自宅でワインを楽しもう!【ワインに合う家庭料理 スペアリブ】

【最終更新日】2024年8月1日

赤ワインにはやはりお肉!ですよね。

この鉄板のマリアージュを自宅でも気軽に楽しんでみませんか?

塊肉をそのままオーブンで焼く、シンプルで大胆な肉料理は家庭でのクリスマスにもぴったりです。

ブライン液という、水に塩と砂糖を溶かした液に肉を漬け込んでから焼く調理法で、塩分が肉のたんぱく質を分解することで焼き上がりが柔らかくジューシーに仕上がります。

 

【こちらのレシピもご参考ください】

 

ご家庭でのクリスマスにも! アメリカ風のスペアリブとワイン

材料紹介

 

アメリカ風スペアリブ(3‐4人分) 材料

豚スペアリブ塊 800グラム

ブライン液

水 400ml

塩 小さじ3

砂糖 小さじ3

乾燥オレガノ 小さじ½

コショウ 小さじ½

ニンニク 2かけ

玉ねぎ ¼個

コリアンダーシード 小さじ½

乾燥ローズマリー 小さじ½

クミンパウダー 小さじ¼

ローリエの葉 1枚

あれば、セロリの葉やニンジンの皮などの野菜くず

 

ドライラブ

塩 小さじ½

コショウ 小さじ½

乾燥ローズマリー 小さじ½

ガーリックパウダー 小さじ½

乾燥オレガノ 小さじ½

クミンパウダー 小さじ¼

パプリカパウダー 小さじ¼

 

 

アメリカ風スペアリブ 作り方

まずブライン液を用意します。

ジッパー付き保存袋やタッパーなどにブライン液の材料すべてを入れ、軽く混ぜて塩と砂糖を完全に溶かします。

ニンニクや玉ねぎなどは汚れをよく洗い落とし、薄皮をつけたまま横半分に切ります。

 

今回は前日に使ったニンジンの皮とセロリの葉も一緒に漬け込んでいます。

スペアリブの塊をブライン液に漬け込み、冷蔵庫で一晩から半日保存します。

 

 

オーブンを180度に予熱します。

予熱する間にスペアリブを冷蔵庫から取り出し、キッチンペーパーなどで肉の表面の水気を軽く拭き取ります。

ドライラブの材料すべてを混ぜて用意します。

ラブとは擦り込み用スパイスミックスのことで、すでに調合された瓶入りのラブも販売されているので、そちらを使用してもOKです。

 

 

ドライラブをスペアリブ全体にまぶして軽く擦り込みます。

耐熱容器にスペアリブを移します。(ここではブライン液に漬け込んだ野菜類も耐熱容器に乗せています)

 

180度に予熱したオーブンで40‐50分焼きます。

各家庭によりオーブンの火力や熱の周り方が異なりますので、焼き時間を調節して下さい。

肉の中心部に竹串を差し込んでから引き出し、出てくる肉汁が赤ければもう少し焼きましょう。

 

中まで火が通る前に表面が焦げてきたら、アルミホイルを上に乗せて加熱を続けましょう。

スペアリブの表面全体に焼き色がつき、中まで火が通れば出来上がりです。

 

市販のバーベキューソースや粒マスタードを添えて頂きます。

バーベキューソースが無ければケチャップ、中農ソース、バルサミコ酢とタバスコなどを混ぜたものでも美味しくいただけます。

意外な組み合わせとしては、あんずジャムと粒マスタード!あまじょっぱい組み合わせがお好きな方はぜひお試しください。

 

 

今回はコールスローとサツマイモを添えましたが、お好きな野菜やイモ類と一緒にお楽しみください。

インゲンやフライドポテト、コーンブレッドなどもスペアリブの定番のお供です。

 

 

ジューシーで、濃い味付けの肉に合うのは何といっても渋め、強めの赤ワイン!実はワインを飲み始めたころは苦手だった、渋めの赤ワイン。

料理との合わせ方を覚えてからはすっかりお気に入りになりました。

今日はチリのカベルネソーヴィニヨン、チリカベを合わせてみましょう!

 

スペアリブにチリのカベルネソーヴィニョン!

 

チリカベの深みのあるフルーティーな香りに心が躍ります。

濃いルビー色がいかにも肉料理向けという雰囲気。

一口を口に含むと、どっしりとした渋みが肉の脂身の風味へと誘います。

楽しみになってきました!

 

スペアリブはふっくらジューシーで熱々。

バーベキューソースの強い塩気と甘味。さらにチリカベを頂きます。

骨付き肉は肉の風味が強いながらもふっくらと柔らかく、嚙むたびに溢れだすうま味がワインの渋みを中和し、またワインが肉の脂肪を中和して素晴らしいマリアージュです。

 

付け合わせの野菜も食感や味わいの違いが楽しく、ワイン、スペアリブ、副菜のローテーションが止められません。

色も味も濃いソースを添えて手づかみでいただく肉料理と、重厚な渋みのカジュアルなワイン。

冬の家族の集まりにぴったりではないでしょうか。

 

【マリアージュについてはこちらをご覧ください】

[blogcard url=”https://winebooks-media.com/mariage/”]

 

 

ブライン液に漬け込む調理法は、ラム、ターキーやチキンなど他の塊肉にも適用できます。

しっかりと中まで火を通しても肉がパサつかないので、骨付き肉や塊肉を失敗なく調理できる方法です。

 

漬け込みさえ終われば、あとは焼くだけ。

オーブンで焼いている間に副菜の準備ができますので、効率的なメニューです。バーベキューにも向いていますね。

 

ブライン液もドライラブも、またバーベキューソースも好きな材料やスパイスを混ぜ、自慢のオリジナルスペアリブレシピを作ってみるのも楽しいですね。

豪快なスペアリブで、冬にぴったりな渋い赤ワインをお楽しみください!


 

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