高いひとも権威性は高いです。

ユーチューブやエックスなどでフォロワーが多いと、それだけで認知度が高いので企業側としては選ぶ理由にしやすいということになります。

 

ただし、SNSでただフォロワーが多いといっても、中身が伴っていないとクライアントにはすぐに見抜かれてしまいます。

やはり大事なのはしっかりとした知識経験と、それにプラスしての認知度でしょう。

 

他資格の必要性

コンサルタントは企業からの幅広いリクエストに臨機応変に答えることが求められるので、そうなると財務や法律、労務にまでアドバイスを求められることもあります。

ただし厳密に言えばこれらはプロの有資格者の独占業務ですから、あくまでも世間話程度の会話になります。

ですが現実問題として相手は経営者であることが多いので、その手の話は多かれ少なかれ出てきますし、全くのゼロかと言われればそうではありません。

 

それであればいっそのこと他資格も取ろうと思う人もいるかもしれませんが、さすがにそこまでは企業も求めていませんし、一般知識程度で十分です。

ただしこの場合の一般知識とは、「会社経営者から見た場合の一般知識」ですので、かなりハードルは高いです。

 

まとめ

いかがでしょうか。ワインコンサルタントに必要な資格について解説しました。

まとめますと、オーソドックスな資格であればソムリエ資格、ワインエキスパート資格ですが、それだけでは足りません。

積極的な自己啓発と、地道な学習や努力が実った結果、コンサルタントとしての活躍の場があるということになります。

 

また、資格試験の学習だけでは実務とかけ離れていることも多く、ペーパーだけでは全く企業のリクエストにこたえられないことになってしまいます。

資格試験合格後に粘り強く努力をして実務で経験を積み、情報発信をした結果、コンサルタントの依頼が増えてくるのが実際のところでしょう。


 

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