【2023年試験版】ソムリエ試験の合格率を知ろう

【最終更新日】2022年12月3日

ソムリエ試験はここ数年で急激な難化傾向にあります。

ただし「何となく難しそう」「何となく難しくなった」くらいのイメージで受験勉強を始めるとどれくらいの努力の量と質が大事なのかが図れません。

そのため少なくともどれくらいの難易度でどれくらいの合格率なのかは学習を始める前に必ず把握しておくことをお勧めします。

 

また、合格率を知ってもそれがどれくらいの学習量で対応が可能なのか?受験生のレベルはどの程度なのかも合わせて把握をしておくべきでしょう。

これを知ることでおおよその難易度がわかり、結果として効果的に学習を進めることができるようになるはずです。

 

僕はワインブックススクール(WBS)というオンラインのワインスクールを運営していて、多くの生徒様をソムリエ試験の合格に導いています。

そのためこの試験の総論としてどれくらいの合格率なのかをどこよりも深く研究しています。

合格率をただ表面的に知るだけであれば、いいとこ2~3行で済むはずです。

ただし重要なのはその合格率が具体的にどれくらいの努力の量と質が必要なのかがわからなければ意味がないし、受験生のレベルとともに知らないとただの数値で終わってしまいます。

 

ここでは、実際の合格率を検討したうえで、どれくらいの難易度なのか?そしてどれくらいの努力が必要なのかを解説しています。

 

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ソムリエ試験の合格率

おおむね35~40%

ソムリエ試験の合格率は公表されていて、このようになっています。

こちらを表にしましたので見てください↓

 

2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
ソムリエ 40.9% 29.0% 23.5% 26.5% 29.8% 37.9% 42.1%
ワインエキスパ―ト 39.6% 38.2% 33.1% 32.8% 44.2% 43.3% 40.7%

 

このようにソムリエは2016年にいきなり合格率が10%も下がり、2019年までは20%台というかなり低い合格率となっています。

これはそれまでワインアドバイザーと呼ばれていた販店向けの試験との統合や、あるいはCBT試験導入が影響しているものと思われます。

 

ただし2020年にはもともとの合格率に近くなり、そして2021年には従前の合格率よりも高い合格率に落ち着いていることがわかります。

2021年についてはこれまでの低い合格率の反動から、免除制度があるためのノイズだと思います。

おそらくソムリエ協会側は30%台後半の合格率を予定していて、これに合わせて合格点を設定しているものと思われます。

 

なぜ30%台後半なのか?

これはソムリエ協会の内部の中でも一部の試験委員の人しかわからないことですし、推測をするしかありません。

しかし、僕が試験委員の人間であればほぼ間違いなく30%台後半を理想的な合格率であると設定するはずです。

 

資格試験は試験の権威性を高め、受験生の質を保ちつつ受験者を離れさせないことが重要になります。

「ソムリエ試験は難しい」と思われることで合格者のステータスは相対的に上がりますので、試験の権威性が高まるということになります。

 

資格試験で合格率が乱高下すると試験の信頼性が低下してしまい、受験者離れを起こす可能性があります。

例えば前年20%の合格率だったのに今年は60%になったら試験のステータスは一定せずに、試験の権威性は落ち、結果として「ソムリエ試験持っていても大したことない」と思われる可能性があるからです。

もともとの合格率が40%程度とされていましたので、これに合わせるように合格率を修正する。

こうなると、当たり前ですが40%台の合格率と30%台の合格率であれば見栄えは30%台の方がいいため、30%台後半が理想的な合格率なのです。

 

段階別の合格率

ソムリエ試験は1次試験のCBT形式の筆記試験とテイスティングと論述の2次試験(論述は3次試験に加点)、そしてデカンタージュの実技の3次試験の3部構成になっています。

このうち最大のヤマは1次試験の筆記試験で、おおむね例年1次試験で半分にスクリーニングされます。

そして2次試験ではこのうちの2割程度がふるい落とされ、3次試験で若干名が不合格になり、最終合格となります。

 

ただし3次試験は情報さえしっかり取得していれば、トレーニングをすることでだれでもできるようになりますし、不合格はWBSでは聞いたことがありません。

そのためまずはしっかりと一次試験を突破するだけの知識をつけ、テイスティングで落とされないように準備をすることが肝要になります。

 

昔の受験者の質は低かった?

僕はソムリエ試験を取得したのがもう25年も前なのですが、指導する立場で現在は受験生の質をリアルに知っています。

正直に言えば僕が受験した当時の受験生の質は低く、優秀な人を探す方が難しいくらいな試験であったと覚えています。

 

酷い表現になって申し訳ないのですが、僕は試験当時は都心部の大手ホテルにあるイタリアンレストランで勤務していました。

そこのホテルのシェフソムリエはソムリエ協会の副会長を務めていて、毎年多くの人がソムリエ試験を受けていたのです。

僕の勤務するレストランはホテル経営ではなくて外部の委託で入ったイタリアンだったので、正直ホテル側からすれば格下のレストランが入ってきた程度にとらえられていたはずです。

 

ですが、実際の受験生を見るととてもまじめに勉強しているようには思えずに、勤務態度も決して見習えるものではありませんでした。

案の定、試験が終わると僕が断トツの一番の得点で、ほかの人は得点は合格点ギリギリか、何人かは不合格になっていました。

 

これはなにも自分だけが優秀でほかの人はダメダメと言いたいわけではなくて、大手ホテルであってもそのくらいのモチベーションでみんな受験していたということです。

もちろん中には優秀な人もいましたが、それでも現在の受験生を見てみると同じレベルとはおもえないものです。

 

現在の受験生のレベル

そして時が過ぎて現在、僕はアドバイス、コーチをする立場でソムリエ試験と再度向き合うことになりました。

もちろん試験の質が上がったのはパッと見てすぐにわかったのですが、受験者のレベルも相当上がったことに驚かされたことを覚えています。

 

これはおべっかではなくて、正直な意見を言うと、現在の合格者であれば僕の頃の受験生全体の10%には入れるし、それだけ受験者の質は上がったと肌感覚で理解しています。

とくにWBSはアンテナが高い人が集まる傾向にあるので、すでに入会してくれた段階で勉強方法や具体的な勉強の質をとらえていることが多いです。

 

僕の頃であれば「ただ頑張って、全力でぶつかる」というスタンスの人が多いのですが、これでは先が思いやられますし、実際多くの人は合格後に挫折をしています。

WBSの生徒様は計画的に、意図的に合格しているため勝ち方を理解できています。

そのためこの経験が合格後も生き、継続して成長される方が多くいらっしゃるように感じます。


 

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