【最終更新日】2022年10月13日
ひょっとしたらあなたはワインのことを知りたくて、どうやって好みのワインを購入しようかと考えているのかもしれません。
なんとなくワインに興味を持って、最初の一本を買いたい。でもどこから手を付けていいかわからない。
興味はあるんだけど、ワインの種類も選び方も判らないし、そもそも何をどう買えばいいの? ブルゴーニュって何?シャルドネってナニ?
きっとこんなふうに感じているのかもしれません。
ご安心ください。
今、あなたの周りで余裕をもってワインを飲んでいる皆さんも、はじめは全く同じ思いをしていたのですから。
家でビールや缶チューハイを飲むのもいいけど、このページにたどり着いたのも何かの縁です。
24時間開いているコンビニエンスストアでも、なかなかの品質のワインが気軽に買えるようになった昨今。
ここでちょっと世界を広げて、ワインを知ってみませんか?
「ワインなんて、なんだか気取っててハイソな趣味って感じ。」
「お高いんじゃないの?」
そんな印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
確かに、歴史的にワインと深い結びつきのある国々と比較すると、日本での嗜好品としてのワインの価格は高めかもしれません。
しかし最近は輸入業者やワイン専門の通販サイトも増え、少し前よりも格段にワインは身近になっています。
産地や品質にもよりますが1本1000円を切るワインも珍しくなくなっていますし、コンビニワインの質や品揃えの向上も進んでいます。
そもそもワイン大国として知られる国々では、ワインは食事のお供としてパンや副菜のように供されているもの。
食卓の上にあって当然のアイテムで、価格も現地価格で一本300円から1500円程の物が一般的です。
だからワインを飲むにあたり、肩肘を張る必要などは全くないのです。
ワインショップでのワインの選び方
ワインショップは、怖くない
さて緊張も解けたところで、ワインを買ってみませんか?
もしあなたの生活圏にワイン専門店を見かけたことがあれば、ぜひ行ってみましょう。
・・・ワインショップ・・・?
「ワインのことを何も知らないのに、店員さんに訝しがられるのでは?」
「こんな素人が来たら、迷惑なだけじゃないの?」
などと躊躇してしまうお気持ち、分かります!
何となく興味があるから来ただけなのに、質問攻めをされたらどうしよう、馬鹿にされたらどうしよう。
そんな思いだってあるはずです。
ですが、ここでお伝えしたいのは「ワインショップは怖くない」ということ。
ワイン専門店の店員さんや一般のワイン愛好家の方々は、ワイン愛にあふれ、その知識やおすすめワインなどの情報を共有したい気持ちで常にいっぱいなのです!
ストレートに、「ワイン初心者なので、初心者にも好まれるワインを探しています。おすすめはありますか?」と聞いてみましょう。
赤ワインか白ワイン、甘口か辛口、どっしり重厚かさっぱりさわやかかなど、きっと店員さんは親切にあなたの好みを聞いてくれるでしょう。
店員さんによってはどうしてもあなたの好みを聞きたくて、いろいろ聞かれることもあるかもしれません。
その時には正直に「ボキャブラリーが思い浮かびません」と一言添えましょう。
おそらく店員さんはあなたに合った言葉を選んでお勧めしてくれるはずです。
料理に合わせてワインを選ぶ
ワインの醍醐味は、なんといってもお料理とのペアリングですよね。
ひょっとしたらあなたは、お目当てのお料理にピッタリのワインを探しているかもしれません。
この場合でも大丈夫。
ワイン⇒料理であれば
店員さんにお勧めを選んでもらったら、「このワインにはどんな食べ物が合いますか?」と聞けばOKです。
料理⇒ワインであれば
「牛肉に合うものを、2000円以下で。」のように、好きな食材と予算を伝えるのも良いですね。
ワインだけを飲んで好き嫌いを判断するのは、なかなか難しいかも知れません。
料理をひと口食べた後にワインを飲んだ時、ワインと料理が互いの風味を引き立てあうような、あの感覚です。
料理をひと口、そしてワインをひとすすり…のループが止められなくなってしまうような楽しさを得られた時があなたにも必ず訪れます。
そんなときに初めて、ワイン本来の良さを見つけだすことができるのです。
ごく一般的な情報である、「魚介類の料理に白ワイン、牛肉の煮込みに赤ワイン」から始めても、もちろんOKです!
ブルゴーニュやシャルドネなど、なんだか聞き覚えのあるキーワードについて知ることなどはそのあと。
また飲みたいな、と思うようなワインを見つけた後で良いのです。
好みのワインを見つけた時、あなたはきっと、そのワインについてもっと知りたいと思うでしょう。
ここまで来たらあなたはもう、ワイン愛好家です。ワインの世界へようこそ!
なお、ワインとお料理の組み合わせのことを”マリアージュ”と言います。
マリアージュについてはこちらをご参考ください。
[blogcard url=”https://winebooks-media.com/mariage/”]
ワイン選びは楽しい
ワインの味わい、産地や歴史、ブドウの種類や個性、ヴィンテージ、生産者などなど、ワインの奥深さへの興味は尽きることがありません。
自分で選んだ料理とワインが最高にマッチした時のうれしさや達成感は格別です。
また、プレゼントしたワインを相手に気に入ってもらえた時の喜びなどが、ワインへの興味と愛情をより一層深いものにするのです。
以前に某ワイン大国のデパ地下で、現地産の赤ワインを選んでいた時の事。
「あなた、地元の赤ワインを探してるの?」
と、買い物かごを下げた男性に声をかけられました。
強めの赤ワインを探していると答えたところ、その男性は買い物かごから包みを取り出して見せながら、
「私は今日はラムチョップを買ったから、このワインを買うんだよ。良かったら買ってみて。とても美味しいよ。」
と、一本のワインを示しました。
現地の方の生の口コミ、無視する選択肢なんてありませんよね。
そのワインはやはり肉料理にぴったりで、後にワイン好きの友人たちに勧めまくったお気に入りとなりました。
このように、世界のどこでもワイン愛好家の皆さんは、自分の好きなワインを共有する機会を楽しんでいることが分かります。
ですから皆さんも安心して、店員さんやお知り合いのワイン愛好家の方々を頼って下さいね。
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