2022年度ソムリエエクセレンス試験 合格体験記②hiloさん

【最終更新日】2023年12月24日

hiloさんはWBSで春から受講され、見事にソムリエエクセレンスに一発合格を果たしています。

テイスティングコメントについては間違いなく全受験者の中でもトップクラスの成績だったと思います。

そんなhiloさんの合格体験談をご覧ください。

 

WBSのソムリエエクセレンス・WEエクセレンスの対策講義はこちら→

 

【エクセレンス試験合格体験記】


 

 

本当に備忘録レベルになってしまいますが、私の経験をお伝えさせていただきます。

 

【一次試験について】

・試験時間は70分だったかと思いますが、時間は結構ギリギリだったと思います。

問題冊子に直接書き込んで解答していくものでした。

どうしても分からない問題には丸をつけて後で解き直したのですが(おそらく7〜8問くらい)、それが終わったのとほぼ同時に試験終了でした。

説明が必要な設問もいくつかあり、そこに時間を取られたのだと思います。

 

・勉強方法について

エクセレンス受験を決めたのがその年の春だったために、準備期間は短めであったと思います。

ですので知識を深めるというよりも、試験に受かるための勉強であったと思います…

過去問・予想問題に始まり、過去問・予想問題に終わるといった感じです。

WBSでエクセレンスの講義が始まったと同時に、なーなさんが作ってくださった問題をフラッシュカードアプリに入れて、移動時間や就寝前などの時間に暗記をしました。

ペンや紙がないときは指を動かして、スペルも覚えました。

最初は出そうな問題を考え、ノートにまとめていたのですが、まとめるのに膨大な時間がかかり試験に間に合わないと感じたので、

ノートづくりをやめ、問題を解くことに注力しました。(これが8月の始めです)

教本は端から端まで読むのではなく、問題を解く中で理解が足らない箇所の読み込みをしました。

東欧諸国のブドウ生産量1位〜3位など、なかなか覚えられないものは張り紙を作って自宅の目に入る所に貼って覚えました。

しかし、資料作成をすることは極力控え、その分問題を解いたり暗記することを重要視しました。

 

 

【二次試験について】

・会場はかなりの緊張感で、私は香りや味わいを捉えることがいつも以上にできなかったと感じます。

時間は60分間、白2種、赤2種、その他のお酒が出て、「マリアージュを1品とその理由」、「フルコメント」、「醸造方法」などが問われました。

結論は、品種、生産国、地域、アペレーション、収穫年を問われました。

その他のお酒は、「飲料の種類」、「生産国」が問われました。

問題冊子に書き込んで解答するスタイルで、解答欄は行やマスはなく白いです。

練習では1アイテム9分程度で解答できていましたが、本番は時間が足らず、その他の飲料についての解答の途中で試験時間が終了しました。

 

・一次試験終了後、結果が出るまで10日間ほど時間がありましたが、筆記が通っているとは思えず二次試験の対策も手付かずでした…

一次の結果を待っている間、やる気が起きなくてもワインをテイスティングしながら飲んでおけば良かったと感じています。

・二次対策は前場さん、なーなさんについていくのみでした。前場さんから毎日頂戴するお題のワインを想像しフルコメントを作成しました。

その中でも飲んだことがなかったり、コメントが苦手なワインもありましたので、それらのフルコメントは繰り返し書き、実際に飲んでみました。

しかし、大体はフルコメントを時間を測りながら繰り返し書くという勉強法を行い、ほとんどワインはテイスティングしていません。

 

【三次試験について】

・こちらもかなりの緊張感でした。4人ずつ呼ばれ、試験会場の宴会場の前で座って開始まで待ちます。

その間の5分間(だったでしょうか…)で配られたお題のラミネートを見て、サービスと、4種の飲料についてのマリアージュのプレゼンを行うことを確認しました。

一つの宴会場がパーテーションで4分割されていて、受験者4人がそれぞれ配置につき、試験官の説明を聞きます。(ほぼラミネートと一緒)

サービスするワインの市場価格もプレゼンに交えることを聞いて少し焦りました。

 

・サービス(制限時間3分)は、ワインが横置きされていたのでパニエを使いました。

抜栓時に勢いがついてしまいワインが噴き出し、周りのクロスや自分のエプロンにも結構飛び散りました…。

更にライトのつけ方が分からずタイムロスし(試験官が教えてくださいました)、デキャンタージュを終えたところでタイムアウトでした。

サービスしたワインについてのプレゼンは、生産地域、品種、市場価格、味わいの特徴、お勧めの合わせる料理(フレンチ)と理由、合わせる料理(和食)と理由をお話ししてちょうど制限時間の2分になりました。

 

・プレゼンテーションは、まさかのレッツィーナが出題されましたが、事前になーなさん、前場さんと準備したコメントで乗り切りました。

 

・準備について

直前二〜三週間ほど前から毎日サービス実技の流れを3分で練習しました。そもそも普段抜栓をしないので12本で5000円のワインをAmazonで買って練習しました…

ワインが縦置きだった場合、横置きだった場合のサービスをそれぞれ5回ずつ行うことを毎日のルーティンにしていました。

 

正直練習回数は少ないと思うのですが、毎日行うことで身に染みついていたようで、ワインが噴き出した時も冷静に実技を続けられたのではと思います。

マリアージュのプレゼンテーションについては、WBSの個別指導で教えていただいた通りに準備しました。

このご指導がなかったら、三次はもちろん、二次もパスできなかったと思います。

本当に本当に、ありがとうございます。

【WBSについて】

一次から最終試験まで、的確なご指導をしてくださり心から感謝しております。

なーなさん、前場さんに出会うことがなかったら絶対にエクセレンス合格なんて有り得なかったです!!

なーなさんが講義で教えてくださったところも筆記試験で出題されましたし、

二次、三次の個別指導は緊張する場面も多々有りましたが、効果的なアドバイスを毎回いただきました。

また毎日のテイスティングコメント練習も、すごく身になっていると実感できました。

こんなに合格に近づけるスクールは他にはないと思います!!

 

 

【これから受験される方へ】

まさか自分がエクセレンス試験を受けるなんて…という気持ちで不安だらけの半年でしたが、前場さん、なーなさんを信じてついていけば合格できます!!

もう勉強したくない…練習したくない…という気持ちになることも多々有りましたが、

前場さん、なーなさんが真摯に私たちに向き合ってくださる姿勢や、オンライン講義でお会いする方々の頑張っていらっしゃる姿を拝見すると、「もうちょっとやるか〜」と自然に思えました。

 

また、睡眠や息抜きも非常に大切にしていました。

テレビも見てました。。。

特に「世界ふしぎ発見」などの海外の様子が見られるものは、特にワイン生産国だと地理関係の理解につながりました。

私は一次試験の前の週に、出川哲郎さんの充電バイクの旅を見ていたら、出川さんが北海道で「十勝モール温泉」に入っていて、そこで「十勝モールウォッシュ」というチーズを完璧に覚えたら、出題されました。笑

息抜きで学びもあるものです。

 

しんどいこともありましたし、試験当日はまだまだ準備が足らなさ過ぎる…と不安になりました。

試験の後は毎回「ダメかも」という気持ちになりました。

でも合格できたのは、信頼のおける前場さん、なーなさんの存在と、WBSでの効果的な学習のおかげです。

本当にありがとうございました!!

 

 

合格おめでとうございます!

hiloさんの良い面が生かせるようにアドバイスをさせていただいたのですが、信頼していただき、そのまま表現することができるのも大きな素養だと思います。

ご職業柄実技では不安もあったと思います。

hiloさんから「あたしダメダメ」のこえを何度聞いたことか・・・それをさらりと乗り越えるのがhiloさんですね(笑)

前場亮

 

hiloさん合格おめでとうございます!

時間がない中の勉強方法の工夫の仕方は多くの方への参考になりますね!

私も息抜きと睡眠の大切さには同感です。

継続して勉強しなくては合格できない試験だからこそ、モチベーションを持続させることが大変だったかと思います。

不安になりながらも、テイスティング、実技の練習やマリアージュの特訓などにもひとつひとつを一生懸命に取り組まれた結果だと思います!

なーな


 

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