【2024最新版】ワインエキスパート試験 独学で合格!は本当に可能か?

【最終更新日】2024年7月31日

こんにちは。ワインブックスの前場です。

今回はワインエキスパート試験を独学で合格するためのポイントをご紹介します。

 

記事の冒頭、信頼性のために簡単に著者を紹介します。

僕はワインブックススクールというオンラインのワインスクールを運営していて、毎年多くのワインエキスパート試験の合格者を出させていただいております

2022年度からはエクセレンス試験の対策講義もはじめ、2023年度はソムリエエクセレンスでは全合格者のうち40%の占有率、15人の最終合格者のうち、6人がWBS生という実績を残させていただきました。

 

WBSは月額2200円のみのオンラインスクールです。

もしあなたがワインエキスパート試験を独学でする場合の強い味方になれますので、もしよろしければご参考ください。

WBSのソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座はこちら→

 

ワインエキスパート試験は日本ソムリエ協会が主催する一年に一度の呼称資格認定試験です。

20歳以上の人であればだれでも受けられますし、職歴などの実務要件はありませんので、いわゆる「ワイン愛好家」の試験となっています。

 

ソムリエ協会主催というくらいですので、以前はどうしてもソムリエ試験のほうが花形的なイメージは強かったです。

総体的にワインエキスパートは地味で「愛好家向けのソムリエの下位互換」の様なイメージがあったかもしれません。

しかし実際の現在の認知度はソムリエと全く同等の難易度の試験だとされています。

むしろ幅広い社会経験を持つワインエキスパートの方が、優秀な人が多いと認識している人も多いでしょう。

誰でも情報発信者になれる現代社会においては、ワインエキスパートの方でもソムリエ並みに有名な情報発信者になることもざらにあります。

実際にメディアサイトやユーチューブチャンネルではソムリエ顔負けの情報を発信されるワインエキスパートの方も多く、年々認知度は高まっているといえるでしょう。

 

僕はオンラインのワインスクールを運営しいますから、そこで多くのかたの受験指導をしています。

毎年多くの合格者を出しているため、リアルタイムで入ってくる情報はおそらく日本でもトップクラスの量と質になると思います。

それらの実体験を踏まえて、わかりやすく丁寧に一次情報としてご紹介します。

是非ご参考ください。

 

気になるワインエキスパート試験の難易度についてはこちらをご覧ください→

 

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の具体的な勉強方法【総論】はこちらをご参考ください→

 

 

ワインエキスパート試験 独学で合格は可能か?

最初に結論

おそらく皆さまが知りたいのは手っ取り早く「ワインエキスパート試験は独学で合格できるのか?イエスかノーか?」でしょう。

結論を言うと完全に「イエス」です。

しっかりとした方向性と学習の素地があれば独学でも十分に合格は可能ですし、スクールにわざわざ行かなくても合格している人は多くいらっしゃいます。

 

ですが、ここまで大雑把な「独学で合格」だけでゴリゴリあなたの自己流で勉強しても、おそらく目的は達成できないはずです。

独学には当然独学のメリットとデメリットがあるため、それを押さえたうえで独学での学習をしないといけないからです。

 

また、「独学」の反対は「スクールの活用」でしょう。これにももちろんメリットとデメリットがあります。

それらを踏まえないで判断すると、間違った方向で学習をしてしまい、最悪な場合、学習をすればするほど合格から遠ざかる可能性もあります。

ここで最低限の「独学のメリットとデメリット」「スクールの活用」の全体像についてみてみましょう。

まずは独学のメリットとデメリットです。

 

ワインエキスパート試験を独学で受験するメリットとデメリット

ここでは箇条書きで説明する方がわかりやすいでしょう。これらは最低限押さえておきたい項目です。

 

独学のメリット

1. 費用対効果:

独学の最大のメリットは、コストを抑えられる点です。専門学校や講座に通うと授業料や教材費がかかりますが、独学なら自分で選んだ教材のみで学習できます。

2. 自由なスケジュール:

自分のペースで学習を進められるため、仕事や他の予定との調整がしやすいです。

特に勤務体系の厳しい環境で働きながら資格取得を目指す人にとっては、大きなメリットです。

3. 主体的な学習:

自分で調べ、理解し、実践することで、知識が深まりやすくなります。独学は自主性を養う良い機会です。

 

4. 柔軟な学習方法:

自分に合った学習方法を選べるため、効率的に勉強が進められます。

例えば、書籍、オンラインコース、YouTubeのビデオなど、様々なリソースを組み合わせて学習できます。

5. 自己評価能力の向上:

試験対策の過程で自分の理解度を評価し、弱点を見つける力が身につきます。

これは試験だけでなく、今後のキャリアにも役立ちます。

 

独学のデメリット

1. モチベーションの維持:

独学では、自分一人で学習を進めるため、モチベーションの維持が難しいことがあります。定期的な学習の習慣をつけるための工夫が必要です。

2. フィードバック不足:

専門家や講師からのフィードバックが得られないため、自分の理解度や学習方法が正しいか確認しにくいです。自己評価に頼ることになりますので、どうしてもバイアスがかかってしまう可能性が高いです。

3. ネットワーキングの機会喪失:

学校や講座では、同じ目標を持つ仲間と出会える機会がありますが、独学ではそれがありません。業界の情報交換や人脈作りの機会が減る可能性があります。

4. 情報の限界:

独学の最大のデメリットはこれでしょう。

教材選びや情報収集において、自分だけでは網羅的な知識を得るのが難しいことがあります。

特に最新の情報やトレンドに関する知識は、独学では手に入れにくい場合があります。

5. 実践経験の不足:

ワインテイスティングなどの実践的なスキルは、専門家からの指導や実際の経験が重要です。

独学では、これらの機会が限られるため、実践力の向上が難しいことがあります。

 

独学には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。それぞれの状況や目標に応じて、適切な学習方法を選ぶことが重要です。

 

では、独学をせずに学習をする場合を想定してみましょう。

結論が「独学」であったとしても、スクール活用のメリットとデメリットは押さえておきたいところです。

ここでは、通学型のスクールとオンラインのスクールを例に挙げます。

 

通学型ワインスクールのメリットとデメリット

では、通学型のワインスクールを検討してみましょう。

通学型ワインスクールとはイメージしやすいワインスクールの形です。

 

決まった場所、決まった時間にスクールに通い、講師の授業を受ける。

テイスティングもボトル一本ではなく、グラスでできますので効率的に映ります。

 

通学型のワインスクールのメリットは、なんといっても学習する雰囲気のある空間に身を置くことでモチベーションを維持しやすいことに尽きます。

同じ目標を持つ人が集まる訳ですので、そこから自然と出会いも生まれやすくなります。

 

しかし、通学型ですので当然スクールは運営費用が掛かります。

大手ワインスクールは場所も都心のど真ん中にあることが多いので維持費も大きくなりますし、当然それをまかなうために広告も多く打ちます。

ではそれらの費用はどうするのかというと、当然生徒が支払う料金に反映されて、上乗せされた金額の支払いをするということになります。

そのため費用はすべての学習方法の中ではもっともかかり、相当な意気込みがないと普通は通えません。

(逆に言えばそれだけの思いのある人が集まるということですので、これについてはデメリットだけということではありません。)

 

通学型ワインスクールは、なくても合格可能

では、実際に通学型ワインスクールに通わないでも合格は可能なのか?これについてははっきりと「はい」と答えられます。

少なくともWBSでは通学型に通わないで合格している人が多くいますし、おそらく生徒様のレベルはあらゆるスクールの中でも高い方だと思います。

 

もちろんWBS以外でも多くのオンラインスクールがありますので、それらのスクールで単体で合格者を出しているところも多いはずです。

言いづらいのですが通学型のワインスクールはビジネスモデルが古く、生徒にすればわけのわからない入会金や会員維持費まで支払いをさせられることもあります。

 

もちろんメリットも多いのですが、合理的に判断すれば通学型のワインスクールは割高で、利用される方は限定的になるはずです。

当然このことは通学型のワインスクールも認識しているはずなので、オンラインスクールも利用できるところも多いです。

しかし当初のビジネスモデルがありますので、オンライン専門のスクールとは乖離があるのが実際のところでしょう。

 

オンラインのワインスクールの利用は?

では、オンラインのスクールはどうでしょうか?これを独学と呼べるかどうかは微妙ですね。

というのもオンラインとはいえ費用を一度に払いきって、合格までのすべての講義を受講するとなるとかなりの費用になるところもあります。

 

これもめちゃめちゃ言いづらいのですが、オンラインとはいえそれなりのシステムにすれば維持費は膨大にかかります。

これを賄うためには多くの生徒を集める必要がありますので、派手な広告を打っているところも少なくありません。

なので「オンラインだから通学型よりも安い」は単純にイコールにはなりませんし、それなりの費用は覚悟をするべきでしょう。

 

こうなると受験生にすれば通学型並みの意気込みが必要になりますし、オンラインだから独学と呼ぶのは無理があるかもしれません。

 

参考書だけで合格は可能か?

多くのひとの「独学のイメージ」はこれでしょう。

書店に並ぶ参考書や問題集を買って、これで学習をして合格。これであれば胸を張って「独学で合格した」と呼べるのではないでしょうか。

 

これはもちろん可能ですし、再現性も低くはありません。実際にこの手法で合格した人だって多くいるはずです。

ただしワインエキスパート試験は年々難しくなる傾向にあって、情報の質はより重要性が高まっています。

書店に並ぶ参考書は、僕自身も書籍を発行したことがあるのでわかりますが、リアルタイムで反映出来ているかと言えばあやしいです。

 

実際の発行までには

打ち合わせ⇒原稿だし⇒校正⇒レイアウト決め⇒校正⇒印刷⇒発行

となり、どれだけ短くても最初の打ち合わせから発行まで数か月はかかります。

こうなると3月に教本が発売され、これをもとにした書籍の参考書をその年のうちに発行することは無理ということになります。

そのため書籍での参考書で学習される方は、同時にネットなどで最新情報をできる限りゲットすることをお勧めします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。ワインエキスパート試験を独学で学習するポイントをおさえてみました。

ここまで押さえれば、あなたは自身でしっかりと独学で学習するかどうかを判断できるはずです。

 

最後に、ワインエキスパート試験を目指す方には、僕が運営するオンライン最大級のワインスクール WBSワインブックススクールをお勧めします。

WBSは月額2200円のみなので1か月だけ試しで入っても出費は2200円のみです。別に1か月だけで退会しても誰も何も言いません。

多くの人はその年の初めから入ることがおおいですが、直前だけ、二次試験前だけ活用される方もいます。

 

仮に3か月だけ入るとしても出費は6600円なので、普通に書籍を買うよりも安くつくこともあると思います。

年々厳しくなるワインエキスパート試験なので、情報の量と質はかなめになっています。

WBSはそれらの情報が目いっぱい詰まっていますし、そもそも情報が集まりやすい素地があるので他のスクールより優位性は高いです。

 

もちろんほかにもオンラインの学習システムはありますし、費用も安くつくこともあると思います。

これについてはなにもWBSに限定することはないと思います。いろいろ見比べてみて、信頼できそうなところ、あなたにあったところを選んでください。

 

ただしオンラインで、かつ費用を落として、ということになるとどうしても最低限のウェブの知識は必要になってきます。

また、通学型や費用の高いオンラインスクールと違ってモチベーションの維持が難しいのもその通りです。

流されやすかったり、誘惑のおおい生活環境の人であれば検討は慎重にされた方がいいと思います。


 

【ワインブックスオンラインスクールのご案内】



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