【ソムリエ・ワインエキスパート試験】歴史問題は捨て問にするべきか?を解説!
ソムリエ・ワインエキスパート試験において、歴史問題は短期合格を目指す際に捨て問として扱うことが一つの戦略とされることがあります。
しかし、ワインの世界を深く理解し、その知識を今後のワインライフに生かすためには、歴史の知識は不可欠です。
ワインの歴史を学ぶことで、各地域のワインの特性や醸造方法の背景、さらには今日のワイン文化の形成に至るまでの流れを立体的に理解することができます。
また、歴史を通じて、ワインにまつわる文化や社会的な背景にも触れることができ、より豊かなワインライフを楽しむことができるでしょう。
したがって、歴史問題を単なる試験対策に留めず、ワインの理解を深めるための重要なテーマとして捉えることが、長い目で見たときに非常に有益です。
今回は、ソムリエ・ワインエキスパート試験において、歴史問題は捨て問にするべきかどうかを、練習問題を例題に検討してみます。
*この記事は、WBSワインブックススクールの代表前場が、インスタグラムに毎日投稿するソムリエ・ワインエキスパート試験のお役立ち情報を抜粋し、スタッフが記事にしています。
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【ソムリエ・ワインエキスパート試験】歴史問題は捨て問にするべきか?問題を解説!
歴史問題は捨て問にされやすい
【練習問題】
次のアメリカの禁酒法の記述のうち、正しいものを選んでください。
①1920年から1935年までの15年間施行された
②19世紀中盤以降、西部を中心に禁止運動がおこった
③アメリカだけが禁酒法を施行した
④家庭用年間750lまでは自家消費用ワインは製造が許可されていた
歴史問題はおそらく受験生が一番苦手意識を持っている分野で、「ここは捨て問にしよう」という人も多いでしょう。
ひょっとしたらスクールの中にも歴史問題は捨て問にするように、と指導するところもあるかもしれません。
もちろん学習の仕方はそれぞれですので、どれが正解というものではありません。
ワインの理解の深化という点を考慮すれば歴史は避けては通れませんが、それはもっとあとの話になります。
試験攻略の合理性を検討すれば歴史問題を捨て問にするのは合理的な面もあるでしょう。
歴史問題は各国いいとこ1問出るかどうか、全体でも5問出題されるかどうかでしょう。
試験全体を見ても、二次試験では出題はありませんし、あり得るのはソムリエの論述くらいで、これも可能性としては低いです。
コンテキストをしっかり理解できないと回答できませんし、試験合格の再現性という面ではコスパはよくありません。
そのため、例えば3か月程度の短期合格を目指す方であれば捨て問にするのが合理的判断でしょう。
ただし、これは単純に「合格ゴール」の場合に限定されます。
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この問題は禁酒法について横断的な知識が無いと回答できません。
アメリカ禁酒法は1920年から1933年まで13年間施行され、19世紀の中盤から東部を中心に施行の機運が高まりました。
カナダ東部もアメリカの影響を受け、いくつかの州で施行されました。(実際に禁酒法自体は世界各国で施行の歴史があります)
ただし実際の法運用はかなりのザル法で、教本記載であれば家庭用の消費に限定して年間750リットルまでは生産が許可されていたことが分かります。(教本132p)
ザル法は見方によれば抜け道ビジネスの格好のターゲットです。
この頃のアメリカではワイン醸造用のぶどうジュースビジネスが活況を呈した歴史を経ているのです。
歴史問題は脈絡をとらえないと回答できない
歴史問題は例題のように、脈絡を理解しないと正解できませんし、タイパという点では正直避けたくなる気持ちも理解できます。
ただし合格後のワインライフという点で考えればまた別で、ワインの理解の深さは少し話せばわかる人にはわかってしまいます。
また、コスパにこだわって学習するのもいいのですが、ワインそのものを理解しようとする姿勢にも端緒は出ます。
WBSであれば1月から3月までのあいだに入会するようなスケジューリングがとれるような受験生であれば、できればしっかりと取り組みたい分野と言えるでしょう。
こういうところは試験合格の理屈とか合理性とかではなく、ワインとの付き合い方をどこに置くのかにかかってきます。
こればかりは正解はありませんし、他者が決めるものではありません。
あなたがどのようなワインライフを送りたいのか、でしょう。
結論:やっぱり重要!歴史問題
ソムリエやワインエキスパートとしてのワインライフにおいて、歴史の理解は単なる知識の一部に留まらず、ワインの本質を深く理解し、その魅力をより豊かに味わうために欠かせない要素です。
ワインは、数千年にわたる人類の歴史と共に発展してきた飲み物であり、その背景には様々な文化、宗教、政治、経済の影響が存在します。
例えば、フランスのボルドー地方やブルゴーニュ地方のワインが世界的に評価されるに至った背景には、中世の修道院が果たした役割や、ヨーロッパにおける貿易の発展が密接に関わっています。
また、フィロキセラ禍や禁酒法時代など、ワインの歴史における重要な出来事を理解することで、現在のワイン産業がどのように形成されたかを知ることができます。
これにより、現代のワインのスタイルや市場動向を読み解く力も養われます。
さらに、歴史を学ぶことで、各ワイン産地の風土や気候がワインに与える影響をより深く理解することができます。
例えば、イタリアのトスカーナ地方で生まれたスーパータスカンが、なぜそのようなスタイルを持つに至ったのか、その歴史的背景を知ることは、ワインの味わいを一層引き立てます。
結局のところ、歴史の理解は、単に試験対策として役立つだけでなく、ソムリエやワインエキスパートとしてのキャリアを長期的に支える基盤となるものです。
歴史的な知識を持つことで、ワインに対する洞察力が深まり、顧客に対してもより豊かな体験を提供することができるでしょう。
歴史を知ることで、ワインの世界が持つ多層的な魅力を最大限に引き出し、自身のワインライフをより充実させることができるのです。
WBS生の皆様であれば釈迦に説法ですが、歴史は決して侮ることのできないテーマですので、ご参考ください。
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“【ソムリエ・ワインエキスパート試験】歴史問題は捨て問にするべきか?を解説!” への4件のフィードバック
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