【最終更新日】2024年7月14日
こんにちは!今回は岩手県のブドウ品種について学習しましょう!
練習問題 岩手県の白ブドウ品種
Q:次のうち、岩手県における生産量が最も多い白ブドウを選んでください。
①キャンベル・アーリー
②リースリング・リオン
③ナイアガラ
④ミュラー・トゥルガウ
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は②のリースリング・リオンです!
①のキャンベル・アーリーは黒ブドウです。岩手県で白・黒ブドウ合わせて最大の生産量となっています。
③のナイアガラは岩手県で2位、④のミュラー・トゥルガウは岩手県で4位の白ブドウ品種です。
今回正解となったリースリング・リオンは岩手県以外ではあまり聞かないような品種ですが、岩手県や栃木県などで栽培されている品種です。
そのほとんどが岩手県で栽培されており、岩手県で最も重要な白ブドウ品種と言えます。
甲州三尺とリースリングを掛け合わせて開発されました。
サントリーが開発し、1975年に登録された品種で、リースリングよりも早生です。
柑橘系ですっきりとしたワインができます。
かつて沖縄サミットの乾杯にこのリースリング・リオンのスパークリングワインが使われたこともあります。
また岩手県の特徴的なブドウ品種としてヤマブドウがあります。
生産数量は41tで、岩手県の黒ブドウ生産量5位(県全体の6.6%)の品種です。
ヤマブドウの生産量としては日本全体の22%を占めます。
学名はヴィティス・コワニティといいます。
特徴としては、粒が小さく、色濃く極めて酸が高いです。
近年はその他欧・中東系品種のケルナーやアルバリーニョに挑戦するワイナリーが登場するなど、まだまだ新しい動きもあります。
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