シラー(Syrah)はフランスのコート・デュ・ローヌ(Cöte du Rhône)を中心に赤ワインに使われる黒ブドウ品種の1つである。
オーストラリアでも栽培が盛んでシラーズ(Shiraz)と呼ばれて有名である。独特の黒コショウを感じるスパイシーな味わいが特徴である。
シラーは温暖な産地を好むブドウ品種で、主要産地のフランスとオーストラリアの他、イタリア、スペイン、スイス、アメリカ、南アフリカ、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、など多くの国で栽培されており、栽培面積は19万ヘクタールとワイン用品種で世界第6位、黒ブドウではテンプラリーニョに次ぐ第4位(OIV 2017年調査)。
シラーを使ったワインとして有名なのは、フランスのローヌ北部のコート・ロティ(Cöte-Rôtie)、コルナス(Cornas)、エルミタージュ(Hermitage)であり共にシラーを使った高品質のワインで有名である。
コート・ロティやエルミタージュでは、シラーを主体に使用すること決められており、シラーの酸味・タンニン分の強さを緩和して滑らかで飲みやすくするため白ブドウを混醸することが認められている。
それに対し、「コルナス」はこの土地で収穫されるシラーを100%使用しないといけないルールになっており、白ブドウの使用は認められていない。
シラーのシノニム
Shiraz(シラーズ)オーストラリア
Serine(セリーヌ)コート・デュ・ローヌ
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