【鶏肉のきのこトマトソース煮】自宅でワインを楽しもう!

【最終更新日】2022年12月22日

きのこといえばお鍋の季節ですが、ワインに合わせた料理などもいかがでしょうか?

トマトソースに赤ワインときのこをどっさりと加えたコクのあるソースで、食べ応えのある鶏肉を煮込んでみました。

今回はワインに合わせるメニューを意識して、トマトソースに赤ワインだけではなく刻んだセロリを加え、シチューに近い風味に仕上げてみました。

 

【こちらのレシピもご参考ください】

 

きのこたっぷり!ワインとの相性も抜群の鶏肉レシピ

材料紹介

鶏肉のきのこトマトソース煮 材料(2人分)

鶏もも肉 2本

カットトマト缶400グラム 一缶

トマトペースト 大さじ2

玉ねぎ 小一個

ニンニク 二片

きのこ (マッシュルーム、しめじ、エリンギ、しいたけなどお好みで)

セロリ 茎を刻んだもの一本分

パセリ 葉を刻んだもの少々

赤ワイン 50ml

オリーブオイル、塩コショウ、砂糖

 

セロリやパセリは一度に使いきれないことが多いため、購入したらひとパックすべてを刻んで冷凍保存し、必要な時に必要な分だけ取り出して使うと便利です。

 

鶏肉のきのこトマトソース煮 作り方

鶏肉に塩コショウを振っておきます。

フライパンにオリーブオイル大さじ2を引き、鶏肉の皮目を下にして並べてから火をつけます。

強めの中火で皮に焼き目をつけます。

 

鶏肉の上下を返します。後でソースで煮込むので、焼き目がつけば中まで火を通す必要はありません。

 

鶏肉を皿に取り、キッチンペーパーを押し付けるようにしてフライパンに残った脂を半分ほど吸い取ります。

 

薄切りにした玉ねぎ、粗みじん切りのニンニクと刻んだセロリをフライパンに入れ、中火で炒めます。

 

 

全体がしんなりしたら、お好みのきのこ類と塩コショウ少々を加えてさらに炒めます。

 

 

きのこ類がしんなりしたら、フライパンにトマト缶、赤ワイン、トマトペーストと砂糖小さじ½を加え、中火で煮込みます。

ソースが煮たったら味見をし、必要であれば塩コショウで味を調えます。

 

ソースに焼き目を付けた鶏肉を加え、全体に火を通すと同時にソースを煮詰めます。

 

鶏肉に火が通り、ソースにとろみがついたら出来上がりです。

皿に盛り付け、お好みでパセリや塩コショウ、パルメザンチーズなどを振っていただきましょう。

 

きのこトマトソースに合うワインとは?

あっさりではなく、こってり料理でもないこのメニューには、ブルゴーニュの赤ワインでしょうか?

ブルゴーニュ地方には鶏肉を赤ワインで煮込んだ料理もあることですし…。

 

 

と思ったのですが、我が家のブルゴーニュワインはもう少し寝かせた方が楽しめそうです。

これは数年後のお楽しみに取っておくとして、今日は若いテンプラニーリョを頂きましょう。

 

我が家では、鶏肉のトマト煮にはパセリを混ぜたガーリックライスを合わせるのが定番なのですが、シンプルなパスタでも、トーストしたバゲットやフォカッチャなどを合わせても楽しいですね。

鶏肉にも、ガーリックライスにもきのこトマトソースをたっぷり乗せて頂きましょう!

 

まずはテンプラニーリョ。若い手ごろなワインですから、香り、渋み、甘味とも軽快で、食事の最初から楽しめる赤ワインです。

焼き目をつけて煮込んだ鶏肉はジューシーで、プリッとした食感が美味。鶏皮の焼き目の香ばしさも良いアクセントになっています。

 

きのこ、煮詰めたトマトと赤ワイン。それぞれの旨味がテンプラニーリョの渋みと上手くマッチしています。

調味料を控えめに使っているので、素材の旨味が引き立っていますね。

 

旨味が幾重にも重なるこのメニュー。

トマトと鶏肉の食べやすい組み合わせは、骨を取り除いたモモ肉を使っていたら、あっという間に食べ終わってしまっていたでしょう。

時間をかけて料理とワインを楽しむため、骨付き肉を使って正解だったのかも知れません…。

 

仮にこのソースを抜いて鶏肉を焼いたもののみを頂くのであれば、やはり白ワインが合うでしょうか。

ソースをアレンジしてみるのも楽しいメニューですね。

 

トマトを煮詰める際に砂糖を加えて甘味を引き出す方法は、イタリア人の友人のお宅で美味しいパスタをごちそうになった際に教えてもらったコツです。

トマトは長く煮るほど甘味とうま味が出るため、焦がさずに長く煮るために水やワインなどの水分を加えることもその時に教えてもらいました。

 

【マリアージュについてはこちらをご覧ください】

[blogcard url=”https://winebooks-media.com/mariage/”]

 

今回は骨付きの鶏モモ肉を使っていますが、胸肉や手羽など鶏肉のどの部位を使っても美味しく頂けるメニューです。

また、きのこの代わりにナスやズッキーニなどの野菜を使ってラタトゥイユ風にしても、野菜の甘味を楽しめる美味しいソースになります。

 

フライパンひとつで肉も野菜も一度に調理でき、ワインも楽しめる手軽な鶏肉料理です。

ぜひ、おうちワインのお供のレパートリーに加えてみてください。


 

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