【最終更新日】2021年3月17日
こんにちは。ヨーロッパは三寒四温という感じですが、早春の花が咲き、天気も穏やかになって来ました。
4月初旬の復活祭の休日が近づき、どこのお店にもウサギの形をしたチョコレート菓子と、ワインやシャンパーニュが山積みになっており、ワイン全品2割引!などという文字に誘惑される日々です。この時期と9月下旬は、ワインが買い時です。
フランスにある行きつけの大型スーパーでは、毎年9月下旬に大規模なワインフェアが開催されるのですが、その前に各家庭に投函されるフェアの広告がスゴイのです。
この写真は広告の1ページですが、この広告、というより冊子です。全部で80ページあります。
地域ごとに、このスーパーがフランス中から買いつけたワイン全てが掲載されています。ちなみにブルゴーニュに10ページ、ボルドーに14ページ、ローヌ渓谷に10ページが割かれています。ちなみに新世界は…全世界合わせて2ページ。この辺りに、フランスのワインに対するプライドが感じられますね。
どのワインにも値段とヴィンテージのみでなく、甘さ、フルーティさ、ボディの強さなどがゲージで表示されており、一目で好みのテイストのワインを見つけることができる、大変親切な広告です。昨年これが我が家に投函されて以来、この広告は未だに私のバイブルです。
この中で一番安いものは1.95ユーロのボルドー、一番高いものは95ユーロのシャトートロロンモンドでした。
中心価格帯は4ユーロから15ユーロ、それ以上になると、特別な日向けの高級ワインという扱いです。
ちなみにこのお店で、シャトーディケム2008年、245ユーロを見かけた時は、買いもしないのにドキドキしてしまいました。
まだ半年ほどありますが、今年のワインフェアもとても楽しみです。
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“フランスのスーパーの広告” への4件のフィードバック
やはり現地だと価格が安いですね、シャブリのプルミエ・クリュが2000円くらいで飲めるとは…
読み物としても面白そうで、色んな地方に思いを巡らせられそう
本当に面白くて、見始めるといつまでも読んでしまいます。フランスのワインは日本では高いのですね。早く手に入りやすくなりますように。
広告がバイブルとは!さすがですね。・・・それにしても安定のスクリューキャップがゼロと、なんともフランスらしさを感じる広告ですね^^
おっしゃり通りですね!今まで何も考えずにコルクを抜いていました…。前場先生の講義の後は必ず、この広告で次に買うワインをチェックしています。