【2024最新版】ワインエキスパート試験 独学で合格!は本当に可能か?

こんにちは。ワインブックスの前場です。

今回はワインエキスパート試験を独学で合格するためのポイントをご紹介します。

僕自身はワインブックススクールというオンラインのワインスクールを運営していて、毎年多くのワインエキスパート試験の合格者を出させていただいております

2022年度からはエクセレンス試験の対策講義もはじめ、初年度ではありますがソムリエエクセレンスでは全合格者のうち16.6%の占有率、6人に一人がWBSという実績を残させていただきました。

 

WBSのソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座はこちら→

 

ワインエキスパート試験は日本ソムリエ協会が主催する一年に一度の呼称資格認定試験です。

20歳以上の人であればだれでも受けられますし、職歴などの実務要件はありませんので、いわゆる「ワイン愛好家」の試験となっています。

 

ソムリエ協会主催というくらいですので、以前はワインエキスパートは地味で「愛好家向けのソムリエの下位互換」の様なイメージがあったかもしれません。

しかし実際の現在の認知度はソムリエと全く同等の難易度の試験だとされています。

むしろ幅広い社会経験を持つワインエキスパートの方が、優秀な人が多いと認識している人も多いでしょう。

誰でも情報発信者になれる現代社会においては、ワインエキスパートの方でもソムリエ並みに有名な情報発信者になることもざらにあります。

実際にメディアサイトやユーチューブチャンネルではソムリエ顔負けの情報を発信されるワインエキスパートも多く、年々認知度は高まっているといえるでしょう。

 

僕はWBSというオンラインのワインスクールを運営していて、そこでは多くの生徒様の受験指導をしています。

毎年多くの合格者を出しているため、リアルタイムで入ってくる情報はおそらく日本でもトップクラスの量と質になると思います。

それらの実体験を踏まえて、わかりやすく丁寧に一次情報としてご紹介します。

是非ご参考ください。

 

気になるワインエキスパート試験の難易度についてはこちらをご覧ください→

 

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験の具体的な勉強方法【総論】はこちらをご参考ください→

 

ワインエキスパート試験 独学で合格は可能か?

なにをもって「独学」なのか?

「独学」という言葉をあなたがどのような意味で使っているのか?すこし検討してみましょう。

 

①通学型のワインスクールには通わないことを独学と呼んでいる

②通学型もオンラインスクールも活用しないことを独学と呼んでいる

③参考書も何も買わず、教本だけで勉強することを独学と呼んでいる

④教本も見ず参考書も買わず、自前の知識だけで受験することを独学と呼んでいる

 

この中で④ははっきり言って無茶だし再現性はありません。

無勉で合格できるわけはないので早めに考えを直しましょう。

 

③についてはいるにはいるかもしれませんが、実際に教本を見ればわかりますが活字だらけでとても読みこなせるものではありません。

既にかなりの知識のある人であれば可能ですが、これで合格は再現性はかなり低いでしょう。

 

独学でわかりやすいのでは①でしょう。通学型のワインスクールに通っておいて「独学で合格した」は語弊があります。

つまり通学型ワインスクールに行かずに学習するのが独学なんだ、こういう認識の人は多いはずです。

 

②については判断は分かれることでしょう。

入会するだけで通学型と変わらない費用のところもあればWBSのように月額制になっているところもあるので、独学かそうでないかはスクールによっても判断は変わってきそうです。

 

通学型ワインスクールのメリットとデメリット

では、通学型のワインスクールを検討してみましょう。

通学型ワインスクールとはイメージしやすいワインスクールの形です。

 

決まった場所、決まった時間にスクールに通い、講師の授業を受ける。

テイスティングもボトル一本ではなく、グラスでできますので効率的に映ります。

 

通学型のワインスクールのメリットは、なんといっても学習する雰囲気のある空間に身を置くことでモチベーションを維持しやすいことに尽きます。

同じ目標を持つ人が集まる訳ですので、そこから自然と出会いも生まれやすくなります。

 

しかし、通学型ですので当然スクールは運営費用が掛かります。

大手ワインスクールは場所も都心のど真ん中にあることが多いので維持費も大きくなりますし、当然それをまかなうために広告も多く打ちます。

ではそれらの費用はどうするのかというと、当然生徒が支払う料金に反映されて、上乗せされた金額の支払いをするということになります。

そのため費用はすべての学習方法の中ではもっともかかり、相当な意気込みがないと普通は通えません。

(逆に言えばそれだけの思いのある人が集まるということですので、これについてはデメリットだけということではありません。)

 

通学型ワインスクールは、なくても合格可能

では、実際に通学型ワインスクールに通わないでも合格は可能なのか?これについてははっきりと「はい」と答えられます。

少なくともWBSでは通学型に通わないで合格している人が多くいますし、おそらく生徒様のレベルはあらゆるスクールの中でも高い方だと思います。

 

もちろんWBS以外でも多くのオンラインスクールがありますので、それらのスクールで単体で合格者を出しているところも多いはずです。

言いづらいのですが通学型のワインスクールはビジネスモデルが古く、生徒にすればわけのわからない入会金や会員維持費まで支払いをさせられることもあります。

 

もちろんメリットも多いのですが、合理的に判断すれば通学型のワインスクールは割高で、利用される方は限定的になるはずです。

当然このことは通学型のワインスクールも認識しているはずなので、オンラインスクールも利用できるところも多いです。

しかし当初のビジネスモデルがありますので、オンライン専門のスクールとは乖離があるのが実際のところでしょう。

 

オンラインのワインスクールの利用は?

では、オンラインのスクールはどうでしょうか?これを独学と呼べるかどうかは微妙ですね。

というのもオンラインとはいえ費用を一度に払いきって、合格までのすべての講義を受講するとなるとかなりの費用になるところもあります。

 

これもめちゃめちゃ言いづらいのですが、オンラインとはいえそれなりのシステムにすれば維持費は膨大にかかります。

これを賄うためには多くの生徒を集める必要がありますので、派手な広告を打っているところも少なくありません。

なので「オンラインだから通学型よりも安い」は単純にイコールにはなりませんし、それなりの費用は覚悟をするべきでしょう。

 

こうなると受験生にすれば通学型並みの意気込みが必要になりますし、オンラインだから独学と呼ぶのは無理があるかもしれません。

 

参考書だけで合格は可能か?

多くのひとの「独学のイメージ」はこれでしょう。

書店に並ぶ参考書や問題集を買って、これで学習をして合格。これであれば胸を張って「独学で合格した」と呼べるのではないでしょうか。

 

これはもちろん可能ですし、再現性も低くはありません。実際にこの手法で合格した人だって多くいるはずです。

ただしワインエキスパート試験は年々難しくなる傾向にあって、情報の質はより重要性が高まっています。

書店に並ぶ参考書は、僕自身も書籍を発行したことがあるのでわかりますが、リアルタイムで反映出来ているかと言えばあやしいです。

 

実際の発行までには

打ち合わせ⇒原稿だし⇒校正⇒レイアウト決め⇒校正⇒印刷⇒発行

となり、どれだけ短くても最初の打ち合わせから発行まで数か月はかかります。

こうなると3月に教本が発売され、これをもとにした書籍の参考書をその年のうちに発行することは無理ということになります。

そのため書籍での参考書で学習される方は、同時にネットなどで最新情報をできる限りゲットすることをお勧めします。

 

まとめ

こんな結論は本当に言いたくないのですが、いろいろ検討しても独学で学習したい場合、やっぱりワインブックススクールがベストだと思います。

本当にすみません。こんな結論にしたくありませんでした・・・。

 

ただしそれであってもWBSはメリットが大きいです。

月額2200円のみなので1か月だけ試しで入っても出費は2200円のみです。別に1か月だけで退会しても誰も何も言いません。

多くの人はその年の初めから入ることがおおいですが、直前だけ、二次試験前だけ活用される方もいます。

 

仮に3か月だけ入るとしても出費は6600円なので、普通に書籍を買うよりも安くつくこともあると思います。

年々厳しくなるワインエキスパート試験なので、情報の量と質はかなめになっています。

WBSはそれらの情報が目いっぱい詰まっていますし、そもそも情報が集まりやすい素地があるので他のスクールより優位性は高いです。

 

もちろんほかにもオンラインの学習システムはありますし、費用も安くつくこともあると思います。

これについてはなにもWBSに限定することはないと思います。いろいろ見比べてみて、信頼できそうなところ、あなたにあったところを選んでください。

 

ただしオンラインで、かつ費用を落として、ということになるとどうしても最低限のウェブの知識は必要になってきます。

また、通学型や費用の高いオンラインスクールと違ってモチベーションの維持が難しいのもその通りです。

流されやすかったり、誘惑のおおい生活環境の人であれば検討は慎重にされた方がいいと思います。


 

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