【最終更新日】2024年7月14日
こんにちは!今回は中国・四国地方について学習しましょう!
練習問題 中国・四国地方
Q:次のうち、テラロッサという石灰岩が風化した赤土が見られる県を選んでください。
①鳥取県
②島根県
③岡山県
④広島県
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は③の岡山県です!
テラロッサは問題文にもあった通り石灰岩が風化した赤土で日本では非常に珍しい土壌です。
海外ではオーストラリアのクナワラにあるテラロッサが有名です。
クナワラではカベルネ・ソーヴィニヨンが有名ですが、岡山県ではヤマブドウ、マスカット・オブ・アレキサンドリアなど多様な品種が栽培されています。
また岡山県には10軒のワイナリーがあり、これは中国・四国地方では最多です。
ワインの年間生産量も454キロリットルあります。これは大手ワインメーカーのワイナリーがあるからです。
2016年には内陸部の新見市哲多に100%自社畑産のブドウのみでワインを造る「ドメーヌ型」のワイナリーも設立されたり、2017年にはフランスのローヌ地方でワイン造りをしていた生産者が帰国してワイナリーを設立したりといった動きもあります。
鳥取県と島根県には5軒、広島県には7軒のワイナリーがあります。
正直鳥取県と広島県は特筆すべき点は教本には書いていませんが、島根県は甲州の生産量が多いことを押さえておきましょう。
山梨県には遠く及ばないですが山梨に次ぐ90トンも甲州によるワインが生産されてます。
また、雲南市には乳業会社が母体となりワイナリーによって小公子によるワイン造りが全国的に有名です。
小公子は日本葡萄愛好会の澤登晴雄氏によって開発された品種で、ヤマブドウのような極めて小さい粒で野趣ある香りと豊かな酸が特徴的です。
日本のワイン造りというと山梨や長野などがイメージしやすいですが、実は西日本でも活発なワイン造りがなされています。
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