ソムリエ試験練習問題【シャンパーニュ】醸造方法

【最終更新日】2024年7月14日

こんにちは!今回はシャンパーニュの醸造方法について学習しましょう!

 

練習問題 シャンパーニュの醸造方法

Q:次のシャンパーニュの醸造方法のうち、フランス語で糖分調整を意味するものを選んでください。

①Tirage

②Remuage

③Degorgement

④Dosage

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。

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そのほかの記事・練習問題も是非ご参考ください。  

問題の正解はこちら!

 

正解は④のDosage(ドサージュ)です!

この作業は瓶内熟成を終えた後、甘みを調整するために行います。このとき添加する液体をLiqueur d’expedition(リキュール・デクスペディシオン)やLiqueur de Dosage(リキュール・ド・ドザージュ)と言います。

 

①のTirage(ティラージュ)は瓶詰め(出荷前ということではなく、瓶内二次発酵を行う前です)の意味です。

このとき添加する液体をLiqueur de Tirage(リキュール・ド・ティラージュ)と言いますが、Liqueur de Dosageとの違いは味の調整ではなく、瓶内二次発酵を起こさせるために添加する点です。

 

②のRemuage(ルミュアージュ)は動瓶の意味です。

瓶内熟成を行っている際に、瓶内に残った滓を瓶口に集めるため、Pupitre(ピュピトル)という穴の開いた板にボトルを刺し、毎日ボトルを回転させる作業です。

 

③のDegorgement(デゴルジュマン)は滓抜きの意味です。

Remuageで瓶口に集まった滓を取り除くため、瓶口をマイナス27度の液に漬けます。その後抜栓すると、瓶内のガス圧によって凍った滓が飛び出す仕組みです。

 

ちなみにスパークリングワインの残糖量3g未満の表記でDosage Zero(ドサージュ・ゼロ)という表記がありましたね。

ある分野で学習したことが別の分野で活きてくることで学習がより楽しく、スピーディになっていきます。

今後この感覚は増えてくると思いますので、楽しみながら学習を進めましょう!


 

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