ソムリエ試験練習問題【ボルドー】サンテミリオンの格付け

【最終更新日】2024年7月14日

こんにちは!今回はサンテミリオンの格付けについて学習しましょう!

メドックの格付けと比べると地味な存在ですが出題の可能性は十分にあります。

 

練習問題 サンテミリオンの格付け

Q:次のうち、サンテミリオンの格付けで第一特別級Aのシャトーを選んでください。

①Chateau Beausejour

②Chateau Pavie

③Chateau Pavie Macquin

④Chateau Canon

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。 WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。 【月額2200円】ソムリエ・ワインエキスパート試験対策はオンライン最大級のWBSへ!   そのほかの記事・練習問題も是非ご参考ください。

正解は②のChateau Pavie(シャトー・パヴィ)です!

 

サンテミリオンの格付けは1855年に行われた格付けから100年後の1955年に行われました。

階級は、第一特別級(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ)と特別級(グラン・クリュ・クラッセ)に分かれ、第一特別級は上級のAと下のBに分かれます。

不正解の選択肢のシャトーは第一特別級Bのシャトーです。

 

全ての格付けのシャトーを覚えるのに越したことはありませんが、そんな余裕はなかなか無いため、最低限第一特別級Aは押さえるようにしておきましょう。

2022年の教本には、Angelus(アンジェリュス)、Ausone(オーゾンヌ)、Cheval Blanc(シュヴァル・ブラン)、Pavieの4つのシャトーが第一特別級Aと記載があります。

 

ただしここで補足をしておかなければならないのは、このサンテミリオンの格付けはメドックの格付けとは異なり約10年ごとに見直しが行われる点です。

これまで7回の見直しが行われているのですが、2022年に最新の見直しが行われました。

AngelusとAusoneとCheval Blancが格付けから脱退し、新たに第一特別級BだったFigeac(フィジャック)が第一特別級Aに昇格するという結果になりました。

ですので、2023年以降はPavieとFigeacの2つのシャトーが第一特別級Aということになります。

2023年以降に受験される方は最新の教本で確認してみてください。

 

今回のような格付けや法律に変更があった点は非常に試験に問われやすくなっています。

私も2022年に受けた試験本番でその年に変更されたCava Reservaの熟成期間を答えさせる問題が出題されました。

教本の最新の変更点などはチェックするようにしましょう!


 

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