【最終更新日】2023年5月6日
ポルトガルワインは、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験においては存在感は決して強くはなく、日本のワイン市場においても決して興隆しているというわけではありません。
これにはいろいろ理由はありますが、一つはもっとも有名なポートワインが甘口の酒精強化ワインのため、このイメージが日本の消費者に定着した結果、そのほかのワインが相対的に存在感を示しにくいことも理由の一つでしょう。
ただし、ポルトガルワインは現在、ヴィーニョヴェルデをはじめとして多くのスティルワインを海外に売り込もうと様々なイベントをしたり、企業が積極的に日本市場に売り込みに来ています。
フランスワインやイタリアワインの値上がりが激しく、ワインを学習する身としては新しい市場の開拓が必要に迫られているフェーズでもあります。
できればポートワイン以外にも様々なワインを試していただき、試験勉強とともに興味をもってポルトガルワインを楽しんで学ぶようにしたいところです。
また、観光地としてもポルトガルは大変に魅力的で、昔ながらのヨーロッパの伝統を感じる街並みに加えて英語も通じやすく、かつ、治安も比較的良いとされています。
ワインの生産地域を回る旅をお考えの際には、一つの候補に入れてみてはいかがでしょうか。
さて、以下がソムリエ、ワインエキスパート試験のボリュームゾーンの難易度の過去問と解説です。
年度別に過去問は随時追加の予定です。
本格的な学習に入る前に、事前に全体の難易度と傾向を押さえておきましょう。
WBSのソムリエ試験、ワインエキスパート試験対策講座はこちら→
ソムリエ試験・ワインエキスパート試験全体の勉強方法はこちら→
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【こちらの過去問もご参考ください】
目次
【ポルトガル】ソムリエ試験・ワインエキスパート試験過去問
【問題1】コルクメーカー
ポルトガルにおける世界最大のコルクメーカーの名称を1つ選んでください。
①トレスカス社
②モリードゥーカー社
③アモリン社
④モトックス社
【問題2】ポルトガルの歴史
1143年、ポルトガル王国の誕生にあたって、ローマ教皇の裁定によって結ばれた条約を1つ選んでください。
①サモラ協定
②コンコルダート協定
③ラテラン協定
④パリ協定
【問題3】基礎的なブドウの知識
ポルトガルの固有品種の数を1つ選んでください。
①125種以上
②250種以上
③500種以上
④750種以上
【問題4】ブドウのシノニム
Tempranilloと同じ黒ブドウ品種を1つ選んでください。
①Tinta Roriz
②Maria Gomes
③Touriga Franca
④Syrah
【問題5】樽熟成との親和性
ポルトガルの白ブドウの中で、特にオークとの相性が良い品種を1つ選んでください。
①フェルナン・ピレス
②ロウレイロ
③エンクルザード
④アルバリーニョ
【問題6】ヴィーニョヴェルデの基礎問題
D.O.C. Vinho Verdeで有名な白ブドウ品種を1つ選んでください。
①Touriga Nacional
②Alvarinho
③Arinto
④Azal Branco
【問題7】ドウロ
D.O.C. Douroが位置する地方を1つ選んでください。
①Minho
②Transmontano
③Terras do Dão
④Duriense
【問題8】ダン
D.O.C. Dãoの赤ワインの主要品種を1つ選んでください。
①Tinta Roriz
②Touriga Franca
③Touriga Nacional
④Arinto
【問題9】バイラーダ
D.O.C. Bairradaの赤ワインの主要品種を1つ選んでください。
①Tinta Roriz
②Touriga Franca
③Touriga Nacional
④Baga
【問題10】ヴィーニョレジョナル
ポルトガルのVinho Regionalの数を1つ選んでください。
①12
②14
③16
④18
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