【最終更新日】2024年7月14日
こんにちは!今回は日本の地理的表示制度(G.I.)について学習しましょう!
練習問題 日本の地理的表示制度
Q:次のうち、G.I.に北海道が指定された年を選んでください。
①2013年
②2015年
③2018年
④2021年
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は③の2018年です!
地理的表示制度(G.I.)とは、商品の品質や社会的評価がその産地と本質的につながりがある場合に、その産地名を独占的に表示することができる制度です。
ややこしいですが、ざっくり言うと「ここにしかない!」という個性がある商品に産地名を名乗れるようにする制度です。
ワイン以外の食品にも同じような制度はあります。
その代表例が和牛です。
例えば近江牛は滋賀県で育てられる和牛ですが、歴史上江戸幕府へと献上されていたり、滋賀県の豊かな自然で囲まれ、琵琶湖の水を飲んで育つなど商品と産地との強いつながりが認められ地理的表示を認められています。
ワインでG.I.表示が認められている例は下記の5つがあります。
・山梨 2013年7月指定
・北海道 2018年6月指定
・山形 2021年6月指定
・長野 2021年6月指定
・大阪 2021年6月指定
生産量の多い都道府県が指定されるイメージはありますが、大阪が認められているのは意外ですね。
大阪は食用ブドウ栽培が盛んだった経験を活かし、デラウェアなど食用品種を主体として使ったワインが評価されています。
さらに、ワイン以外の種類では、下記が指定されています。
・焼酎 壱岐、球磨、琉球、薩摩
・清酒 白山、山形、灘五郷、はりま、三重、利根沼田、萩、山梨、佐賀、長野、日本酒(国レベル)
・その他の酒類 和歌山梅酒
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