ソムリエ試験練習問題【アルザス】グラン・クリュの例外規定

【最終更新日】2024年7月14日

こんにちは!今回はアルザスのグランクリュの例外規定について学習しましょう!

アルザスにはグラン・クリュがなんと51個もあるのですが、ブルゴーニュと違って全て覚える必要はありません

むしろ例外規定の方がよく問われます。

 

練習問題 アルザスのグラン・クリュ

Q:A.O.C.Alsace Grand Cruで、Sylvanerを単一で醸造することができるものを選んでください。

①Altenberg de Bergheim

②Zotzenberg

③Kaefferkopf

④Wineck-Schlossberg

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。 WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。 【月額2200円】ソムリエ・ワインエキスパート試験対策はオンライン最大級のWBSへ!   そのほかの記事・練習問題も是非ご参考ください。

正解は②のZotzenberg(ゾッツェンベルグ)です!

 

アルザスのグラン・クリュは原則として認められている品種はリースリング、フェヴルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの4つです。

ただし例外が3つあり、それがZotzenberg(ゾッツェンベルグ)とAltenberg de Bergheim(アルテンベルグ・ド・ベルガイム)とKaefferkopf(ケフェルコップフ)です。

 

Zotzenbergはリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、シルヴァネールのいずれかを単一で醸造します。ミュスカではなくシルヴァネールが認められているのがポイントです。

 

Altenberg de Bergheimはゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリいずれかの単一醸造、もしくはこれら3品種の混醸が認められています。

 

Kaefferkopfはゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリいずれかの単一醸造、もしくはゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリ、ミュスカを混醸またはアッサンブラージュが認められています。

Altenberg de Bergheimと似ていますが、違いは混醸とアッサンブラージュにミュスカが認められている点と、アッサンブラージュが認められている点です。

ちなみに混醸とアッサンブラージュの違いは混醸は果汁の段階で混ぜるのに対して、アッサンブラージュはワインにしてから混ぜる点です。

ワイン概論の知識は意外なところで登場します。時々復習しておきましょう。


 

【ワインブックスオンラインスクールのご案内】



このサイトは、ワインブックススクールの運営です。

ワインブックススクールでは、月額2200円で、いつでも、どこでも、誰でもワインの学習ができる環境が整っています。

ソムリエ・ワインエキスパート試験の対策に

趣味のワインライフに

エクセレンス試験の対策に

飲食店の頼もしい見方に

ご活用ください。必ずお役に立てることをお約束します。

WBSのソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座はこちら→


  ワインビジネスをご検討のお店様、企業様へのワインコンサルタントも行っています。
店舗向けWBSのAIソムリエサービスはこちら→

ワインエキスパート試験とは?試験の全体像はこちら→

ワインブックスにお越しいただいてのテイスティング講座はこちら
ワインブックスのテイスティングコースはこちら→