【最終更新日】2024年8月1日
秋の味覚が出そろい、ワインを一層楽しめる季節になりました。
この時期、ワイン愛好家の皆さんはどんなワインを楽しんでいますか?
今日は秋の味覚、きのこをたっぷり使ったクリームソースのスパゲティ、アルフレッドを紹介します。
アルフレッドソースはクリームとチーズを使った濃厚なソースですが、カルボナーラとは少々異なり、卵を使わずにニンニクで味に深みを出しています。
アメリカのファミリーレストランでは人気ナンバーワンのパスタメニュー、ぜひお試しください。
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きのことベーコンのアルフレッドソース スパゲティ
レシピ
材料 (3,4人分)
お好きなパスタ 250グラム
生クリーム 250ml
牛乳 50ml
おろしたチーズ 100グラム
無塩バター 20グラム
ベーコン 3枚
エリンギ 1本
マッシュルーム 1パック
しめじ ½パック
ニンニク 一片
塩、コショウ、オリーブオイル
作り方
しめじは石づきを切り、ばらします。その他のきのこ類は大きさを揃えて3,4ミリ厚さにスライスします。
ベーコンは短冊切りにします。
フライパンには油を引かずに、ベーコンを弱めの中火で熱します。全体に軽く焼き目がついたら取り出します。
ベーコンの脂が残っている状態のフライパンできのこ類を炒めます。
ここでパスタ用のお湯を沸かし始めましょう。
軽く塩コショウを振り、きのこ類に火が通ってカサが減った状態になるまで炒めたら取り出します。
パスタを茹で始めます。
きのことベーコンを炒めたフライパンは洗わず、そのままソース作りに使います。
具材を炒めた後のフライパンを再び中火で熱してバターを入れ、少し溶けたところで生クリームと牛乳を加えます。
生クリームが煮立ってきたところにチーズ全量とすりおろしたニンニクを加えます。
味見をし、必要であれば塩コショウで味を調えます。
パスタはパッケージに表示されている時間よりも1,2分前に引き上げ、フライパンに加えます。
ソースが煮詰まりやすいため、パスタは湯切りをする必要はありません。鍋からそのままフライパンに加えて大丈夫です。
さらに炒めたマッシュルームとベーコンも加え、全体を混ぜながらパスタに火を通し、パスタがお好みの茹で具合になれば完成です。
皿に盛り付け、お好みでパセリやコショウを散らします。
合わせるワインは、スイスのシャスラ
今日のワインはこちら。スイスのシャスラが手に入りました!
大地を思わせる芳醇なミネラル感は、きのこの風味とよく合うはず。このワインのために、今日のパスタを作ってみました。
若い果物のような苦みとともに感じられる、大地の香り。絶妙な強さの酸味と旨味。スイスが誇るシャスラは、主にチーズと共に楽しまれています。
ではお待ちかねのパスタを頂きましょう。
チーズとニンニクの風味が、パスタやきのこなどの味の淡白な食材を良く活かしています。
やはりチーズの国のワインは、チーズと合いますね…。パスタを食べた後に頂くシャスラは、濃厚なソースの味を完璧な方法で洗い流してくれるようです。
シャスラでリフレッシュされたら、さらにパスタが欲しくなります。
このマリアージュ、食べ過ぎ、飲みすぎに注意が必要です!
今日のメニューを楽しみ過ぎると摂取カロリーを大幅に上回ってしまいそうなので…残ったきのこをケール、アーモンドスライスと共にオリーブオイルで炒めたものを副菜にしてみました。
アルフレッドはローマの有名店のシェフの名前ですが、そのパスタの味を大いに気に入ったアメリカ人の夫妻によってアメリカに持ち帰られ、クリームやニンニクが足されるなど形を変えながら全米に広がりました。
今では、アメリカ国内のイタリア料理チェーン店で人気ナンバーワン、誰もが食べたことがあるはずのパスタ料理です。
通常はソースのみであったり、チキンが足されたりしていますが、今回は秋の味覚を使ってシャスラに合う料理にしてみました。
チーズはパルメザンと、ペコリーノロマーノを同量使っていますが、ソースに溶けやすいものであればどんなチーズでも大丈夫です。
ソースの味は強めなので、パスタはフェットチーネや太めのスパゲティ、ペンネなどがお勧めです。
シャスラを初めて頂いたのは、初秋のスイス、山頂の駅近くに一軒しかないレストランで昼食を取った時でした。
メニューに載っているワインは、一種類のみ。
ハッシュポテトやチーズとベーコンが鉄板に乗った山の料理を食べながら飲んだシャスラの最初の一口は鮮烈で、なぜこのレストランではこのワイン一種類のみが提供されているのか納得できてしまうほどの完璧なマリアージュでした。
同時にそのワインの歴史や、現地の人々とのつながり方、楽しみ方を知りたくなり、私をワインの学習へと導いてくれたのが、シャスラです。
以前はスイスワインといえば幻などと言われてしまう程、日本への輸入は少なかったのですが、最近では通販などでも手に入りやすくなりました。ぜひ一度、秋の味覚と共にお試しください。
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